【新卒・キャリア】面接で「ご趣味は?」と聞かれたら

2010年09月28日
すっかり秋の気配ですね。
というか、いきなり残暑を飛ばして酷暑から秋になったおかげで洋服がおいついてません。


今日は、コメント欄で頂いた件です。

面接で「ご趣味は?」と聞かれたら

どう回答するのがいいか、という話です。


いまどきそんな、お見合い結婚みたいなことを聞く面接があるんだろうか、と思ったりもしますが、あるみたいです。
「休日は何をしていますか?」という質問に関しては、以前記事を書いたことがありましたが、「ご趣味は?」となると、またちょっとテイストが違いますね。より抽象的というか。


面接官にとっては、聞く事がなくなったけど、面接を終わるのにはまだちょっと早いときや、一瞬頭が真っ白になって聞く事を忘れちゃったときの常套質問だったりもします。



ですので、「趣味は?」と聞かれたとき、面接官が何を知りたいか、ということに関しては、それほどすごい裏があるわけではなくて、まあその言葉どおり、「この人、普段は何してるのか?」ということを知りたいだけなわけです。


ざっくばらんにジャンルわけすると、こんな感じかなと思います。


・こだわり型
・わいわい型
・享受型

あ、すみません。ざっくりすぎる気もしますが…。


・こだわり型

何かその人なりのこだわりがあって、個人で積極的に楽しんでいるタイプの趣味。写真とか、手芸とか。まあいわゆるオタク系は全てここに含まれる。鉄道とか車とか漫画とかSFとか。
一人で完結できるものであることがほとんど。



・わいわい型

集団で何かに取り組むもの。スポーツは、ジョギング等の一人でやるものでない限りは基本的にはここに含まれる。例えば野球、であるにしても、野球をすること自体が目的というよりは、仲間たちと集まって野球をする、ということに重点が置かれているような場合。


・享受型

何かの楽しみを受動的な姿勢で享受しているもの。読書とかショッピングとか映画鑑賞とか。その趣味に燃えている、というわけでもなく、すごく楽しみにしている、というわけでもなく、単純に楽しみのためにやっているものが多い。




まあ、大きくこの3つにわけた場合、たいてい一番評価が高いのが「わいわい型」で、職種によっては「こだわり型」かなと思われます。可もなく不可もないが、場合によっては「平凡なやつだな」と思われるのが「享受型」です。


別に読書、という趣味が悪いとは全く思いませんし、むしろ省エネで実にいい趣味だと我ながら思っているのですが、(趣味が読書なもので)面接においては、その内容が漫画であれ小説であれ、「ふーん」と思われる以上のものではありません。




逆に、なんだかイマイチ面接でのPRポイントに欠けるなあ、と思っていて、かつおもしろい趣味の持ち主の方であれば、それとなく話の方向をそちらに持って行く、というのもありだと思います。


まあでも、趣味の話でポイントアップを狙えるとしたら、25歳か、ギリギリ30歳くらいまでかなあ、と思います。



ポイントなのは、その趣味において、「いかにして自分が周囲の世界に対して積極的に働きかけているか」という点につきます。


ま、私は面接でアピールできるような趣味は何ひとつ持っていませんが….





【関連記事】
【新卒・キャリア】「休日は何をしていますか?」
【新卒・キャリア】資格って、正直そんなに重用じゃないと思う事
【新卒・キャリア】面接でウソをつく必要があるか(1/2)
スポンサーサイト



【RC・キヨシロー】明日なき世界

2010年09月15日

今日は久しぶりにキヨシローネタ。

以前書いた記事に貼っていた動画が、多々著作権違反で見れなくなっているので、困ってしまいます。


反戦の歌です。明日なき世界。
カバー曲だそうです。








でもよォー何度でも何度でも
おいらに言ってくれよ
世界が破滅するなんて嘘だろ、嘘だろ




キヨシローがこういった反戦歌を歌ったりタイマーズの活動をしていた頃、
私はその意味がよくわかっていませんでした。



最近、しみじみキヨシローの歌を過去からさかのぼって聞いてみたりしていて、
ふと、キヨシローは「自分が魂を込めてみんなに歌いかけるべき歌は何か」を考えて、それを実行しただけかもしれないなあ、と思ったりしました。



キヨシローの歌にはとてもパワーがあります。
その曲を聞いた人は心を動かされ、なにがしかが心に刻まれます。


そのことを十分に自覚していたからこそ、自分の歌にもっと明確にメッセージをこめよう、と考えたのかもしれないな、と思いました。







まあそんな理由なんてなくても、ただひたすらカッコいいのですけどね。



【関連記事】
【RC・キヨシロー】カテゴリ





【キャリア】ついつい辞めてしまうジョブホッパー

2010年09月14日
ジョブホッパーという言葉がありますが、
今日はその定義についてちょっと考えてみたいと思います。


昔の記事を掘り起こしてみたら、こんなこと書いてました。


------------------

だから、別に理由が説明できる人はいいんです。


そもそも自分の仕事が、一社にずっといることではなく、
転職することによってよりスキルが磨かれていくことや、
その会社に転職した理由が説明できれば、それでいいと思います。


問題は、理由を説明できないジョブホッピングの人です。

・飽きた
・なんかヤダ
・オレにはもっといい仕事があると思った

などなど、
あんまり胸をはれない理由で
転職を繰り返している場合です。


【キャリア】転職歴が多すぎて、採用されない人(1/2)


