【面接官の心得】未熟さを認める

2009年11月28日
久しぶりに面接官の心得的な内容です。

もうちょっとだけ、人を認めよう - 父は忘れる -

面接官の心得、でもありますし、上司の心得、ともとれる内容です。


この記事を書いた方は、カーネギーの「人を動かす」を読んで、
色々と考えられたようですが、
私はこの感想の記事を読んで、色々と考えさせられました。



仕事の上でも、面接でも、相手の未熟さを受け入れる
というのは結構難しいことです。

おまけに、相手が自分より年上だったりすると、なお一層難しいです。



基本的に、人が誰かのことを判断しようとするときには、
パーフェクトを求めがちなもので、
これからどのように成長してもらうか、そうするには自分はどうしたらいいか、
ということを忘れがちになります。


そしてさらに、その人がどういう成長曲線を描くかは、
自分にかかっているんだぞ、ということも含めて。




特に、あまり規模の大きくない企業で働いていると、
その人が「今」できることだけに目が向いてしまって、
「これから」どうなっていくか、ということに気を配れなかったりします。

そこは私自身の未熟さだなあ、と。



まあ、自分自身もそうなのですが、
今までの社会人人生の中で、今できることが数年前にもできたかというと
全くそんなことはなく、周囲の人たちの仕事ぶりを見ているうちに、
できるようになったことがたくさんあります。




面接に応募してきてくれた相手や、一緒に働く人たちが、
今はできないことでも、

自分が一緒に働くことで覚えてもらえることだったり、
教えてあげられることだったり、
むしろ教えられることだったり、


そういうことの価値を、もうちょっと信じてみようかなあ、と
思わされた内容でした。



まあ要するに、自分だってパーフェクトなわけじゃないのに、
周囲にパーフェクトを求めてはいかんな、と反省した今日でした。






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