【新卒・キャリア】高圧的な女性面接官

2010年10月20日
今日は、コメント欄で質問頂いた内容です。

高圧的な女性の面接官の場合、
「ひたすら降伏する」
「あえて反発してみる」
どちらがいいのでしょうか?


という内容でした。


ああー、私も覚えがありますよ、高圧的な女性面接官にあったことが。
「なんなんだコイツ」と思いながら面接を受けていたら、
相手もおそらく「なんなんだコイツ」と思ったのか、きっぱり落とされましたよ。



落ちたあとで冷静になってしみじみ考えたのですが、

態度が高圧的な面接官が相手の場合、

勝負をしない

というのが一番賢い方法です。


頭ではわかってたんですけどねえ、若かったんですよねえ。
つい相手の言い方と態度にイラッとしてしまったんですよねえ。



面接をするというのは、受ける方にとってはモチロンだと思いますが、
面接をする側にとっても、かなり緊張することです。

相手に面と向かって対峙して、相手を理解して判断しなければならない、というのは結構ストレスのかかることなのです。


なのですが、どういうわけかここのスイッチが「勝ち負け」という方向に傾いてしまう人がいます。
うーん、なんというのでしょう、「相手のアラを見つけられたら、自分の勝ち」みたいな感じですね。

ちょっとピントの外れた質問を、さも鋭いことを言っている風に質問をしてきて、応募者側が質問の意図を聞き返したりすると、さらに口調が強くなっていく、なんていうのは、わりとありそうなケースです。

自分に自信がないための、一種のストレス反応とでも言いましょうか。




まあ、なのでこういうタイプの人が面接官だった場合には、やっぱり勝負をしないのが一番の方法です。間違ってもイラッとかしない。

「ああ、この人、こういう高飛車な態度に出てるけど、緊張してるからなんだろうなあ。」くらいの余裕を持って、ニコニコしながら回答する、というのが、相手も拍子抜けしてベストな方法です。




ちなみに、さらにもう一段階高度な技(?)ですと、あえて負けてみる、という方法もあったりします。


「いやー、おっしゃる通り、自分は力不足でそこまでできなかったんですけど」、とか言ってみる。でもその後に、「とはいえ、あの状況下では、ベストとは言えないかもしれませんが、選びうる選択肢の中でベターではあったと思っています。(ニコッ)」みたいなことをさらっと言ってみたりとか。


「ひたすら降伏する」というのにちょっと似ていますが、発言では相手に譲りつつも心理的には優位に立つ、という結構高度な技です。(私はこの技は使いこなせないので、例がいまいち分かりづらくてすみません)


まあこういう技は、常日頃からこういうタイプの人を相手にしていないと、なかなか磨けないですし、一歩間違えるとただの嫌味になってしまうので、無難なのは勝負しない、という方法です。



ほどよい加減のバカなフリ(本当にバカっぽいと面接に受かりませんから…)をしながら、聞かれたことに素直に答えて、イラッとしないように心を広く持つ、というスタンスで、少なくとも相手が自分に対して「NG」という判断をするのを避ける、というわけです。


このタイプの人に「OK!」と言わせるのは、相当至難の業ですので、NGの理由を提供しない、ということが肝要です。



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