【新卒】「服装自由」な面接には何を着ていくべきか

2010年09月04日
前回の話題の一部続き。

企業によっては、「面接時の服装自由」というところがあります。

そしてなんなら、「自分らしい格好でいらしてください」みたいな丁寧な添え書きまでついていたりします。

アパレル系企業を受けるような学生さんであれば、そりゃあまあそれなりに服装に対するコダワリがあるので、自己表現の手段としての服装が自由である、というのは喜ばしいことであると思います。




ただし、普通の企業を受けている普通の学生さんの場合、困ることが多いのではないかと思われます。

この場合、「普通の学生さん」というのは、「自分は別におしゃれじゃないし」と思っている人のことです。




かく言う私もそのクチでした。
新卒の就職活動時に、「服装自由」の面接がありました。


「え?ジーンズとTシャツしか持ってませんけど?」


悩みに悩んだ末、その格好で面接に行ったら、会社の会議室で面接が行われていたのもあって、浮きまくっていました。恥ずかしかったです。今思い出しても恥ずかしいです。



というわけで、「服装自由」と言われた面接に何を着ていくべきか、考えてみました。


まず、NGなもの。


  • サンダル
      男性女性に関わらず、つま先を出さないほうがいい。

  • 半パン・半端丈のズボン(男性)
      男の足ほど見苦しい物はない。

  • ダメージ加工のもの
      おしゃれに自信があるなら可。ないなら小汚く見えるだけだからやめておく。

  • 就活スーツ
      服装自由、と言われているのにスーツを着ていくのは避けた方がいい。
      ただし、「自分は面接に着て来れるような服装ないんで。テヘ」と
      嫌味なく&人柄で語れるタイプの男性なら可。

      ただし、人柄や社風によっては
      「コイツ、服装自由と言ってるのにスーツで来るなんて、
      結局”みんなと同じ”がいいんだな」と思われる可能性もあるので、
      なかなか難しい。

      女性は、まずやめたほうがいい。



さて、ではどういう服装がいいかというと、重要なのは清潔感です。


清潔感、なかなか難しいです。



  • 男性の場合


  • 小綺麗なチノパンに襟のあるシャツ、という組み合わせが無難。
    半袖でも構わない。
    ジャケットまで着ると、やりすぎ感がある。

    靴は、革靴を持っていればベストだが、汚れていないスニーカーでもいいと思う。

    持ってないなら、高いお金を出して買わなくても、ユニクロかGAPあたりで揃えればよし。


  • 女性の場合


  • 膝丈くらいのスカートに、ちょっとした襟のあるシャツとか、カットソーとか。
    初めて彼氏の実家に遊びに行く時に着る洋服、的なイメージ。

    パンストは、涼しい時期なら履いてもいいが、
    普通の学生は日常的にパンストを履いたりはしないと思うので、
    暑かったら無理して履かなくてもいいと思う。



    一応念を押しておきますと、上に挙げた内容は、
    あくまで「自分はおしゃれじゃない」と思っている人のための「無難路線」のアドバイスです。

    少なくともこういう格好をしておけば、面接官側が「こいつ勘違いしてるな」とは思いませんよ、というレベルの内容です。


    どんな格好であれ、着こなせていれば問題はありませんので、
    「何を着ていったらいいのか全くわからない」人以外は、あんまり気にしないでください。





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