【新卒】グループディスカッションのコツ
2009年06月06日
昨日の記事でグループディスカッションの時には、
「このグループ全員が合格することが目標だ」
くらいに思っておくとよい、という内容を書きました。
ただ、それ以外の部分が多少抽象的だったので、
今日は具体的にコツを整理しておきたいと思います。
5つあります。
わかりやすく、例を出してみます。
ディスカッションの議題:「日本人の笑顔を増やすにはどうしたらいいか」
(「ソクラテスの人事」っていう番組で、
こういうディスカッションをしていたのを見かけました。)
その1:真剣に取り組むこと
グループディスカッションは、気恥ずかしいものです。
初めて会う人たちと、何かの議題について話し合う、
しかもバーチャルな話題、となると恥ずかしくて仕方ありません。
(少なくとも、私は恥ずかしかったです。)
そんなシャイな人は結構多く、同じグループになった人の中には、
若干、斜に構えている人もいることでしょう。
ですが、「真剣にやる」というのは結構重要です。
真剣な姿勢が面接官に好評価、ということも確かにありますが、
グループの他のメンバーに対する影響、という部分が重要です。
真剣じゃない人が一人でもいると、チーム全体のテンションが下がりますが、
それは絶対に避けたほうがよいです。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その2:他の人の意見を否定しない
あなたからするとトンチンカンな意見を言う人がいたとしても、
いったん飲み込んでみましょう。
その意見のいいところ、その意見を言っているその人の姿勢でステキなところを、
どこかひとつ見つけてから反論しましょう。
「笑顔になんてさ、所詮筋肉の運動だろ。
そういう運動させる機械を作ればいいんだよ。」
(それ、笑顔って言わなくねーか。強制だろ。・・・)
「あ、でも確かに、笑い祭とかあるよね。強制的に笑うやつ。
笑ってたら、自然と楽しくなるかもしれないからなあ。
その機械を使ってる人たちを並べたイベントとかしたら、
見てるほうも笑顔になるかもしれないね。」
みたいな感じでしょうか。
ポイントは、即否定しないで、一回考えてみることです。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その3:陣取り合戦をしない
しきりたがり虫、というのか、そういうタイプの人がいます。
おそらく、まとめ役をやったほうが有利だ、と思っているのでしょうが、
別にそんなことはありません。
ディスカッションの中において、
その人が「全体に対してプラスな役割を担ったか」
ということが重要なのであって、
しきったかどうかはさほど重要ではありません。
ですから、しきり役を争奪しているようなケースもありますが、
そのことに価値はありません。
しきりたがっている人がいたら、
そっとその人をサポートしてあげればいいと思います。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その4:全然違う観点から発言してみる
どうもディスカッションが硬直してきたら、アホなことを
言ってみるのも、結構重要です。
「笑顔かあ。毎日、最低1人の知らない人にダジャレ言うとかどう?」
みたいな。しょうもないんですけどね。
もしかしたら、ちょっと笑ってくれる人もいるかもしれません。
そしたら、「あ、今笑ったでしょ。これでオレは1人笑わせたよ。」
とすかさず突っ込んでみると。
今まで出ていない、全く違う観点(しかもアホな観点)で発言してみると、
みんなの心が和んで、柔軟な発言が出やすくなります。
いい意見を持ってるけど、遠慮している人って絶対いますからね。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その5:発言していない人に意見を聞いてみる
その4と通じる部分はありますが、中盤から終盤にかけて、
あまり意見を言っていない人が出てくることがあります。
そういう場合は、「どう思います?」とソフトに聞いてみましょう。
言うべきことがなくて黙っているのだとしても、
「その意見に賛成」くらい言ってもらえばいいと思います。
積極的に話さない人を切り捨てていくのは簡単ですが、
実際の仕事では、それぞれの立場がありますから、
誰かを切り捨てるのは、結構危険です。
ちゃんと目を配って、全体の状況を見定めているというのは、
かなり高ポイントだと思います。
そして何より、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
これで全部かな、と思います。
これを全部クリアしていれば、結構イイ線いくと思うんですけどね。
どうでしょう。
そして、終わった後は、その人たちとつるまずに、
クールに一人帰ってみたりすると。