------------------


ふむふむ、我ながら、なかなかイイこと書いているなあ。

そもそも「自分はこんなに転職回数が多いと、もう仕事が見つからないのではないか。」と思い悩む人は、真の意味でのジョブホッパーではないように思います。


ジョブホッパーの人たちにもっとも典型的な考え方はコレです。

「オレにはもっといい仕事がある」



そこには、現状に対する我慢ならないほどの不満があるわけでもなく、自分の人生の目標達成のためのステップを刻んでいるというのとも少し違います。

あるのは、「漠然とした」未来への希望と現状への不満です。



知り合いに一人、この傾向のある人がいます。
あまりしょっちゅう会う相手ではありませんが、どうも会う度に仕事が変わっています。

「あれ?こないだ、なんかの営業の仕事始めたって言ってなかった?」
「ああ、あれは、もうやめてん。」


そして、仕事が変わる度に、なんとなくその仕事っぽい雰囲気を身につけようとしているからか、どうも毎回印象がコロコロ変わったりします。


「なんでそんなにコロコロ仕事変えんだよ。」と聞いた事があります。
5年くらい前でしょうか。

そのとき彼がポツリと言った言葉が非常に印象的でした。



「うーん、なんか、飽きるんよね。」



どうも不思議な人間です。
結婚してるはずなんですけどねえ。
実は結婚相手も何度か変わってるのかもしれません。



何かに対して大きな不満があるわけでもなく、大きな目標があるわけでもありません。
ただ、なんとなくそこにずっといられないらしいです。

浮き草というか、放浪癖があるというか、冬になる前に度に出てしまうスナフキンのようなものでしょうか。



職場を転々と変えてもそれなりにやっていけるということは、ある意味能力が高いことの現れでもあるのだと思いますが、そのあたりに対するこだわりは特になく、

ただひたすら「ここではないどこかへ行きたい」という衝動にかられるその心持ちが不可解だと思う一方で、なんとなくわかる気もするから不思議です。




【関連記事】
【キャリア】転職歴が多すぎて、採用されない人(1/2)
【キャリア】転職歴が多すぎて、採用されない人(2/2)


【新卒】「服装自由」な面接には何を着ていくべきか

2010年09月04日
前回の話題の一部続き。

企業によっては、「面接時の服装自由」というところがあります。

そしてなんなら、「自分らしい格好でいらしてください」みたいな丁寧な添え書きまでついていたりします。

アパレル系企業を受けるような学生さんであれば、そりゃあまあそれなりに服装に対するコダワリがあるので、自己表現の手段としての服装が自由である、というのは喜ばしいことであると思います。




ただし、普通の企業を受けている普通の学生さんの場合、困ることが多いのではないかと思われます。

この場合、「普通の学生さん」というのは、「自分は別におしゃれじゃないし」と思っている人のことです。




かく言う私もそのクチでした。
新卒の就職活動時に、「服装自由」の面接がありました。


「え?ジーンズとTシャツしか持ってませんけど?」


悩みに悩んだ末、その格好で面接に行ったら、会社の会議室で面接が行われていたのもあって、浮きまくっていました。恥ずかしかったです。今思い出しても恥ずかしいです。



というわけで、「服装自由」と言われた面接に何を着ていくべきか、考えてみました。


まず、NGなもの。


  • サンダル
      男性女性に関わらず、つま先を出さないほうがいい。

  • 半パン・半端丈のズボン(男性)
      男の足ほど見苦しい物はない。

  • ダメージ加工のもの
      おしゃれに自信があるなら可。ないなら小汚く見えるだけだからやめておく。

  • 就活スーツ
      服装自由、と言われているのにスーツを着ていくのは避けた方がいい。
      ただし、「自分は面接に着て来れるような服装ないんで。テヘ」と
      嫌味なく&人柄で語れるタイプの男性なら可。

      ただし、人柄や社風によっては
      「コイツ、服装自由と言ってるのにスーツで来るなんて、
      結局”みんなと同じ”がいいんだな」と思われる可能性もあるので、
      なかなか難しい。

      女性は、まずやめたほうがいい。



さて、ではどういう服装がいいかというと、重要なのは清潔感です。


清潔感、なかなか難しいです。



  • 男性の場合


  • 小綺麗なチノパンに襟のあるシャツ、という組み合わせが無難。
    半袖でも構わない。
    ジャケットまで着ると、やりすぎ感がある。

    靴は、革靴を持っていればベストだが、汚れていないスニーカーでもいいと思う。

    持ってないなら、高いお金を出して買わなくても、ユニクロかGAPあたりで揃えればよし。


  • 女性の場合


  • 膝丈くらいのスカートに、ちょっとした襟のあるシャツとか、カットソーとか。
    初めて彼氏の実家に遊びに行く時に着る洋服、的なイメージ。

    パンストは、涼しい時期なら履いてもいいが、
    普通の学生は日常的にパンストを履いたりはしないと思うので、
    暑かったら無理して履かなくてもいいと思う。



    一応念を押しておきますと、上に挙げた内容は、
    あくまで「自分はおしゃれじゃない」と思っている人のための「無難路線」のアドバイスです。

    少なくともこういう格好をしておけば、面接官側が「こいつ勘違いしてるな」とは思いませんよ、というレベルの内容です。


    どんな格好であれ、着こなせていれば問題はありませんので、
    「何を着ていったらいいのか全くわからない」人以外は、あんまり気にしないでください。





    【関連記事】
    【新卒】独自な進化を遂げた就活スーツ
    【無職】派手すぎるネクタイと時計と、汚れた靴


 | HOME |