【キャリア】派遣から正社員になるための面接
2011年03月28日
今日は、コメント欄で、「派遣から正社員になるときの面接での心構えは?」と質問頂いた内容についてです。
記事にするまで、結構間が開いてしまったので、コメント下さった方は既に面接終わっていると思いますが・・。
派遣にしろアルバイトにしろ嘱託社員にしろ契約社員にしろ業務委託にしろ、
直接雇用ではなかった/有期雇用だった 人を、正社員にする場合には、人事担当者はものすごく気を使います。
ひとつには、基本的にこういう場合は現場責任者の推薦あってのことなので、「なかなかNGとは言いづらい」ことが理由にあります。
「この人、すごく優秀なんです」
「いえ、全然?」
言えません。なかなか言えません。
特に私はひよっこ採用担当者だったので、相当言えませんでした。
そして、ふたつめに、その採用担当者がひよっこではないにしても気をつけることは、
将来性・汎用性の有無
という点です。
正社員にする、ということは企業にとってものすごくリスキーなことです。
正社員になってもらうと、
もし、その人が今やっている仕事がなくなったとしても、
もし、その人が今一緒にやっている上司が会社から去ったとしても、
もし、その人が病気を患って休みがちになったとしても、
働き続けてもらえるようにしなければならないからです。
なので、正社員以外の雇用形態で長年働いている人を「正社員に」という声があがり、いざ面接するとなったら、人事担当者が気にしているのは、基本的にただ1点です。
この人、うちでずっと雇用し続けられるだろうか。
という点です。
日本の企業では、「クビにする」というのは非常に難易度が高いです。
というか、まっとうな方法ではほとんど無理に近しいです。
というわけで、そんなアレコレを心配している人事担当者を安心させるには、
・自分は今の仕事のこんなところがおもしろいと思っている。
(業務内容に興味があるんですよ)
・もうちょっとこういうことができたらいいな、と思ってこんな努力をしている。
(向上心もあるんですよ)
・この会社のこういうところが好きなんです。
(いざとなったら、違う仕事にだってチャレンジしちゃうよ)
みたいなことを伝えるといいかと思います。
そうすると安心して、「問題ないんじゃないすかね」ということになり、話がスムーズに進むと思われます。
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特に面接がすごく良かったとコメントをいただきました。
想定質問3つとも聞かれました。
色々考えていたのに、どの質問も最後が
「楽しいんです!」
になってしまい、なんだか締まらない印象になってしまったので、
最後に「何か質問はありますか?」と聞かれ、
「面接していただいている○○・△△・□□さんは、今の仕事において、
どんな課題をお持ちなのか聞かせていただけませんか?」と聞いてしまいました。
3人ともキョトンとしましたが、とても丁寧に答えてくださいました。
よい結果だったのでよかったですが、いい質問ではないですね。
本当にこちらに出会えてよかったです。
顔も見たことない私に、丁寧にアドバイスしてくださいまして
ありがとうございます。
感謝してます。
コメントありがとうございます。
おおー!それはおめでとうございます。
いやあ、まあきのこさんの実力だと思いますよ。
これからも頑張ってください。