【TMGE】ドロップ

2010年07月29日
本当に毎日毎日暑いですねえ。
こう暑いと、何にもやる気がしません。

倦怠ってやつでしょうか。

転職・就職活動している皆さんもそうなんだろうなあ、と思います。
そういつもいつも面接の山場を控えているわけではなし、
なんとなくこう、活動の谷間の時期と言いますか、何にもやる気がしなくなる時期もあると思います。


そんなこんなで、ふと聞きたくなった曲です。






ぶらぶらと
夜になる
ぶらぶらと
夜をゆく

じりじりと
夜になる
じりじりと
夜をゆく

神の手は
にじむピンク

ぶらぶらと
夜になる
ぶらぶらと
夜をゆく

なめつくした
ドロップの気持ち

じりじりと
夜になる
じりじりと
夜をゆく

神の手は
にじむピンク




そうです、なめつくしたドロップの気持ちです。

正確に言うと、「なめつくしたドロップの気持ちー」と人の口から聞きたくなる気分があるわけですね。



こういうミュージシャン(言い方が古いか・・)の人というのは、明示的であれ暗示的であれ、何かメッセージを発することを生業としているのだと思うのですが、こういうふうに言葉にならない感覚を言葉にすることによって「ああ、そう思ってるのは自分だけではないのだな」とか「ああ、わかってくれている」と思わせるものなんだろうと思います。


彼らが、そんなの知らねーよ、と思っているのか、それらの意見を代弁している、と思っているのかは、ミュージシャン(?)アーティスト(?)の知り合いがいないので、よくわからないのですが。



こっちはちょっと若い感じです。





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【新卒・キャリア】派遣会社の営業は転職しづらいこと

2010年07月22日

どうもしっくりこなくて、ブログデザインを元に戻しました。
そのうちまたチャレンジします。

前回の派生系ということで、今回は転職しづらい職種についてです。


まあ、どの程度転職しづらいのか、ということは、実際に体験してみないとなんとも言えないところなので、自分が採用担当をしていた時に、「なかなか難しい・・」と思っていたということと、人事から転職したあとに見て来た職場で、「やっぱりなかなか難しい・・」と思ったことでしかないのですが、まあ前置きはいいとしてとりあえず。



一番難しいのは、なんと言っても、
派遣会社の営業出身 の方ではないかと思っています。



一応念を押しておきますと、派遣会社の営業の方にも優秀な方はたくさんいらっしゃるとは思いますが、「転職」というフィールドから見ると、こう見えてますよ、という話です。

実際、派遣業界の現場ですごく活躍されている方の場合は、転職も容易であろうと思われます。



派遣会社の営業出身者が、イマイチ転職市場でウケがよくない理由は主に3つあります。


1:他業界で汎用性のある専門知識・スキルがない

2:とりあつかってきた商材が「人間」という不確かなものである

3:事務能力が身に付く職種ではない



では、それぞれについて説明してみます。




1:他業界で汎用性のある専門知識・スキルがない


派遣営業というのは、いわゆる一般的な「営業」とは全く異なるものです。
むしろ、「営業」と呼ばないほうがいいんではないかと思うくらいです。

「営業」は、既存であれ新規であれ、クライアントニーズを掘り出して、そこに対して解決策を提示していくことで成り立つ仕事ですが、派遣営業は、どちらかというと「派遣スタッフ」(つまり商品)に対するケア(つまりメンテナンス)が、メインを占める職種です。

専門的な知識が身に付くとすると、派遣法に関する知識がメインですので、汎用性が高くないわけです。



2:とりあつかってきた商材が「人間」という不確かなものである

ここはまあ、1につながる部分ですが、
人は基本的に百人百様、人数がいればそれだけのパターンがあります。
ある程度、同ジャンルに分類することはできるかと思いますが、パターンわけにはあまり意味がなく、自分が相手に対してどれだけの説得力・影響力を持ちえるかが勝負だったりします。


そうなると、いわゆる「商品知識」というものはあまり想定しづらく、「こういうときはこういう対応」というポジションにおける行動様式は学べたとしても、それを他職種で活かすのが難しいです。


あくまで「派遣営業」というポジションで、派遣スタッフとも接しているにすぎないので、ポジションなしで誰かをマネジメントできるほどのスキル・経験が備わっているわけではない、というわけです。




3:事務能力が身に付く職種ではない



実務面においては、これが結構苦しい箇所でして、基本的に派遣営業を経験されてこられた方々は、ExcelもPower PointもWordも、十分には使えないことが多いです。


これらのOffice系ツールに関しては、初級レベル以上のことは業務面で求められることが少ないのではないかと思われます。
当然、資料を作ったりすることがあまり得意ではありません。

Office系ツールは、自分なりの使いこなしができるようになってなんぼ、という世界ですので、実務面では弱いと言わざるを得ません。


まあ、こういうスキル系は、覚えればいいだけの話なので、別に気にしなくてもいいと言えばいいのですが、他職種と比較すると、それらのスキルが高いとは言いがたい、という点がミソです。
それらを使いこなす必要のある職種の場合、「え、そこから教えないとダメなの?」という状況になります。


まあそんなわけで、派遣営業という職種は、将来的な転職を考えるのであれば、あまりおすすめしませんよ、というのが今回書きたかったないようです。


「私は人が好き。だからキャリアコンサルタントを目指します。」というのであれば話しは別なのですが、営業として他社に転職、となると結構厳しいですよ、という内容のご紹介でした。



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【新卒】転職しやすい職種、そうでもない職種
【キャリア】派遣会社・人材紹介から人事に転職

