【新卒・キャリア】変わった面接:富士山で面接
2009年12月31日
今年も大晦日がやってまいりました。
昨年同様に、大掃除もしないし年賀状も書かない年末ですが、
今年はあえて大晦日であることは無視して普通に記事をUPしてみたいと思います。
変わった面接を行う企業は数多くありますが、
今まで聞いたものの中で、ありそうでないものNO.1はこれですね。
富士山で面接
通販のイマージュ・ネットが、新卒面接でやっていたものです。
残念ながら、2010年の新卒採用は見合わせているようですが・・・。
しかも、最終面接ではなくて、1次面接が富士山で行われているというですね、
なんたる強気具合なのでしょうか。
聞いたときにはビックリしました。
検索してみたら、当時のニュース記事がまだ残っていました。
↓↓
【ファンキー通信】日本一ハードルが高い面接
この記事で注目すべきは、2000名の応募者に「富士山面接」を通知して、
結局登山に臨んだのは、21名だったとの点です。
新卒さんにとってみれば、大事な就職活動時期に、
そんな富士山に登ってるような余裕はないわい!というわけです。
わかります。
ただし、この富士山登山面接も、今年やると、
またずいぶん違うだろうなあ、と思います。
2005年というと、そこそこ景気もよかった時期ですから、
「はあ?富士山登山?こんな時期にそんなことやってられっかよ!」とか
「通販の会社に入社することと、富士山に登ることと何の関連性があるわけ?」とか
ブツブツ文句を言ってみたりしたんじゃないかと思いますが、
まさに去年から今年にかけて就職活動中の新卒さんたちであれば、
何の不平不満も言わずに、富士山登山くらい出かけるのではないかと思われます。
つまり、富士山登山という、一種突飛なこの手法は、
「就職して働くということは、理不尽さへの挑戦である」とか
「就職において重要なのは、結局のところ熱意と努力である」とか
「うちの会社に就職したいのであれば、他社の面接を蹴るくらいの熱意が必要」とか
そういうことを、暗に示しているのであろうと思いますが、
真に、今就職できるかどうかに自分の人生がかかっている人たちに対しては、
なんだか薄っぺらな内容に過ぎないように思うのです。
とはいえ、この面接手法を攻撃したいわけでは全くなくてですね、
むしろ平和(?)の象徴のような気がするから不思議です。
来年は様々な企業がこういう突飛な面接を実施できるくらいに
景気が回復するといいのですが。
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新年あけましておめでとうございます。
今年も昨年同様に質問してまいりますので、よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
やっとりますかあ
昨年はありがとうさんでした
今年もよろしくお願いします
ペコリ
コメントありがとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願い致します。