【新卒・キャリア】「他者と差をつける○○」は必要なのか(2/2)

2009年06月05日

昨日の続き。

「他の人と差をつけるぜ!」という気合が空回りしてしまうシチュエーション・・
それは、ずばりグループディスカッションです。


そもそも、グループディスカッションは、
何をチェックしているのかご存知でしょうか。

チェックポイントは、その人が
全体の中で、全体に対してプラスな役割を担ったか、ということです。

あたりめーだよ、と思われるかもしれません。
でもですね、よく考えてください。


グループのディスカッションなのです。
グループのディスカッションの質をあげないといけないのです。
グループでディスカッションして、何かをつくらないといけないのです。


すでに働いていらっしゃる方ならわかると思いますが、

自分がどんなにいいことを言っても、
必ずしもそれがチームの状況をよい方向に導くとは限りません。

「考えの足りない意見」「間違っている意見」は、
単に否定すればいいというものでもありません。


チーム全体の納得感が必要なのです。


そしてできれば、その場にいる人誰もが、
「これは自分の意見が参考にされた結論だ。」
と納得できる結論がいいのです。



別に私は、チームワーク万歳!な人間ではありませんので、
そういう観点で、「チーム全体の納得感」云々ということを
言っているわけではありません。

企業において仕事をする場合、
ピンでやれる仕事なんてたかがしれています。
何かしようとしたら、必ず色々な人との関わりが発生します。

だからこそ、
ミーティングの場で、意見が一致しましたよね、
あとは私がうまくやっておきますからね、
みたいな既成事実と雰囲気をつくっておくのは大事です。



まあ、そんなオトナの事情はさておき、

選考試験としてのグループディスカッションを受ける場合には、
このグループ全員が合格することが、目標だ!
くらいの暑苦しい考えでいたほうが、よろしいのです。


ま、結局その選考をパスするのは、
グループの中の1人か2人なんですけどね。

そのことは、
グループディスカッションの間は忘れておいて下さい。


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