【RC・キヨシロー】スローバラード
2009年07月31日
今日は一息入れて、キヨシロー話です。
「スローバラード」、1981年の映像です。
このときちょうどキヨシローは30歳、
彼の持つ両性具有的な魅力が一番強かった時期だと思います。
※毎度毎度、携帯からご覧の方、スミマセン。
市営グランドの駐車場、というなんでもない日本語のフレーズが
こんなにかっこよく響くなんて、それまで誰が考えたでしょうか。
このフレーズ、その後、色々なところで色々な人に使われています。
誰かのメロディの中に出てくることもありますし、
何かのコラムに出てくることもあります。
もしどこかでこのフレーズを見かけたら、
それは間違いなく、キヨシローフリークのなせる業です。
曲の終わりのフレーズもたまりません。
僕ら夢を見たのさ
とってもよく似た夢を
ここにもまた、彼の歌詞によく出てくる、
どうしようもない、言葉にできない、
悔恨や何かの入り交じった感情の匂いを感じます。
そして、言葉にできない何かも、こうして歌うと伝わるのだな、
ということにしみじみと感じ入ります。
この曲をサンボマスターと一緒に歌っているバージョンも
非常にカッコいいです。
私はこれを見て、サンボマスターも好きになりました。
コチラ。
そして何より、円熟した声のキヨシローによるスローバラードがたまりません。
【関連記事】
【RC・キヨシロー】カテゴリ
「スローバラード」、1981年の映像です。
このときちょうどキヨシローは30歳、
彼の持つ両性具有的な魅力が一番強かった時期だと思います。
※毎度毎度、携帯からご覧の方、スミマセン。
市営グランドの駐車場、というなんでもない日本語のフレーズが
こんなにかっこよく響くなんて、それまで誰が考えたでしょうか。
このフレーズ、その後、色々なところで色々な人に使われています。
誰かのメロディの中に出てくることもありますし、
何かのコラムに出てくることもあります。
もしどこかでこのフレーズを見かけたら、
それは間違いなく、キヨシローフリークのなせる業です。
曲の終わりのフレーズもたまりません。
僕ら夢を見たのさ
とってもよく似た夢を
ここにもまた、彼の歌詞によく出てくる、
どうしようもない、言葉にできない、
悔恨や何かの入り交じった感情の匂いを感じます。
そして、言葉にできない何かも、こうして歌うと伝わるのだな、
ということにしみじみと感じ入ります。
この曲をサンボマスターと一緒に歌っているバージョンも
非常にカッコいいです。
私はこれを見て、サンボマスターも好きになりました。
コチラ。
そして何より、円熟した声のキヨシローによるスローバラードがたまりません。
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【RC・キヨシロー】カテゴリ
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【キャリア】HPでしか求人していない企業を探す
2009年07月30日
【キャリア】応募経路別の採用合格率の部分的に続き。
HPから応募するとメリットがあるよ、とは言うものの、
自分が興味のある会社のHPを片っ端からチェックするというのも限りがある。
手間がかかるし、興味のある企業といっても
そんなにたくさん思いつくものでもないと思うからだ。
そんなときに、便利なサイトがある。
仁王だ。
ソフトバンクヒューマンキャピタルが運営しているサイトで、
各企業に掲載されている求人情報を自動的に拾って来て、
集約して検索・閲覧できるようにしている。
結構前からあるサイトだが、かなり画期的な仕組みだと思う。
求人媒体に掲載するほどではないけれど、
うちの会社に興味を持ってくれているいい人だったら、
いつでも採用したいなあ、という企業は結構ある。
あとは、採用担当者が忙しすぎて手がまわってなくて、
求人広告打って、集まった応募者をさばける暇はないけど、
でも募集はしている企業とかね。
私自身、採用担当をしていたときにも、よくありました。
