【新卒】大学でまじめに勉強することは、就職への近道なのか
2009年10月14日
先日、なんかのニュース特番で見ました。
「就職率100%の専門学校!東京モード学園!」
ほほう、と思ったわけです。
(あ、ちなみに別にまわしものではありません。)
有名な専門学校ではありますが、就職率100%なのかと。
まあ、「100%」の意味合いは、
「就職を希望する学生のうち、就職した人の割合が100%」
ということなので、実際学生の何割が就職したのかはわからないんですけどね。
番組の中で、校長さん(創業者)の方が、色々と興味深いことを言っていました。
「”就社”ではなく、就職だ。」とか。
そして、専門学校としては破格の学費の高さらしいですよ。
ふむふむなるほどね、と思いました。
たぶん、就職率で比較すると、大学と比べるとダントツに高いでしょうが、
就職した人たちの平均年収は、それほど高くないところが問題でしょうね。
ファッション系やWeb系の専門職で破格の給料を取れるのは、
本当に限られた一部だけなので。
まあでも、就職したい、というだけでなくて、
自分の好きな事を仕事にしたい、という人たちは、
そういう仕事に就けただけで、なんらかの報酬をもらっているようなものなので、
そういう系の職種は人件費を低く抑えるのが一般的なやりかただから、
しょうがないと言えばしょうがないですけど。
それを見ながら思っていた事を、
ちょどうまく言い当ててくれるコメントを頂いたりしました。
大学でまじめに勉強することは、就職への近道なのか?
現状では、答えはもちろんNOです。
理系の専門的、かつ企業からの要望の高い専門知識を育成できる
分野でない限り、ですが。
文系卒は、本当に厳しいと思います。
ひとつには、企業が「大学卒」の人ばかりを求めることにも
理由があると思います。
それも、さしたる理由なくね。
そうなると、とりあえず大学行っておくか、となるわけです。
私も、「大学卒」の肩書きが欲しくて大学行ったクチです。
そして、ほとんど大学には行かずにバイトばっかりしてました。
本当に「大学卒」の人を採用したいのであれば、
もっとやり方はあると思うんですよね。
成績証明書を一次面接で提出してもらうとか。
もしくは、
大学の学費を無料化してしまうか、
大学の学費を超高額にしてしまうとか。
今日はちょっと散漫な内容でしたが、
次回以降につながるネタ的な記事ということで。
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