【新卒】「はじめて働く会社」はどれくらい重要なのか
2010年01月27日
その人にとって、
初めて働く企業はどれくらい大事なのだろうか?
という話です。
カテゴリは「新卒向け」にしましたが、
これは「無職向け」でもあるかなと思います。
2つのパターンの考え方があると思います。
A:初めて働く企業で、その人の社会人人生が決まる。
だからこそ、安易な気持ちで就職先を決めるべきではないし、
納得いくまでじっくり探すべきだ。
B:仕事なんて、始めてみないとわからないものだ。
どんな企業であれ、まずは働いてみるべきだ。
Aの場合、なんなら「変な会社で働くくらいなら」みたいな
冠言葉がつくこともあります。
個人的には、Bの考え方に近いです。
何事もやってみなきゃわかんないしな、と思っているからです。
素晴らしい会社に入社したからといって、
素晴らしい人になれるわけでも、
素晴らしい人生を送れるわけでもないですし。
割と、ご両親(それも父親)が、いわゆる「いい会社」にお勤めで、
それなりの役職についている方なんかだと、
Aの考え方に近くなったりするようです。
「いい会社」に入らなきゃプレッシャー、とでもいいましょうか。
まあでも、何が自分にとって「いい会社」なのかを決められるのは
自分自身でしかないので、
世間一般的な「いい会社」で内定が取れないからって、
何もせずに悶々と悩むくらいなら、
さっさとどこかで働きだしたほうが、スッキリすると思うんですよね。
そんでもって、そこで成長したら、
次のステップに進めばいいわけじゃないですか。
万人受けする考え方ではないかもしれませんが、
そう思っています。
【関連記事】
【新卒】「希望の仕事につけなかったら、どうしますか?」
【新卒】内定が取れている人とそうでない人の違い
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【キャリア】採用担当者にとって、面接は一番重要な仕事ではない
2010年01月25日
採用担当者、すなわち面接官にとって、
面接は一番重要な仕事ではない、
と書いたら、みなさんムカっとこられますでしょうか。
そうですよね、それはきますよね。
わかります、わかります。
でも、実際のところ、そうなんです。
もう一度書いてみます。
採用担当者、すなわち面接官にとって、
面接は一番重要な仕事ではない のです。
まあ、単純に考えてみても、面接を受ける側と面接をする側、
どちらのほうが、よりその面接に対して多くのパワーを割いているかというと、
もちろん面接を受ける側です。
なぜなら、人生かかってますからね。
ごくまれに、ものすごく緊急で人手を欲している企業である場合、
その立場が逆転するケースもありますが。
私が採用担当者をしていた頃のことを思い出してみても、
「面接をする」ということそのものは、最重要な仕事ではありませんでした。
いえ、もちろん面接自体は大事ですよ。
いい応募者の方が来てくれれば、採用がトントン拍子に決まるわけですし、
面接での印象によっては、応募者の方に内定を辞退されてしまう可能性もありますし。
ただ、最悪、自分がやらなくてもいい、と思っていました。
まあ、私は採用担当者なわけなので、基本的には、部署の方が
「OK!この人採用したい!」と言うならば、それでOKなわけなのです。
採用業務というのは、実に色んな実務のある仕事でして、
募集してその人が入社に至るまで、色んな手配をしなくてはいけません。
採用アシスタントの人に色々やって頂いていましたが、
まあ大事なところは、自分でやらないといけないわけです。
給料の交渉をどうするか、とか、
うちの会社ともう1社悩んでる、と言われれば、
何とかして説得しないといけない、とか、
あの部署の採用は、あの人で決めちゃいたいけど、
あそこの課長が「もう1回会いたい」とか言ってるからなんとかしなきゃ、とか、
あー、そもそももっと違う媒体で募集しないと、
狙ってるスキルの人が集まらないんだよな、とか
そんなような、あんなことやこんなことを、
再来月までに、なんとかして誰か採用してくれないと、
部署が全員過労で倒れます、とか言われたりしつつ、
なんとかして採用にこぎつけようと頑張っているわけです。
ですから、採用担当者にとって、面接というのは、
1日の仕事の流れの中でやっていることであって、
そこにかける緊張感が、応募者の方とは、かなり異なるものなんですよ、
ということをお伝えしたかったわけなのです。
気もそぞろな面接官がいたら、
「こっちを見て!私を見て!」とアピールして振り向かせるといいと思うのです。
高飛車な話ですみません。
でも、結構そういうもんだったりするのです。