「ねー、うちの部署の採用、まだなの?」
「わかってますよ!わかってますけど、あっちの部署のほうが緊急!」
みたいなね。
そんなとき、ふいにHP経由で応募が来ると嬉しかったなあ。
味を占めて、ソフトバンクヒューマンキャピタルの営業さんに、
「ねえ、うちの会社を注目ランキングに入れてよ。」
と迫って、露骨に嫌がられたりしていました。
ですから、リクナビNEXTやenジャパンなどなど、
他の求人サイトも見てるけど、なかなかいい求人がない・・、
という方は、一度ご覧になってみるといいと思います。
ただ、サイトも収益があがらないと運営できないので、
要所要所には求人広告記事も掲載されているので、
どの部分が広告で、どの部分がそうでないかを意識して使ったほうがいいです。
あ、ちなみに私は仁王のサイトとは全く利害関係はなく、
まわしものではありませんので、あしからず。
【関連記事】
【キャリア】応募経路別の採用合格率
【キャリア】HPから応募するといいことが
【新卒・キャリア】就職活動は情報合戦であると思う事
HPから応募するとメリットがあるよ、とは言うものの、
自分が興味のある会社のHPを片っ端からチェックするというのも限りがある。
手間がかかるし、興味のある企業といっても
そんなにたくさん思いつくものでもないと思うからだ。
そんなときに、便利なサイトがある。
仁王だ。
ソフトバンクヒューマンキャピタルが運営しているサイトで、
各企業に掲載されている求人情報を自動的に拾って来て、
集約して検索・閲覧できるようにしている。
結構前からあるサイトだが、かなり画期的な仕組みだと思う。
求人媒体に掲載するほどではないけれど、
うちの会社に興味を持ってくれているいい人だったら、
いつでも採用したいなあ、という企業は結構ある。
あとは、採用担当者が忙しすぎて手がまわってなくて、
求人広告打って、集まった応募者をさばける暇はないけど、
でも募集はしている企業とかね。
私自身、採用担当をしていたときにも、よくありました。
「ねー、うちの部署の採用、まだなの?」
「わかってますよ!わかってますけど、あっちの部署のほうが緊急!」
みたいなね。
そんなとき、ふいにHP経由で応募が来ると嬉しかったなあ。
味を占めて、ソフトバンクヒューマンキャピタルの営業さんに、
「ねえ、うちの会社を注目ランキングに入れてよ。」
と迫って、露骨に嫌がられたりしていました。
ですから、リクナビNEXTやenジャパンなどなど、
他の求人サイトも見てるけど、なかなかいい求人がない・・、
という方は、一度ご覧になってみるといいと思います。
ただ、サイトも収益があがらないと運営できないので、
要所要所には求人広告記事も掲載されているので、
どの部分が広告で、どの部分がそうでないかを意識して使ったほうがいいです。
あ、ちなみに私は仁王のサイトとは全く利害関係はなく、
まわしものではありませんので、あしからず。
【関連記事】
【キャリア】応募経路別の採用合格率
【キャリア】HPから応募するといいことが
【新卒・キャリア】就職活動は情報合戦であると思う事
【キャリア】リクナビNEXTとenジャパンの違い
2009年07月29日
こないだの続き。
先日、まじまじとリクナビNEXTとenを見比べてみました。
そんなことをするのは初めてだったのですが、
結構大きな違いが見つかり、自分としてはかなり発見でしたので、
皆様にも、何かお役に立てばと思います。
とある日の、リクナビNEXTのトップ画面。
◆PCサイト
今週の求人特集
「社会人歴10年以上歓迎!の会社」
◆携帯サイト
「求む!社会人経験10年以上の管理職候補」
同じくとある日の、enジャパンのトップ画面
◆PCサイト
新着求人
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)/ステージコーディネーター、ぴあ/社内SE、エースコック/企画営業、日立製作所/プリセールス、シノブフーズ/人事…ほか」
「神奈川県で働く仕事特集、医療・福祉関連業界の仕事特集・・」
