【無職】「刺身の上にタンポポのせる仕事」

2009年12月19日
流行ったのは、かなり昔ではありますが、
いつ読んでも秀逸です。

↓↓

刺身の上にタンポポのせる仕事の採用試験に受かったお!!!!!


就職・転職関連の記事を探していると、毎度毎度、このスレッドを目にします。



工場の、しかもライン系の仕事ってツライんですよねえ。
向かない人は、本当に向かない仕事だと思います。


▼他の仕事と比べて楽な点
・誰とも話さなくてもいい


▼他の仕事と比べてツライ点
・時間の流れがいつもの10倍くらいに感じられる
・自分がラインを止めたときの周囲からの視線
・何を考えたらいいのかわからなくて頭が混乱する
・自分の生きている意味は何だろうかと自問してしまう



むかし、アルバイトでやってたことがあります。
工場ではなくて、荷物の集荷場でしたが。

自分の担当している地区のコードを暗記し、該当ナンバーの荷物が流れて来たら
荷物をハジイてひたすら自分の手元に引き寄せる、という仕事でした。


ビシっ、ビシっ、ビシっ、あ、行っちゃった・・
ビシっ、ビシっ、ビシっ、あ、行っちゃった・・


自分の担当ナンバーの荷物がライン上にあふれてくると、
社員さんがヘルプに来ていました。
そして、私の3倍速くらいの動きで、あらかた片付けていくと。



食品や生産系の工場と比較すると、よっぽど楽だったと思いますが、
頭を空っぽにして無心にラインを見つめ続ける、ということが
なかなかできなくて弱りました。


妄想が広がっていっちゃうんですよね。



3ヶ月くらいは働いたのですが、不思議なことに、
ほとんどそのアルバイトをしている間の記憶がありません。

心が動くようなことが、ほとんど何もなかったからだろうと思います。




社会が分業化されていくと、便利でスピーディーになっていくのは確実なのですが、
分業されすぎた仕事には、喜びとか葛藤とか成長とか、
そういうものがなくなっていくんだなあ、

とタンポポのせる仕事の記事を読みながら、
そんな昔のことを思い出してみました。




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