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【キャリア】面接官がバカだと思ったら
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(3/3)
【新卒・キャリア】どうも職場で浮いてしまう人
2010年01月21日
どうも浮いてしまう人、というのは結構どの職場にもいたりします。
集団になじめない、というのともちょっと違う、
空気が読めない、というのともちょっと違う、
頭は割とよかったりする、
本人なりに、努力もしていたりするけどカラ回っている。
なんでなんだろうな、と思っていたのですが、
最近、ちょっと、「ああ、そういうことか」と思ってきました。
どうもそういう人の傾向として、
(あくまで傾向として、ですけどね。)
「私は誰にも理解されない。わかってもらえない。」
と思っているのではないか、というのがここ最近の私のいったんの結論です。
ここでちょっと訴えておきたいのが、
わかってもらえるわけ、ないじゃないですか。
ということなのです。
もう少し詳しく言うと、
わかってもらおうという努力をせずに、わかってもらえるわけがない上に、
100%理解されるなんてこと、
この地球上において、ありえないんじゃないですか、という感じです。
なんというか、そういう葛藤以前に、コミュニケーションが稚拙な上に、
諦めが早くて、仕事への情熱がさしてあるわけでもなく、
うわべだけでコミュニケーションをしているのがバレバレな感じ、
とでもいいましょうか。抽象的なんですが。
そんなことを、コチラの記事を読みながらふと思いました。
↓↓
コミュ障 孤立しがちな人のパターンとは?
まあ、だからどうというわけではないのですが、
ふと思ったので書いてみました。
【関連記事】
【心の問題】メンタルが弱い人は、肉食系になったらいい
集団になじめない、というのともちょっと違う、
空気が読めない、というのともちょっと違う、
頭は割とよかったりする、
本人なりに、努力もしていたりするけどカラ回っている。
なんでなんだろうな、と思っていたのですが、
最近、ちょっと、「ああ、そういうことか」と思ってきました。
どうもそういう人の傾向として、
(あくまで傾向として、ですけどね。)
「私は誰にも理解されない。わかってもらえない。」
と思っているのではないか、というのがここ最近の私のいったんの結論です。
ここでちょっと訴えておきたいのが、
わかってもらえるわけ、ないじゃないですか。
ということなのです。
もう少し詳しく言うと、
わかってもらおうという努力をせずに、わかってもらえるわけがない上に、
100%理解されるなんてこと、
この地球上において、ありえないんじゃないですか、という感じです。
なんというか、そういう葛藤以前に、コミュニケーションが稚拙な上に、
諦めが早くて、仕事への情熱がさしてあるわけでもなく、
うわべだけでコミュニケーションをしているのがバレバレな感じ、
とでもいいましょうか。抽象的なんですが。
そんなことを、コチラの記事を読みながらふと思いました。
↓↓
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まあ、だからどうというわけではないのですが、
ふと思ったので書いてみました。
【関連記事】
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【障害者雇用】「障がい者の方向け証明写真サービス」
2010年01月18日
今日は小ネタ。
うーむ、なるほどさすがだな、と思うサービスを見つけました。
障がい者の方向け証明写真「ハーモニープリント」サービス開始
これ、障害者の方だけでなくて、
超ど田舎在住の人とか、出歩くのがおっくうなお年寄りとかも
使えると思うんですよ。
新しい事を思いつくかどうか、ということは、
現状に不自由を感じるかどうか
にかかっていると思います。
かのエジソンは、超がつくほどのモノグサだったという説もありますし。
意外と仕事では、なんでも文句を言わずに黙々とこなす人よりも、
「なんでこんな事しなきゃいけないんだろ?」と考える人のほうが、
大きな飛躍を遂げることができたりします。
そういう意味では、障害者の方というのは、
ある意味、「思いつく」アドバンテージを持っているわけなのだな、
としみじみ思うわけなのです。
ちっ、不便だぜ!と思ったときに、
仕方がない、と受け入れるのは結構簡単なのですが、
こういう風にあるべきだ!と貫き通す力って、しんどいけど大事だよなあ、と。
小ネタでした。
【関連記事】