◆携帯サイト
「ソニー生命保険、ヒューマンリソシア、サンドラッグ、デイリーヤマザキ・・」
「営業未経験者の初任給は月給28?30万円。
20代で年収500万円を超えることも珍しくありません。」
いかがでしょうか。
違いがお分かりでしょうか。
リクナビNEXTは、
PCサイトと同じ情報を携帯サイトでも提供しているのですが、
enジャパンは、
PCと携帯とで、掲載する特集情報を使い分けているのです。
さらに、詳しく携帯サイトの画面を比較すると、
以下のようなことがわかります。
◆リクナビモバイル画面
・求人募集情報は各項目にわかれており、それぞれクリックして遷移する。
・PCでレジュメ登録をしていないと応募しづらい。
◆enジャパンモバイル画面
・スクロールが必要なものの、一画面で募集企業の情報が完結している。
・PC版と比較して簡略化した応募フォーマットが用意されている。
これらの状況だけ見ると、
enジャパンはPCと携帯をそれぞれのユーザー特性にあわせて
内容・仕様を作り込んでいるのに対し、
リクナビはPCの情報を携帯でも見られる、という状況をつくっているに
すぎないな、ということがわかります。
さらに、enジャパンが携帯サイトでピックアップしている情報を見ると、
就職・転職業界ではやや弱者である、
フリーターの若者や、結婚して仕事をやめたブランクのある女性などを
ターゲットにしていることがわかります。
就職したい人が、必ずしもPCを持っているとは限りませんからね。
かと言って、ネットカフェに毎日入り浸るわけにもいかない、
いつでもどこでも仕事を検索して、気になったら応募できる、
それもPCがないことの不便さを感じさせずに、という点がミソです。
PCユーザーと携帯のみのユーザーの特性を理解して、
それに合致したコンテンツを提供している、という意味では、
これは断然、enジャパンに軍配があがるわけです。
このエントリをUPしようと思って、
昨日リクナビNEXTモバイルの画面をチェックしたら、
こんなメッセージが出ていました。
「携帯版サービス休止について」
今年の9月6日をもって、携帯サービスは終了するようです。
そして、PCも会員限定サービスに移行するとのこと。
ま、あの携帯サイトの状況じゃ仕方ないわな、と思います。
PCとは違う属性の応募者を取り込むことに失敗してますからね。
就職・転職情報業界における、リクルート帝国が、
斜陽の時期にさしかかったことを感じさせる出来事でした。
でも、リクルートさんには、ぜひ頑張って、この不況に負けずに
就職・転職業界を盛り上げて欲しいんだけどなあ。
と、いうわけで、本日はちょっと長くなってしまいましたが、
就職情報サイトは、
それぞれにターゲティングしている応募者が異なるので、
複数チェックするのがベストだけれども、
それが難しいのであれば、
一番自分の属性にマッチしたサイト
を利用するといいですよ、ということが言いたかったわけです。
【関連記事】
【新卒・キャリア】就職活動は情報合戦であると思う事
【キャリア】応募経路別の採用合格率
【キャリア】HPから応募するといいことが
先日、まじまじとリクナビNEXTとenを見比べてみました。
そんなことをするのは初めてだったのですが、
結構大きな違いが見つかり、自分としてはかなり発見でしたので、
皆様にも、何かお役に立てばと思います。
とある日の、リクナビNEXTのトップ画面。
◆PCサイト
今週の求人特集
「社会人歴10年以上歓迎!の会社」
◆携帯サイト
「求む!社会人経験10年以上の管理職候補」
同じくとある日の、enジャパンのトップ画面
◆PCサイト
新着求人
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)/ステージコーディネーター、ぴあ/社内SE、エースコック/企画営業、日立製作所/プリセールス、シノブフーズ/人事…ほか」
「神奈川県で働く仕事特集、医療・福祉関連業界の仕事特集・・」
◆携帯サイト
