【新卒・キャリア】面接でウソをつく必要があるか(2/2)

2009年04月01日
昨日の続き。


面接の場でウソをつくと、こんなことになりかねません。


●全く興味のない仕事なのに、「ものすごく興味があります!」

→やってみて実はおもしろかったらいいけど、本当に興味が持てなくて落ち込んでいく。


●できれば一人でいたいタイプなのに、「チームワーク大好きっす!」

→チームで営業成績をはかられる部署に配属され、人間関係でぼろぼろになっていく。


●お金にはたいして執着ないのに、「稼ぎまくってみたいっす!」

→誰かを蹴落としてでも、だましてでも稼いでくる、という方針の会社で
  肉食動物みたいな人たちと一緒に働いて、ダメ人間の烙印を押される。


大変悲観的な例ですが。


個人的には、
自分の体験・経験を多少誇張して伝えたりするのは
別に問題ないと思いますが、
全く自分と違う人格を装うようなウソは
やめておけ、と思います。



あ、でもちなみに、誇張が問題ない、というのは、面接官の立場からの考えです。

面接の場でウソが露呈しやすいからです。
ウソだってわかりやすいんです。


「ほう、リーダー的立場、とおっしゃいましたが、具体的にはどのように?」
「ほう、キャリアアップしたいから転職、何がきっかけでそのようにお考えに?」


ポイントを掘り下げていけば、まあ大体、誇張表現はそれとわかります。


だから、用意周到に準備できていないんだったら、
こういう誇張的なウソもつかないほうがいいです。

ウソをついたら、働き出してからもそのウソを突き通す
気合覚悟がいります。

そうやって、自分に渇を入れて暗示をかける、というのも
ひとつの手かもしれませんが。
(結果がうまくいけばね。)


だけど、仕事観にしても、過去の経験にしても、

ウソをつかないのが一番楽だし、
ウソをつかないでもらった採用決定の連絡が一番嬉しい、


と思います。


ありのままの自分を伝えて、
ありのままを受け入れてもらえるのが一番いいです。



ちょっとキレイゴトっぽいですけど、本当にそう思います。



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