【障害者雇用】いわゆる特例子会社というもの
【新卒】「希望の仕事につけなかったら、どうしますか?」
2010年01月16日
こないだ、若い人にこう聞かれました。
面接で、「希望の仕事につけなかったら、どうしますか?」と聞かれたんだけど、
なんて答えたらいいんでしょうか。
その知り合いは、別に新卒ではないのですが、
最近の新卒面接でよく聞かれている質問らしいです。
「3年頑張ります。
そして、希望の部署から『うちに来てくれ』、と言われるようにします。」
この回答がいいんじゃないかと思っています。
いや、面接での回答内容として、というよりは、
考え方として、これが一番いいんじゃないかと思うんですよね。
だってさー、希望の部署・仕事と言っても、
新卒さんの場合には、そういう仕事をしたことがあるわけじゃないんだから、
自分が本当にその仕事に向いているかどうかなんて、わからないじゃないですか。
中途社員の場合と、専門職の場合には、またちょっと話が違いますけどね。
自分がどうしてもやりたいと思っていることに固執する、というのも
ひとつの方法ではあると思いますが、
どうせなら「あなたにこの仕事をやってほしい」と言われてからやるほうが、
かっこいいじゃないですか。
やりたいことをやって、お金をもらうというラッキーな状況は、
人生においてそんなにゴロゴロ転がっているわけではありません。
だからこそ、そういう状況をつくるべく、
虎視眈々と狙いつつ、いつそういう状況になってもいいように
実力をつけておくのが大事だと思うんですよね。
こういう考え方、サラリーマン的で、
最近の新卒さんにはウケないのは、わかってるんですけどね。
【関連記事】
【新卒】やりたい仕事と違う
【新卒・キャリア】ブラック企業の見分け方(常時役職者募集中)
2010年01月11日
昨日の【新卒・キャリア】ブラック企業とはどういう企業かの続き。
いわゆるブラック企業にも、色々なパターンがあることを
昨日ご紹介しました。
パターンごとに色々な見分け方があるのですが、
今日はその代表的な例を。
人数規模はそれほど問いませんが、
いわゆる役職者・マネージャー・幹部候補生 のようなものを
常に募集している企業、それはブラック企業である確率が結構高いです。
もちろん、人数規模の小さい企業の場合には、
マネージャーになれる素質のある社員、任せられる社員がいない、
という可能性もあります。
ですが、常時募集しているとなると、話はまた別です。
考えてもみてください。
人数が少ないなら少ないなりに、そして多いなら多いなりに、
現在すでにその企業で働いている人がいるわけで、
なぜ、その中から、
「オレ、もっと上のポジションを目指したい!」
という人が出てこないのでしょう?
そこには、それなりの阻害要因があるから、と考えるのが妥当です。
当然、「役職が上になっても、メリットよりもデメリットのほうが大きい」
と考えている人が多ければ、当然、その企業は慢性的なマネージャー不足となります。
デメリットの内容は、
・給料があがらない。
・役員間の面倒に巻き込まれる。
・批判にさらされるばかりで、褒められることがない。
などなど、色々とあるだろうと思います。
まとめてしまえば、その企業は人を育てる能力がない
ことが原因だろうと言えます。
その企業は、というのはすなわち、
その企業で現在働いている偉い人たち(取締役や執行役員など)のことを指していまして、
その人たちが人を育てる能力がないから、と言えるでしょう。
なので、就職活動や転職活動の前には、
しばらく就職情報サイトや人材紹介会社の求人をチェックする期間が必要だと思います。
半年もチェックしていると、
「あ、この企業また応募してやがる。」
ということに気づくようになりますよ。
【関連記事】
【新卒・キャリア】ブラック企業とはどういう企業か


いわゆるブラック企業にも、色々なパターンがあることを
昨日ご紹介しました。
パターンごとに色々な見分け方があるのですが、
今日はその代表的な例を。
人数規模はそれほど問いませんが、
いわゆる役職者・マネージャー・幹部候補生 のようなものを
常に募集している企業、それはブラック企業である確率が結構高いです。
もちろん、人数規模の小さい企業の場合には、
マネージャーになれる素質のある社員、任せられる社員がいない、
という可能性もあります。
ですが、常時募集しているとなると、話はまた別です。
考えてもみてください。
人数が少ないなら少ないなりに、そして多いなら多いなりに、
現在すでにその企業で働いている人がいるわけで、
なぜ、その中から、
「オレ、もっと上のポジションを目指したい!」
という人が出てこないのでしょう?
