【新卒・キャリア】「ジョハリの窓」の話

2009年08月02日
「第一印象」とか
「自分の相手に対する理解」とか
「相手の自分に対する認識」とかについて、

最近考えたことがあり、
その話をちょっとまとめて書きたいと思っているのですが、
今日はその話の前フリです。


ジョハリの窓という言葉をご存知でしょうか?

心理学用語です。(たぶん)

ジョハリの窓とは、自分をどのように公開し、隠蔽するか、
コミュニケーションにおける自己の公開と
コミュニケーションの円滑な勧め方を考えるために提案されたモデル。
(Wikipediaより)



要約すると、こんな感じです。

・自分には、4つの「自分」がある。

1:自分も他人も知っている自分
2:自分では気がついていないが、他人からは「こう見られている」自分
3:他人は知らないが、自分だけが知っている自分
4:自分も他人も、まだ誰も知らない自分



正方形の中に格子がはまった窓の4つのパートにそれぞれを例えて、
今、それぞれの窓の大きさはどれくらいなのか?
それぞれがどれくらいの大きさになるのが自分にとって心地いいのか?
なんてことを考えるのです。

図はコチラ


怪しげな心理系セミナーとかで、結構使われる理論です。
みなさん、ひっかからないように。


コレ自体は、「へー」という話なのですが、
最近、これにはひとつ重要な要素として、「時間軸」という
考えが抜けているなあ、と思うんです。


いわゆる第一印象と、その後の印象の変化、というやつです。

人には第一印象から、だいたい第三印象くらいまでがあるとしたときに、
面接で理解できるのは、第一印象と第二印象くらいまでだな、
と思っています。

3:他人は知らないが、自分だけが知っている自分
も含めた第三印象までは、まずたどり着けないですしね。


ただ、応募者の立場からしてやっかいなのは
その第一印象と第二印象には、
2:自分では気がついていないが、他人からは「こう見られている」自分
が含まれているということなのです。


それは以前、【新卒】自分のことがわかっていない人
というエントリにも書いたテーマなのですが、

いかにして応募者は面接の中でそのギャップを乗り越えるか?
いかにして面接官はその応募者像を真の姿に近づけるか?
というのが結構、面接の中ではミソになるなあ、と思うのです。


(次回へ続く)

【続き】
【新卒・キャリア】第二印象はとても大事
【新卒・キャリア】自分の第二印象を理解しよう

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