【新卒】留年するだけではたいして何も変わらない
2009年06月10日
昨日の続きです。
大変厳しい言い方をすると、
留年したら内定取れるんですか?
というわけです。
企業の内定が取れるかどうかを決めるのが以下の3つの要素だとします。
A:あなたが入社したいと思う企業には、
B:今のあなたの状況で、
C:かつ今の日本の経済状況では、
入社するのが難しい (→詳細)
留年することで直接的に変わるのは、この3つの要素の中のひとつ、
すなわちCだけです。
しかも、状況が変わるかどうかは不確定です。
要するに、景気がよくなるのを待つ、という姿勢なわけです。
あまり積極的、とは言いがたい姿勢ですよね。
まあ、言ってみれば人任せな姿勢だと言えます。
留年すると、何十万円単位の費用がかかります。
学費だけじゃなくて生活費も入れると、100万円は超えますね。
何十万円単位の費用をかけながらも、そんな受身な姿勢でいいんですか?
それって、費用対効果がいいとは言えなくないですか?というわけです。
(すみません、あくまで厳しく言うと、ですけど。)
内定を取る、というゴールに対して、
変数が3つあるわけですから、最低2つは変化させないと
いけないのではないかと思うんです。
A:あなたが入社したいと思う企業には、
⇒志望先企業のジャンルを変える、または増やす。
B:今のあなたの状況で、
⇒自分自身が変化する or 成長する。
C:かつ今の日本の経済状況では、
⇒留年して、もう1年「新卒」として就職活動できる時間を買う。
留年する、という選択肢は
「お金を出して時間を買う」という選択肢です。
それ自体は、いいことでも悪いことでもなんでもなく、
ただそれだけのことです。
大事なのは、買った時間で何をするのか、ということだと思うのです。
だって、留年をした上で、「もう1年!」とは言えないじゃないですか。
一番楽な選択肢なように見えて、
ある意味、ものすごく自分を追い込む選択肢だと思うのです。
来年、景気が多少よくなったとしても、
あなたがやっていることがそれほど変わらないとすると、
今年と同様に内定が取れなくて苦しんでしまう可能性もあります。
そのためには、
A:⇒志望先企業のジャンルを変える、または増やす。
B:⇒自分自身が変化する or 成長する。
の選択肢も選ばないといけないわけなんですね。
難易度が低いのは、Aかなあ、と思います。
これは今からでも間に合いますよね。
選択肢を広げれば、なんとかなる部分も結構あると思います。
Bができればベストなんですけどね。
でも、やっぱり変化したり成長したりするためには、
何かしらの体験が必要なわけで、その体験のための時間も費用も、
今は就職活動に費やしているんですよね。
そして、留年をして1年間時間を稼いだとしても、
その時間はやっぱり就職活動に費やされるわけなので、
それが自分が変化・成長する期間かというと、ちょっと違うと思うんです。
そうなると、どうも「留年」という選択肢を選ぶのであれば、
A:⇒志望先企業のジャンルを変える、または増やす。
ということを考えに入れたほうがいいような気がします。
そして、やっぱりそれはイヤダ、という方は、
B:⇒自分自身が変化する or 成長する。
という道を選ぶために、フリーターになる、とりあえずどこかに就職してチャンスを狙う
という方法になるんじゃないかと思います。
ここでちょっと大事なのは、
「今の自分」では目指す企業には就職できないとしても、
今のアナタは、最終形体(?)ではなくて、
これからどんどん変わっていくのだということです。
なかなか内定が取れない、という状況において、
一番苦しいのは、「今のままではダメならしいのはわかったけど、
どう変わったらいいのかわからない」ということなのだと思います。
でも、そんなのは誰だってわからないんだと思いますよ。
「これから先どうあるべきか」なんてことで、私もいまだによく悩みます。
だけど、
「どうなったらいいのか」ではなくて、
「どうなりたいのか」ということを目指して
頑張っていくしかないのだと思います。
なんだか内容が散漫になってきたので、明日はまとめ。
【続き】
【新卒】フリーターになるくらいなら留年したほうがいいのか(まとめ)
【関連記事】
【新卒】フリーターになるくらいなら留年したほうがいいのか
【新卒】もうフリーターになるしかないかな、とあきらめそうな時
大変厳しい言い方をすると、
留年したら内定取れるんですか?