そこには、それなりの阻害要因があるから、と考えるのが妥当です。
当然、「役職が上になっても、メリットよりもデメリットのほうが大きい」
と考えている人が多ければ、当然、その企業は慢性的なマネージャー不足となります。
デメリットの内容は、
・給料があがらない。
・役員間の面倒に巻き込まれる。
・批判にさらされるばかりで、褒められることがない。
などなど、色々とあるだろうと思います。
まとめてしまえば、その企業は人を育てる能力がない
ことが原因だろうと言えます。
その企業は、というのはすなわち、
その企業で現在働いている偉い人たち(取締役や執行役員など)のことを指していまして、
その人たちが人を育てる能力がないから、と言えるでしょう。
なので、就職活動や転職活動の前には、
しばらく就職情報サイトや人材紹介会社の求人をチェックする期間が必要だと思います。
半年もチェックしていると、
「あ、この企業また応募してやがる。」
ということに気づくようになりますよ。
【関連記事】
【新卒・キャリア】ブラック企業とはどういう企業か

【新卒・キャリア】ブラック企業とはどういう企業か
2010年01月10日
コメント欄で質問を頂いたので、
しばらくこの話題で書いてみたいと思います。
頂いたご質問は
「面接の段階で、ブラック企業を見分けるにはどうしたらいいか?」
というものだったのですが、まずその第一弾として、ブラック企業とは何なのか、について。
人によって、仕事に求めるものが違いますので、
何がいやなのかは、これまた人によって違います。
例えば、私なんかは「早く帰れる仕事」に就いたことがありません。
長時間働くということは、別になんてことはないのです。
仮に、残業代を申請しづらい雰囲気があったとしても、
それはそれでまあいいか、と思ってます。
もちろん、大前提として、生活に困らない程度の給料が必要ですが。
そんなことより、精一杯仕事がしたいです。
人によっては、「残業代がつかないなんて!」と思われるでしょうから、
私にとってのブラック企業と、その人にとってのブラック企業は違うわけです。
▼代表的なブラック企業のタイプ
・社員が「望まない長時間労働」で疲弊している。
・離職率が高く、大量採用・大量退職を繰り返す。
・「クビになる」「クビにする」ことがある。
・世間一般的な常識が通じない人が経営陣にいる。
・社員が経営陣を信頼していない。
・社員間で信頼関係が築けない。
こんな感じですかね。
「クビにする」っていうのは、基本的には労働基準法的にはNGなのです。
日本の法律では、そうそうクビにはできません。
できるのは、「辞めます」と言わせることだけです。
あの手この手を使って「辞めます」と言わせることはできますから。
こういうタイプの企業は、まとめると何なのか、と考えていたのですが、
一言で言うと、こういうことだと思います。
ブラック企業とは、
価値観が一元的で、排他的である企業のことである、
これにつきるのではないかと思います。
要するに、誰かが誰かの都合で決めた価値観で社内が統一されており、
それに対して反対の意見を持っている者・賛同できない者が
あらゆる手を尽くして排除されていく、という企業だと思います。
どんな企業であれ、その企業の特色がありますから、それはそれでいいのです。
困るのは、その特色に対して必ずしも賛同できない人を徹底的に排除していく、
というスタンスの場合です。
社員は会社に対して絶対服従であるべし!というスタンスに対して、
社員と会社は対等である、というスタンスが邪魔になる、
という状況を考えて頂くとわかりやすいかと思います。
会社なんて、人がたくさん集まるところなんですから、
色んな価値観が、何かプラス方向の基準を持って統制されているべきなんですけどね。
「いい仕事がしたいな」とか
「こういうものを提供したいな」とか
「こんな風に働いたらかっこいいよなあ」とか。
その価値観が、強制的に統制されている、そのこと自体がブラック企業なのだと思われます。
次回へ続く。
【続き】
【新卒・キャリア】ブラック企業の見分け方(常時役職者募集中)
【関連記事】
【新卒・キャリア】ワタミとダイソー、どちらの社長のもとで働きたいか
【キャリア】採用時の経歴調査は違法なのか
【キャリア】30代後半以上で未婚の応募者
【心の問題】うつの連鎖反応(ストーリー版)
しばらくこの話題で書いてみたいと思います。
頂いたご質問は
「面接の段階で、ブラック企業を見分けるにはどうしたらいいか?」
というものだったのですが、まずその第一弾として、ブラック企業とは何なのか、について。
人によって、仕事に求めるものが違いますので、
