【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(例えてみよう)
2009年07月03日
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(全く同じ仕事はない)
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(最低限これは伝えるべし)
の続き。
アインシュタインが、あるパーティーでご夫人に
「相対性理論って、いったいどういうものなの?」と聞かれて、
「それを説明しても、あなたは誤解しかできないと思いますよ。」
と答えたそうです。
自分の仕事の内容を説明する、
というのも少し雰囲気が似ているかもしれません。
どれだけ説明したとしても、実際にその同じ場所にいて体験した人でないと
わからないことがたくさんありますし、
言葉を尽くして説明しても、誤解されているんじゃないかという不安が
つきまとうものです。
とはいえ、面接ですから、仕事を説明しないことには、
面接官は何の判断もできないわけです。
面接で会った大勢の方の中でも、前職の仕事説明が非常に上手で、
記憶に残っている人がいます。
その方は、全くの異業種からの転職だったのです。
だからこそ、こちらもその人がどんな風に働いていたのかを
知ろうと思って、根掘り葉掘り質問しました。
はっきりとは覚えていないんですけど、
確か前職は、町工場で工場のライン管理の仕事をされていた方でした。
その人は、こういう風に説明をしたのです。
……………………………………………………
おそらくですが、御社で言うところの「プロジェクトの管理」と
少し似た部分があるかもしれません。
納期までに、うまく仕事を納められるように
色んなことを計画したりチェックしたりしていく仕事です。
私の場合は、それが生産のラインでした。
最終的な製品の仕上がりの目標に対して、
それぞれの作業工程で何をするか、作業の順番はどうするのがいいか、
どれくらい時間がかかるか、といったことを考えます。
それと同時に、どのタイミングで、何回、
どのレベルのチェックをするかを事前に決めておきます。
ラインが流れ始めたら、うまくいっているかチェックして、
計画どおりになっていない部分があれば、
その理由を突き止めて改善します。
そして、実際の作業はパートのオバチャンたちがやるわけなのですが、
その人たちに作業の意味や重要性を伝えて、
またライン内で意思疎通がうまくいっていなくて
トラブルが発生したときなんかには、双方の言い分を聞いて解決していくという、
そんな感じの仕事でした。
……………………………………………………
へー、なるほどな、と思いました。
私は工場系の仕事の内容には全くもって疎かったのですが、
「プロジェクトの管理と似ているんですよ」
と、自社の仕事内容に置き換えて説明をしてくれたので、
すばらしくわかりやすかったのです。
オバチャンたちにやる気を出してもらうのは、
結構大変だっただろうなあ、とか。
そしてもちろん、こういう風に説明をしてくれると、
「あ、じゃあ、ウチの会社の○○系の仕事だったら、
内容を覚えれば、やっていけるんじゃないかな。」
みたいなことがイメージがつきやすかったんですね。
異業種への転職の場合は、
「例えて話す」ということが結構効果的だな、と感じるとともに、
誰に対しても、
自分の仕事をわかりやすく説明するっていうことは結構難しくて、
それができるっていうことは、
プレゼン能力が高いってことなんだな、
と思った出来事でした。
仕事内容説明のコツシリーズは、これでいったん終わり。
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と答えたそうです。
自分の仕事の内容を説明する、
というのも少し雰囲気が似ているかもしれません。
どれだけ説明したとしても、実際にその同じ場所にいて体験した人でないと
わからないことがたくさんありますし、
言葉を尽くして説明しても、誤解されているんじゃないかという不安が
つきまとうものです。
とはいえ、面接ですから、仕事を説明しないことには、
面接官は何の判断もできないわけです。
面接で会った大勢の方の中でも、前職の仕事説明が非常に上手で、
記憶に残っている人がいます。
その方は、全くの異業種からの転職だったのです。
だからこそ、こちらもその人がどんな風に働いていたのかを
知ろうと思って、根掘り葉掘り質問しました。
はっきりとは覚えていないんですけど、
確か前職は、町工場で工場のライン管理の仕事をされていた方でした。
その人は、こういう風に説明をしたのです。
……………………………………………………
おそらくですが、御社で言うところの「プロジェクトの管理」と
少し似た部分があるかもしれません。
納期までに、うまく仕事を納められるように
色んなことを計画したりチェックしたりしていく仕事です。
私の場合は、それが生産のラインでした。
最終的な製品の仕上がりの目標に対して、
それぞれの作業工程で何をするか、作業の順番はどうするのがいいか、
どれくらい時間がかかるか、といったことを考えます。
それと同時に、どのタイミングで、何回、
どのレベルのチェックをするかを事前に決めておきます。
ラインが流れ始めたら、うまくいっているかチェックして、
計画どおりになっていない部分があれば、
その理由を突き止めて改善します。
そして、実際の作業はパートのオバチャンたちがやるわけなのですが、
その人たちに作業の意味や重要性を伝えて、
またライン内で意思疎通がうまくいっていなくて
トラブルが発生したときなんかには、双方の言い分を聞いて解決していくという、
そんな感じの仕事でした。
……………………………………………………
へー、なるほどな、と思いました。
私は工場系の仕事の内容には全くもって疎かったのですが、
「プロジェクトの管理と似ているんですよ」
と、自社の仕事内容に置き換えて説明をしてくれたので、
すばらしくわかりやすかったのです。
オバチャンたちにやる気を出してもらうのは、
結構大変だっただろうなあ、とか。
そしてもちろん、こういう風に説明をしてくれると、
「あ、じゃあ、ウチの会社の○○系の仕事だったら、
内容を覚えれば、やっていけるんじゃないかな。」
みたいなことがイメージがつきやすかったんですね。
異業種への転職の場合は、
「例えて話す」ということが結構効果的だな、と感じるとともに、
誰に対しても、
自分の仕事をわかりやすく説明するっていうことは結構難しくて、
それができるっていうことは、
プレゼン能力が高いってことなんだな、
と思った出来事でした。
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