【新卒】面接官が質問しない

2011年02月27日
面接官が質問しない面接、というのがあります。
経歴を確認したいキャリア面接ではまずないですが、新卒の面接ではたまにあるかな、というところです。

「この場は、こちらから質問していくのではなく、あなたのご質問に答える形式で進めたいと思います。」
みたいなタイプのやつですね。


どれくらい自社に対して興味をもっているか、意欲があるか、

ということを重視した面接のやり方です。

つまり、「お前ら、うちの会社に入りたいんだろ?ちゃんとうちのこと調べてんだろ?だったら、聞きたいことのひとつやふたつ、あるよな?」ということを確認しているわけです。

この方法は、立場的に、会社側>>>応募者 でないと成り立ちません。
一次面接でやっているのなら特に。

大企業なのか、もしくは今は不景気で学生さんが余っている状況なので、企業側は「採用してやる」というスタンスなのかもしれません。


私が新卒採用にも顔を出していた頃は、景気がよくなり始めていて各社間で学生さんが奪い合いで、「なんとかしてウチの会社に興味持ってもらおう。」と面接官側が必死になっていた状況だったので、こういう強気の面接をやったことはありません。



本当に興味のある会社であれば、聞きたいことのひとつやふたつあると思いますので別にいいのですが、「ちょっと面接行ってみるか」という気持ちで行っている場合には、きついですよねえ。


そんなときには、「こいつ事前にちゃんと調べてないな」ということがバレてもしょうがないので、ひたすら仕事内容について聞くしかないと思います。


「○○をやってらっしゃると思うのですが、具体的にどんな風に仕事が分かれているのですか?」
「営業の人は、毎日どんなことをしてらっしゃるのですか?」
とかとか。


以前も記事に書いた事がありますが、ここで福利厚生に関する質問をしたり、早く帰れますか?とか聞いたりするのはやめたほうがいいと思います。

そういう点は、内定もらってから気にするとして、まずはひたすら仕事内容について質問がいいかと。


具体的に、自分がもし入社したらどんなことやるんだろう?ということがイメージできるまで質問しまくればいいと思います。



質問する → 面接官が回答する → 回答してくれたことに対して更に質問する、という流れを目指して、「この質問をすると、どう思われるかな・・」とか気にせずに、こっちが場を仕切るくらいの気持ちで色々と質問するしかありません。


この会社に興味津々なのです
ということを、面接官に伝えられれば、OKなのではないかと思います。


【関連記事】
【新卒・キャリア】面接官はどういう質問を望んでいるか



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【新卒】趣味の欄に「読書」「映画鑑賞」と書いてあったら

2011年02月20日

こちらの記事は新ブログに引っ越し済みです。


【新卒】趣味の欄に「読書」「映画鑑賞」と書いてあったら

【新卒・キャリア】面接前にTwitterやFacebookでチェックする

2011年02月16日
最近、たまに職場で面接に出ています。

この頃、

Facebook や Twitter で事前に応募者のことをチェックする

ようになってきました。


いやなんか、そんな誇らしげに太字にまでして書くほどのことではなく、世間の流行にはかなり遅れている感があるのですが・・・。



Twitterの場合、本名で登録している人は、よっぽどやる気のビジネスマン以外はそれほどいないので、探し当てられる確率は低いのですが、Facebook は、本人を見つけられることがちょくちょくあります。

登録しているだけでなく、その中で積極的に活動していないと特に情報は得られないのですが、参考程度にはなることもあったりします。

「ふーん、こういう感じの人たちと親しくしてるんだな」
「ふーん、こういう趣味があるんだな」
「ふーん、・・・」

ってくらいです。


まあ、今のところ
面接での人柄とFacebookでの人柄が全く違うので猫をかぶっているのだな、という判断でNGとか、
Twitterの発言をみていると、どうもネガティブ発言ばかりしているので、という理由でNGとか、
そういうケースにはあたっておらず、あくまで参考にしている程度ですが、今後は十分ありえるなと。


アメリカでは実名での登録がメインなので、就職活動中の人たちはFacebookやTwitterでの活動は停止するのが普通だそうです。


なんだか選考もハイテク(?)な時代になってきたなあ、としみじみ思います。

ま、なので実名でこういったサービスを利用されていて就職活動中の方は、ちょっと注意されたほうがいいですよ、という話でした。




【関連記事】
【キャリア】採用時の経歴調査は違法なのか
【キャリア】経歴調査は役に立つのか
【キャリア】オープンなリファレンス
【キャリア】オープンなリファレンス(その2)

【新卒・キャリア】面接官の反応がいいからって合格とは限らないこと

2011年02月06日
今日の話題は、【新卒・キャリア】ウソをつく面接官の一部続きです。


まったく笑顔のない高圧的な面接官、というのもいないことはないと思いますが、
通常、面接と言えども相手との会話なわけですから、キャッチボールがあります。

「ほほう、それは大変なお仕事でしたね。」
「なるほど、そうやって仕事を達成されたわけですね。」
「それは、周囲の人からも感謝されたのではありませんか?」

などなど、面接官の相づちにもいくつかパターンがありまして、
できる限り相手のよいところを引き出そうとするのが普通です。

決して、
「それは、あなたがダメだからじゃないの?」
とは言いません。決して。

もしそう思っている場合は、多少怪訝な顔をして、
同じことを何度も質問したりとか、「もう少し教えて頂きたいのですが・・」
と深堀して質問するのが普通です。

まあ、普通じゃない面接の場合、
(圧迫というよりは、「普通」の感覚がない会社の場合ですが)
「それは、アンタがだめだからなんじゃないの?」とか言ったりするかもしれませんけど。


一般向けの商品を販売したりしてる企業の場合、
面接で相手にイヤな思いをさせてしまうと、
自社商品に対してネガティブキャンペーンをやられてしまう可能性があるので、
できる限り、失礼の無いようにするのが普通です。


だから、面接の途中で面接官が、

こりゃダメだわ

と思っていたとしても、言葉にも態度にも表さなかったりします。
あくまでも真摯な態度で。


そんなわけで、面接官の態度が悪くない感じだったからって、
必ずしも面接に通過しているとは限りませんよ
、ということなわけなのです。


面接が終わったあとに、他の応募者の面接結果とともに調整してる可能性もありますからね。


結果通知の電話がくるまでは、安心できませんよ、ということで。
期待していたのに不合格だったりすると、その分落ち込んじゃいますからね。

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