何がいやなのかは、これまた人によって違います。
例えば、私なんかは「早く帰れる仕事」に就いたことがありません。
長時間働くということは、別になんてことはないのです。
仮に、残業代を申請しづらい雰囲気があったとしても、
それはそれでまあいいか、と思ってます。
もちろん、大前提として、生活に困らない程度の給料が必要ですが。
そんなことより、精一杯仕事がしたいです。
人によっては、「残業代がつかないなんて!」と思われるでしょうから、
私にとってのブラック企業と、その人にとってのブラック企業は違うわけです。
▼代表的なブラック企業のタイプ
・社員が「望まない長時間労働」で疲弊している。
・離職率が高く、大量採用・大量退職を繰り返す。
・「クビになる」「クビにする」ことがある。
・世間一般的な常識が通じない人が経営陣にいる。
・社員が経営陣を信頼していない。
・社員間で信頼関係が築けない。
こんな感じですかね。
「クビにする」っていうのは、基本的には労働基準法的にはNGなのです。
日本の法律では、そうそうクビにはできません。
できるのは、「辞めます」と言わせることだけです。
あの手この手を使って「辞めます」と言わせることはできますから。
こういうタイプの企業は、まとめると何なのか、と考えていたのですが、
一言で言うと、こういうことだと思います。
ブラック企業とは、
価値観が一元的で、排他的である企業のことである、
これにつきるのではないかと思います。
要するに、誰かが誰かの都合で決めた価値観で社内が統一されており、
それに対して反対の意見を持っている者・賛同できない者が
あらゆる手を尽くして排除されていく、という企業だと思います。
どんな企業であれ、その企業の特色がありますから、それはそれでいいのです。
困るのは、その特色に対して必ずしも賛同できない人を徹底的に排除していく、
というスタンスの場合です。
社員は会社に対して絶対服従であるべし!というスタンスに対して、
社員と会社は対等である、というスタンスが邪魔になる、
という状況を考えて頂くとわかりやすいかと思います。
会社なんて、人がたくさん集まるところなんですから、
色んな価値観が、何かプラス方向の基準を持って統制されているべきなんですけどね。
「いい仕事がしたいな」とか
「こういうものを提供したいな」とか
「こんな風に働いたらかっこいいよなあ」とか。
その価値観が、強制的に統制されている、そのこと自体がブラック企業なのだと思われます。
次回へ続く。
【続き】
【新卒・キャリア】ブラック企業の見分け方(常時役職者募集中)
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【キャリア】採用時の経歴調査は違法なのか
【キャリア】30代後半以上で未婚の応募者
【心の問題】うつの連鎖反応(ストーリー版)
【新卒・キャリア】景気が回復しなくても、自分が頑張れ
2010年01月06日
連日、不景気ネタですみません。
ええ、お察しの方がいらっしゃるかもしれませんが、
不景気で大変なんですよ、ほんと。
不景気で収益があがらなかったり(これはサラリーマンとして)
不景気で就職先がない人がやけに多かったり(これはブロガーとして)
最近は、ああ、早く景気よくならねえかなあ、と思ってばかりなのですが、
ちょっと頑張ろう、という気持ちになる記事を見かけました。
↓↓
ユニクロの柳井会長「国民にお金あげるのは『愚民政策』だ」
愚民政策なのかどうかはさておきまして、ここのところにグッと来たのです。
景気低迷で、日本には悲観論ばかりがはびこっている。経営者が将来に希望を持たないと、部下は頑張れるはずがない。景気が回復しなくても、自分たちの企業が成長しなければならないという気持ちを持つことが大切だ。
景気が回復しなくても、
自分たちの企業が成長しなければ
ときました。うーん、そのとおりだなあ、と。
企業が、というところを、自分が、と置き換えて読んでもいいと思います。
どんなに景気が悪くても、いいものは買いますし、
どんなに景気が悪くても、優秀な人材は採用されますからね。
なんかこう、景気のせいにばっかりせずに、
頑張らなくっちゃなあ、と
いちサラリーマンとしては思うのでした。
【関連記事】
【新卒・キャリア】人を採用するほどの産業がない
ええ、お察しの方がいらっしゃるかもしれませんが、
不景気で大変なんですよ、ほんと。
不景気で収益があがらなかったり(これはサラリーマンとして)
不景気で就職先がない人がやけに多かったり(これはブロガーとして)
最近は、ああ、早く景気よくならねえかなあ、と思ってばかりなのですが、