【新卒】転職しやすい職種、そうでもない職種

2010年07月16日
テンプレート変えてみました。
なんかちょっと暗すぎる気もするので、そのうちまた変えるかもしれません。


今日の話題は、コメント欄で質問頂いた内容です。
新卒でホームセンターに就職先が決まったが、「小売業って、転職しづらいんじゃない?」と言われるとのこと。

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初めまして、現在大学四年で就職活動をしている者です。
私は先日、ホームセンターから内定を頂きました。
しかし、周りの友人から「小売や外食からは他業種に転職出来ない」と言われました。
転職をする前提で働く訳でもなく、
友人の言葉を鵜呑みにする訳ではありませんが。

業種や職種によって、それまでとは違う道を進む時に
有利、不利はあるのでしょうか?
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職種によって有利不利がある、というよりは、まあどの職種も転職する際には有利不利がある、と思って頂いたほうがいいと思います。玉虫色の回答でアレなんですが。





仮に、ホームセンターに就職した場合を考えてみると、3年から5年経った頃に転職できる職種の可能性としては、以下のようなものが考えられると思います。


・小売業系スタッフ/責任者

物品を仕入れて流通させて売り場で売る、という基本的な仕組みは、小売業であれば変わりありません。
例えそれが、スーパーであっても、洋服屋であっても、家具屋であっても、です。
「売り場で物を陳列して売る」ということのプロになれば、その道はいくらでも拓けると思います。


ただし、売り場担当者や責任者というのは、商品知識が重要なので、どこかの小売業でそれを経験していれば必ずいける、というものではありません。洋服屋スタッフさんが、いきなり家電量販店スタッフになれるか、ということです。(家電オタクな洋服屋スタッフさんであれば、可能性はグンと高くなりますが)



・流通担当

主に仕入れを担当する部門と物流を担当する部門にわかれているケースが多いですが、まあひっくるめて流通担当、と呼んでみました。商品企画、とか、企業によっては、かっこよくマーチャンダイザーと呼ばれたりします。

まあこのあたり、小売系企業では花形です。


仕入れ価格を調整して、店頭での価格を決め、そこまでにかかるコストをなるべく安くする、という流れの仕事に精通していければ、転職の道は結構開かれると思います。


でも、花形職種なだけあって、企業によっては、こういうポジションにつくためには少なくとも店舗で10年間は経験を・・、ということになると、この職種狙いで転職できるようになるまでには、結構時間がかかります。




・思い切って別職種、営業系


20代半ば頃までは、これも結構いけると思います。
小売業は、相手は個人であるものの、いわゆる営業であることには変わりはないので、経験不足は気合いで乗り切る勢いがあれば、なんとかなるかなと。




こんなところでしょうか。


どんな職種を目指すにしても、小売業は時間の拘束が長かったりして体力的にハードなことがあるので、そう遠くない将来での転職を目指すのであれば、できる限り「自分が転職後にやりたいと思っている仕事」に対して、それと近しい仕事に、にじりよっていく努力が必要です。


「こういう仕事に就くのだ!」意識を強くもって、機会を虎視眈々と狙っていれば、チャンスは十分ある、という感じでしょうか。


まあでも、新卒で就職した会社での仕事が思いのほか楽しくて、「ずっとここでこういう仕事をしていたいなあ。」と思えるような状況が、ベストではありますけどね。



【新卒・キャリア】「就職先が決まらないので、起業してみます」

2010年07月06日
多少、景気が回復しつつある傾向は見えて来ているようですが、
依然として就職難であることには変わりない状態です。

まあやはり新卒中途問わず、就職先を探されている方々にとっては
相変わらず厳しい状態なのはあまり変わりありません。


そんな中でも、そういえばこういうセリフってあんまり聞いたことないなあ、と思いまして。


「就職先が決まらないので、起業してみます」



うーむ、カッコいいですね。
なんだか潔い感じですね。


まあでも、なかなか聞かないですね、こういうセリフ。



起業というものは、「仕事のデキる人」がやることで、
就職先も決まらないような人がやることではない、という、
なんだかそんな認識が、自分にもあるような気がします。


カッコいいな、と言いつつも、
自分に非常に近しい人物が、もしこのセリフを言ったとしたら、
「え、そんな博打を打つ前に、就職先さっさと決めろよ。」
とか言いそうです。ああ、言いそうです。というか、言いますね。



まあでも、よく考えてみたら、よっぽどの大企業でもない限り、
経営者が人間的にすごくできている、ということはあまりなく、(あ、失礼)
どちらかというと、「秀でている部分がある分、足りない部分もありますね。」の
パターンの人のほうが、多いような気もします。


社会人に不適合な人でも、起業に向いている可能性は大いにある、というわけです。



だから、もし身近にこういうカッコいい人がいたら、
止めずに、そっと応援しよう、と思いました。


まあ、これを読んだからなんですけどね。

サラリーマンは起業家より無価値、って誰が決めたんだろう




うーん、でもやっぱり、今年新卒で入社したばかりでくすぶっている新入社員さんが、
「そうか、オレはサラリーマン向きじゃないのか。退職して起業しよう。」
とか言い出したら、「ちょ、ちょっと待て。まずは今の現状を乗り越えてからにしろ。」と止めちゃいますけどね。


まあでも、結局のところ、その試練を乗り越えるために努力するか、
そもそも乗り越えたいかどうか、本人が決めるしかないですからね。


私が起業して成功したことがない以上、
「お前は絶対成功しない」なんてことも言えないわけだな、と思ったわけでした。







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