【面接官の心得】優秀な上に性格のいい人材をベンチャーが採用するのは難しいと思うこと

2009年10月09日
なんだか釣りっぽいタイトルになってしまいました。

一応最初に断っておくと、
これは別にベンチャーをバカにした意見なわけでは全くなく、
まあむしろ私自身もベンチャー的な会社で働いているので
その自戒もこめて、の内容です。


今日の記事の内容の発想元はこちら↓↓
基本的に、中小企業やベンチャー企業には微妙な人材しか集まらないんだけどね


基本的にとても辛口だけど考えさせられ、
そして時々その真摯な姿勢に感動させられる、
超有名ブログの切込隊長BLOG(ブログ)です。


この話題を読んだときに、ふと思い出したのですが、
昔、こんな話を聞いたことがありました。


人材は4つにわかれる。

A、頭がよくて性格のいい人
B、頭はそんなによくないけど、性格のいい人
C、頭がよくて性格の悪い人
D、頭がそんなによくないし、性格の悪い人



まあDは論外とします。

Aのような人材は、一流企業に就職する。
非一流の企業は、Bの人材を採用するか、Cの人材を採用するかで、
その企業の個性が決まっていく、と。



非一流=ベンチャーだとすると、
まったくもってそうだな、と思うわけです。

やってる仕事の内容が三流だ、という意味ではなく、
世間的な評価が「一流ではない」という意味です。


頭もいいし性格もいい人なんて、どこからもひっぱりだこですから、
本人がよほど強くそういう志向を持っていない限りは、
なかなかベンチャー企業にはお鉢が回ってこないわけです。


だから、「いい人材が採用できない」なんていうのは
ベンチャー企業にとっては当たり前のことであって、
BかCの人材を、どういう風に仕立て上げていけるか、
ということこそ、重要なわけです。



「いい人が応募してこねーな」とボヤく前に、
自分の企業は、「いい人」が応募してきてくれるような企業なのか?
と振り返ってみようぜ、という話でした。


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