【キャリア】ネガティブじゃない退職理由があるだろうか(2/2)

2009年01月29日
昨日の続き。

退職理由or転職しようとしている理由がネガティブであること自体は
マイナスではありません。


では、何がマイナスなのかというと、
ネガティブなことをネガティブなままにしている
ということがマイナスなのです。


例えると、こんな感じです。 

応募者 : もっとスキルアップしたいんですけど、
       今の会社では、人数も少ないし、仕事が固定されているので
       それが無理なんです。

面接官 : もっとスキルアップしたい、ということに対して、
       会社側に相談するなど、意思表示しましたか? 

応募者 : いえ…。特には…。

面接官 : 意思表示もしていないのに、なぜ無理だと判断しているのですか?

応募者 : いや、そういうケースもみたことないし、
       無理なんじゃないかなと・・・。



はい、NGです。

スキルアップしたいんなら、今の会社で上司にちゃんとそう言えよと。
言った上で、若いからダメ、とか、女性だからダメ、とか不当な理由で
その希望を断たれているんだったら納得できますけどね。


誰にも何にも主張してないのに、無理だと判断しているってことは、
ただの独りよがりじゃん。
裏で陰口たたいている小学生と変わらないじゃん。
あ、もしくは今の話が、単にウソなだけ?


だから、ネガティブな理由(忙しすぎるとか、スキルアップできないとか)、
そういう理由は色々あると思いますが、
その状況の理由を確認して、
不満の解決の道を探った上で、
「ああ、やっぱりダメだな」と思って、転職を決意する、というのが美しいです。


昨日も書いたように、
面接官にとって納得のいかない理由で転職を決意する人は、
採用されません。


誰が聞いても「あー、そりゃ転職を決心して、正解だね
と言われるようなストーリー(?)が大事です。

ま、それが難しいんですけどね。


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