というわけです。
企業の内定が取れるかどうかを決めるのが以下の3つの要素だとします。
A:あなたが入社したいと思う企業には、
B:今のあなたの状況で、
C:かつ今の日本の経済状況では、
入社するのが難しい (→詳細)
留年することで直接的に変わるのは、この3つの要素の中のひとつ、
すなわちCだけです。
しかも、状況が変わるかどうかは不確定です。
要するに、景気がよくなるのを待つ、という姿勢なわけです。
あまり積極的、とは言いがたい姿勢ですよね。
まあ、言ってみれば人任せな姿勢だと言えます。
留年すると、何十万円単位の費用がかかります。
学費だけじゃなくて生活費も入れると、100万円は超えますね。
何十万円単位の費用をかけながらも、そんな受身な姿勢でいいんですか?
それって、費用対効果がいいとは言えなくないですか?というわけです。
(すみません、あくまで厳しく言うと、ですけど。)
内定を取る、というゴールに対して、
変数が3つあるわけですから、最低2つは変化させないと
いけないのではないかと思うんです。
A:あなたが入社したいと思う企業には、
⇒志望先企業のジャンルを変える、または増やす。
B:今のあなたの状況で、
⇒自分自身が変化する or 成長する。
C:かつ今の日本の経済状況では、
⇒留年して、もう1年「新卒」として就職活動できる時間を買う。
留年する、という選択肢は
「お金を出して時間を買う」という選択肢です。
それ自体は、いいことでも悪いことでもなんでもなく、
ただそれだけのことです。
大事なのは、買った時間で何をするのか、ということだと思うのです。
だって、留年をした上で、「もう1年!」とは言えないじゃないですか。
一番楽な選択肢なように見えて、
ある意味、ものすごく自分を追い込む選択肢だと思うのです。
来年、景気が多少よくなったとしても、
あなたがやっていることがそれほど変わらないとすると、
今年と同様に内定が取れなくて苦しんでしまう可能性もあります。
そのためには、
A:⇒志望先企業のジャンルを変える、または増やす。
B:⇒自分自身が変化する or 成長する。
の選択肢も選ばないといけないわけなんですね。
難易度が低いのは、Aかなあ、と思います。
これは今からでも間に合いますよね。
選択肢を広げれば、なんとかなる部分も結構あると思います。
Bができればベストなんですけどね。
でも、やっぱり変化したり成長したりするためには、
何かしらの体験が必要なわけで、その体験のための時間も費用も、
今は就職活動に費やしているんですよね。
そして、留年をして1年間時間を稼いだとしても、
その時間はやっぱり就職活動に費やされるわけなので、
それが自分が変化・成長する期間かというと、ちょっと違うと思うんです。
そうなると、どうも「留年」という選択肢を選ぶのであれば、
A:⇒志望先企業のジャンルを変える、または増やす。
ということを考えに入れたほうがいいような気がします。
そして、やっぱりそれはイヤダ、という方は、
B:⇒自分自身が変化する or 成長する。
という道を選ぶために、フリーターになる、とりあえずどこかに就職してチャンスを狙う
という方法になるんじゃないかと思います。
ここでちょっと大事なのは、
「今の自分」では目指す企業には就職できないとしても、
今のアナタは、最終形体(?)ではなくて、
これからどんどん変わっていくのだということです。
なかなか内定が取れない、という状況において、
一番苦しいのは、「今のままではダメならしいのはわかったけど、
どう変わったらいいのかわからない」ということなのだと思います。
でも、そんなのは誰だってわからないんだと思いますよ。
「これから先どうあるべきか」なんてことで、私もいまだによく悩みます。
だけど、
「どうなったらいいのか」ではなくて、
「どうなりたいのか」ということを目指して
頑張っていくしかないのだと思います。
なんだか内容が散漫になってきたので、明日はまとめ。
【続き】
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