【新卒】暇な仕事より忙しい仕事のほうがいいと思うこと

2010年03月24日
街を歩けば、就職活動中の学生さんが非常に多いことに驚く今日この頃ですが、
電車で隣にいた女子学生がこんなこと言っていました。


「あの会社、超忙しいらしいよ」


ふむふむなるほど…。



新卒採用を担当していた頃、よく質問でこんなこと聞かれました。


「残業多いですか?」



ふむふむなるほど…。



まあ、激務は誰だって嫌ですからね。私も嫌です。

でもですね、ちょっとだけアドバイスさせて頂きますと、と
電車の中でそっと心の中でつぶやいたのですが、


暇な仕事ほどツラいものはない


ということです。


今日は何しようかな…、
何して仕事してるフリしようかな…、
と考えながら出勤することほど、ツラいものはありません。


残念ながら私自身は、そういう環境になったことはないのですが、
人事担当者をやっていた頃は、
他部署でもめ事があると狩り出されていたので、
よくそういう相談を受けていました。


アシスタント職をやっている派遣スタッフさんなんかに、
「○○さんから仕事を振られないと、やることがないんです。」
「部署の他の人たちは忙しそうなのに、私は仕事がないんです。」
と訴えられていました。
「もう辞めようと思うんです。」というコメント付きで。



そういう相談があると、「ま、まあちょっと待ってください」と言って、
焦って部署の責任者に話をしに行っていました。
なぜなら、人が辞めて新たに採用するとなると、私の仕事が増えるからです。



でも、優秀な方ほど、
暇である = 自分は求められていない = 求められる他の仕事を探そう
という決断をするまでのスピードが早かったです。




まあ、要するに「暇」ってことは、
人によってはそれが原因で会社を辞めたくなるくらい苦痛なことなので、
だからこそ、
「うちの会社はちょっと忙しいですよ。」
くらいの会社を選んだほうがいいと思うんですよね。


ま、人によりますが。



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