【キャリア】面接官がバカだと思ったら

2009年12月08日
さすがに新卒さんで、こういうケースは少ないと思いますが、
多少経験を踏んでから転職活動をしていると、ままあるのではないでしょうか。


この面接官、バカなんじゃねーの?


と思うことが。



私自身、転職活動をしているときに、そう思ったこともありますが、
どちらかというと、採用担当者をしていた頃に、
「こいつバカだな。」と思われた回数のほうが、圧倒的に多いです。



バカだと思った回数よりも、思われた回数のほうが、多いわけです。



そんな私のアドバイスはコレです。


面接で、面接官のことをバカだと思っても、
決して顔にも態度にも言葉尻にも出してはいけない。



人間は、相手から自分がどう思われているか、ということに対して、
非常に敏感な生き物です。

ちょっとした仕草、目線、そういうもので、
敏感に相手の気持ちを読み取ります。
(そうでない人がいるのは、さておき。)



「あ、今この人、自分のことをバカだと思ったな。」
という瞬間が、面接官をやっていた当時、面接の中でよくありました。

まあ、本当にバカだったから、それはそれで仕方がないんですけど。
質問もトンチンカンでしたしね。



でも、面白いのは、応募者の方が、
面接官(つまり私)のことを「こいつバカだな。」
と認識してからの態度でした。


ある人は、それまで以上に懇切丁寧に説明をしてくれるようになり、
ある人は、それまで以上にぞんざいな説明になります。




前者のような忍耐強い人も、ときどきはいるのです。
おそらく、仕事で色々なタイプの人に出会ってきたからこそ、
相手に応じて柔軟に説明方法や対応を変えることができるタイプなのだろうと思います。



後者のような人は、わりと大手企業なんかで働いている人に多かったように思います。
つまりは、バカな相手にがまんして話をする必要がない環境で生きてきた人たちです。

しかも、営業でなかったりすると、その傾向が顕著でした。
つまり、おバカに対する対処方法がわからない、と。



そりゃあまあ、
頭がよくてハイレベルな仕事をこなしている人達に囲まれて仕事をしてきており、
かつ、時々バカな営業マンがやってきたとしても、
鼻であしらっていればいいポジションで仕事をしていたとすると、
それも当たり前だと思います。



でもそれ、面接で態度に現してはいけませんよ、と思うわけです。



バカな面接官も、バカなりに、
あなたの態度をチェックしている可能性が高いですから、
「おっ、この面接官、バカだな。」と思ったその瞬間から、
自分の態度に注意してみてください。




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