【心の問題】うつ病→休職→退職→転職

2009年02月24日
久しぶりの心の問題シリーズです。


うつ病になると、人生における転機が色々とやってくるかと思いますが、
タイトルのとおり、

うつ病→休職→退職→転職

というのは、わりとよくあるケースではないかと思います。
このケースの「→転職」の部分についてです。


転職の面接の際には「うつ病で休職・退職した」ということは、
決して言ってはいけません

別に、うつ病であったことを恥と思え、とか、
一生隠して暮らせ、とか言っているわけではありません。

うつ病であった人が、転職を機にきっぱり調子がよくなり、
何事もなかったように働いているケースを、私も何件も見ています。
うつ病というのは、かなり環境に左右される病気ですからね。


転職して、職場に信頼できる同僚ができたら、
そのことを打ち明けるのもいいでしょう。
笑って話せると最高だと思います。


でも、面接の時には決して言ってはいけません


私の感覚値では、大体30人集めると、
その中に1人は「うつッ気」のある人が出現します。

そして、なんというんでしょう・・
うつな気分というのは、周囲をものすごく巻き込むのです。

モチロン、感染するとかそういうレベルの話ではなく、
伝播しやすいというか、影響を与えやすいのです。


人事の集まりなんかで、こういう話になると、
大抵の人が同意見でした。


応募者がうつ病経験者であることを知った
人事の人が、どう判断するかというと、
「排除するにこしたことはない。」
コレです。他にはありません。


だから、仮に面接で転職の理由や無職の期間が長かったことについて
執拗に尋ねられたとしても、そのことは決して言わないほうがいいです。


信頼できる相手以外には言わないほうがいいことは、
人事の人には言わないほうがいいということです。

(つまり、人事の人を信用するな、ということ。)






Comment
No title
やはりそうですよね。
面接は人生相談じゃないですもんね。
Re: No title
>ドラゴンさん

コメントありがとうございます。
そうなんですよねえ。なんというか、何でも言えばいいってもんじゃないので、そのさじ加減が難しいところなんですよねえ。
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Re: No title
>(非公開コメント)教えてください、さん

コメントありがとうございます。

そうですねー、源泉徴収票を出した時にもバレる可能性はありますね。
ですが、確か年末調整のために前年度の源泉徴収を提出する必要があるのは、年末の今の時期のはずなので、年をまたいで、1月あたりから転職すると、まあ多少バレにくいかもしれません。どれくらい休職されているのかにもよると思いますが。
(これは、なんとなくの感覚なので、ちゃんと調べて頂いたほうがいいと思います。)

もし内定が決まったら、わざわざその段階から「前の会社は休職していまして」と言う必要はないと思いますが、転職が決まって、そのタイミングで前職での源泉徴収票を提出する必要があれば、「体調を崩していて、しばらく休んでいたので、ちょっと給料差し引かれてますけど・・」というのは伝えてもいいかもしれません。


調査会社を使ったり、前職に確認を入れない限り、実際に休職していた理由を確認することは不可能ですが、そこまでする企業は少ないので、ご自身が「言った方がいい」と判断すれば言った方がいいと思いますが、そうでなければ、隠し通すこと自体は不可能ではないかな、と思います。

ま、言えたほうが、心は楽になりますけどね。
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Re: 総務には、どこまでばれるか?
>(非公開コメント)再就職活動中さん

うーん、なるほど。
私は、給与・労務系の実務に携わっていたわけではないのであまり詳しくはないのですが、確か年末調整のときに障害者控除を申請するかどうか、という欄があったような気がします。あそこで申請をしたら、会社の知るところとなるのは確実だと思われます。

あまり確実なことがお応えできなくて申し訳ないのですが、適当なことをお応えしてもよくないと思うので、ここはひとつ、役所あたりに行って専門の方に相談されたほうがいいかと思います。

手帳を持っている方なら誰しも感じるとまどいだと思いますので、おそらく的確な答えを教えてもらえるんじゃないかと思います。

お役に立てなくてすみません・・。

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