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「このグループ全員が合格することが目標だ」
くらいに思っておくとよい、という内容を書きました。
ただ、それ以外の部分が多少抽象的だったので、
今日は具体的にコツを整理しておきたいと思います。
5つあります。
わかりやすく、例を出してみます。
ディスカッションの議題:「日本人の笑顔を増やすにはどうしたらいいか」
(「ソクラテスの人事」っていう番組で、
こういうディスカッションをしていたのを見かけました。)
その1:真剣に取り組むこと
グループディスカッションは、気恥ずかしいものです。
初めて会う人たちと、何かの議題について話し合う、
しかもバーチャルな話題、となると恥ずかしくて仕方ありません。
(少なくとも、私は恥ずかしかったです。)
そんなシャイな人は結構多く、同じグループになった人の中には、
若干、斜に構えている人もいることでしょう。
ですが、「真剣にやる」というのは結構重要です。
真剣な姿勢が面接官に好評価、ということも確かにありますが、
グループの他のメンバーに対する影響、という部分が重要です。
真剣じゃない人が一人でもいると、チーム全体のテンションが下がりますが、
それは絶対に避けたほうがよいです。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その2:他の人の意見を否定しない
あなたからするとトンチンカンな意見を言う人がいたとしても、
いったん飲み込んでみましょう。
その意見のいいところ、その意見を言っているその人の姿勢でステキなところを、
どこかひとつ見つけてから反論しましょう。
「笑顔になんてさ、所詮筋肉の運動だろ。
そういう運動させる機械を作ればいいんだよ。」
(それ、笑顔って言わなくねーか。強制だろ。・・・)
「あ、でも確かに、笑い祭とかあるよね。強制的に笑うやつ。
笑ってたら、自然と楽しくなるかもしれないからなあ。
その機械を使ってる人たちを並べたイベントとかしたら、
見てるほうも笑顔になるかもしれないね。」
みたいな感じでしょうか。
ポイントは、即否定しないで、一回考えてみることです。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その3:陣取り合戦をしない
しきりたがり虫、というのか、そういうタイプの人がいます。
おそらく、まとめ役をやったほうが有利だ、と思っているのでしょうが、
別にそんなことはありません。
ディスカッションの中において、
その人が「全体に対してプラスな役割を担ったか」
ということが重要なのであって、
しきったかどうかはさほど重要ではありません。
ですから、しきり役を争奪しているようなケースもありますが、
そのことに価値はありません。
しきりたがっている人がいたら、
そっとその人をサポートしてあげればいいと思います。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その4:全然違う観点から発言してみる
どうもディスカッションが硬直してきたら、アホなことを
言ってみるのも、結構重要です。
「笑顔かあ。毎日、最低1人の知らない人にダジャレ言うとかどう?」
みたいな。しょうもないんですけどね。
もしかしたら、ちょっと笑ってくれる人もいるかもしれません。
そしたら、「あ、今笑ったでしょ。これでオレは1人笑わせたよ。」
とすかさず突っ込んでみると。
今まで出ていない、全く違う観点(しかもアホな観点)で発言してみると、
みんなの心が和んで、柔軟な発言が出やすくなります。
いい意見を持ってるけど、遠慮している人って絶対いますからね。
なぜなら、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
その5:発言していない人に意見を聞いてみる
その4と通じる部分はありますが、中盤から終盤にかけて、
あまり意見を言っていない人が出てくることがあります。
そういう場合は、「どう思います?」とソフトに聞いてみましょう。
言うべきことがなくて黙っているのだとしても、
「その意見に賛成」くらい言ってもらえばいいと思います。
積極的に話さない人を切り捨てていくのは簡単ですが、
実際の仕事では、それぞれの立場がありますから、
誰かを切り捨てるのは、結構危険です。
ちゃんと目を配って、全体の状況を見定めているというのは、
かなり高ポイントだと思います。
そして何より、そのグループ全員が合格することが目標ですから。
これで全部かな、と思います。
これを全部クリアしていれば、結構イイ線いくと思うんですけどね。
どうでしょう。
そして、終わった後は、その人たちとつるまずに、
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