ちょっと頑張ろう、という気持ちになる記事を見かけました。
↓↓
ユニクロの柳井会長「国民にお金あげるのは『愚民政策』だ」
愚民政策なのかどうかはさておきまして、ここのところにグッと来たのです。
景気低迷で、日本には悲観論ばかりがはびこっている。経営者が将来に希望を持たないと、部下は頑張れるはずがない。景気が回復しなくても、自分たちの企業が成長しなければならないという気持ちを持つことが大切だ。
景気が回復しなくても、
自分たちの企業が成長しなければ
ときました。うーん、そのとおりだなあ、と。
企業が、というところを、自分が、と置き換えて読んでもいいと思います。
どんなに景気が悪くても、いいものは買いますし、
どんなに景気が悪くても、優秀な人材は採用されますからね。
なんかこう、景気のせいにばっかりせずに、
頑張らなくっちゃなあ、と
いちサラリーマンとしては思うのでした。
【関連記事】
【新卒・キャリア】人を採用するほどの産業がない
【新卒・キャリア】人を採用するほどの産業がない
2010年01月04日
あけましておめでとうございます。
うかうかしているうちに、さっさと仕事が始まってしまいました。
最近テレビニュースをにぎわしている話題と言えば、
公設派遣村なわけです。
まあ「公設」かどうかなんて、知った事か、
というツッコミはさておきまして、
なんかこのニュースを見ていると、
「東京でこの状況なんだから、地方都市は本当にヤバいよな…」
としみじみ思います。
なんと言ってもですね、
地方には産業がない のです。
かく言う私も、超ド田舎で生まれ育ったものですから、
不景気だろうが好景気だろうが、そんな世間の動向とは全く関係ないところで
「ここには働き口が全くない」ということが、どんだけ悲惨か身に沁みてわかっています。
だって、選べないんですよ。
職業選択の自由、と謳われているこの時代に。
生きていくための仕事を全く選べない、というか選択肢が数個しかない。
(リアルに、2、3個しかなかったりするのです)
あの状況が、日本全体に拡大したらどうしよう、と思うわけなのです。
自動車産業が壊滅したら?
大手チェーン店が壊滅したら?
製造業全体が、壊滅したら?
まあ、食べていけなくなりますね。
なんとなく最近、不景気はものすごく苦しい時期ではあるものの、
今までになかった新しい産業を生み出す好タイミングなんだろうなあ、
ということを考えたりします。
人間誰しも、食べていけなくなると困りますから、
それこそ知恵を絞って考えますからね。
なんかないですかねえ、そういう、
軽く1000万人くらいを養っていけるくらいの新しい産業が。
ふとした瞬間に、なんか思いついたりしないかなあ、
と考えてみたりするのですが、
なかなか凡人の頭ではそんなヒラメキには至らないわけです。
うかうかしているうちに、さっさと仕事が始まってしまいました。
最近テレビニュースをにぎわしている話題と言えば、
公設派遣村なわけです。
まあ「公設」かどうかなんて、知った事か、
というツッコミはさておきまして、
なんかこのニュースを見ていると、
「東京でこの状況なんだから、地方都市は本当にヤバいよな…」
としみじみ思います。
なんと言ってもですね、
地方には産業がない のです。
かく言う私も、超ド田舎で生まれ育ったものですから、
不景気だろうが好景気だろうが、そんな世間の動向とは全く関係ないところで
「ここには働き口が全くない」ということが、どんだけ悲惨か身に沁みてわかっています。
だって、選べないんですよ。
職業選択の自由、と謳われているこの時代に。
生きていくための仕事を全く選べない、というか選択肢が数個しかない。
(リアルに、2、3個しかなかったりするのです)
あの状況が、日本全体に拡大したらどうしよう、と思うわけなのです。
自動車産業が壊滅したら?
大手チェーン店が壊滅したら?
製造業全体が、壊滅したら?
まあ、食べていけなくなりますね。
なんとなく最近、不景気はものすごく苦しい時期ではあるものの、
今までになかった新しい産業を生み出す好タイミングなんだろうなあ、
ということを考えたりします。
人間誰しも、食べていけなくなると困りますから、
それこそ知恵を絞って考えますからね。
なんかないですかねえ、そういう、
軽く1000万人くらいを養っていけるくらいの新しい産業が。
ふとした瞬間に、なんか思いついたりしないかなあ、
と考えてみたりするのですが、
なかなか凡人の頭ではそんなヒラメキには至らないわけです。
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