「ソニー生命保険、ヒューマンリソシア、サンドラッグ、デイリーヤマザキ・・」
「営業未経験者の初任給は月給28?30万円。
20代で年収500万円を超えることも珍しくありません。」
いかがでしょうか。
違いがお分かりでしょうか。
リクナビNEXTは、
PCサイトと同じ情報を携帯サイトでも提供しているのですが、
enジャパンは、
PCと携帯とで、掲載する特集情報を使い分けているのです。
さらに、詳しく携帯サイトの画面を比較すると、
以下のようなことがわかります。
◆リクナビモバイル画面
・求人募集情報は各項目にわかれており、それぞれクリックして遷移する。
・PCでレジュメ登録をしていないと応募しづらい。
◆enジャパンモバイル画面
・スクロールが必要なものの、一画面で募集企業の情報が完結している。
・PC版と比較して簡略化した応募フォーマットが用意されている。
これらの状況だけ見ると、
enジャパンはPCと携帯をそれぞれのユーザー特性にあわせて
内容・仕様を作り込んでいるのに対し、
リクナビはPCの情報を携帯でも見られる、という状況をつくっているに
すぎないな、ということがわかります。
さらに、enジャパンが携帯サイトでピックアップしている情報を見ると、
就職・転職業界ではやや弱者である、
フリーターの若者や、結婚して仕事をやめたブランクのある女性などを
ターゲットにしていることがわかります。
就職したい人が、必ずしもPCを持っているとは限りませんからね。
かと言って、ネットカフェに毎日入り浸るわけにもいかない、
いつでもどこでも仕事を検索して、気になったら応募できる、
それもPCがないことの不便さを感じさせずに、という点がミソです。
PCユーザーと携帯のみのユーザーの特性を理解して、
それに合致したコンテンツを提供している、という意味では、
これは断然、enジャパンに軍配があがるわけです。
このエントリをUPしようと思って、
昨日リクナビNEXTモバイルの画面をチェックしたら、
こんなメッセージが出ていました。
「携帯版サービス休止について」
今年の9月6日をもって、携帯サービスは終了するようです。
そして、PCも会員限定サービスに移行するとのこと。
ま、あの携帯サイトの状況じゃ仕方ないわな、と思います。
PCとは違う属性の応募者を取り込むことに失敗してますからね。
就職・転職情報業界における、リクルート帝国が、
斜陽の時期にさしかかったことを感じさせる出来事でした。
でも、リクルートさんには、ぜひ頑張って、この不況に負けずに
就職・転職業界を盛り上げて欲しいんだけどなあ。
と、いうわけで、本日はちょっと長くなってしまいましたが、
就職情報サイトは、
それぞれにターゲティングしている応募者が異なるので、
複数チェックするのがベストだけれども、
それが難しいのであれば、
一番自分の属性にマッチしたサイト
を利用するといいですよ、ということが言いたかったわけです。
【関連記事】
【新卒・キャリア】就職活動は情報合戦であると思う事
【キャリア】応募経路別の採用合格率
【キャリア】HPから応募するといいことが
【新卒・キャリア】就職活動は情報合戦であると思う事
2009年07月27日
ほんの10年前までは、新卒の就職活動のスタートとは、
「ハガキを送ること」でした。
分厚い就職情報誌を買って来て、そこについているハガキで
各社に資料請求しまくると。
学生の間では、
「お前、何枚ハガキ書いた?」
「100枚くらいかなー。」
「まじで?おれ、まだ20枚くらいしか書いてない。」
という会話が繰り広げられていました。
その後、ネット版のリクナビの登場により、
「何枚ハガキ書いた?」が、
「何社エントリーした?」になるわけです。
その頃に比べると、就職活動は、新卒にしろ中途にしろ、
情報合戦の様相を呈して来ているなあ、
というのが実感としてあります。
つまり、
昔は「この就職情報誌を見ていればOK。」だったものが、
その後「この就職・転職サイトを見ていればOK。」になり、
現在は「どの企業が求人をしているのが、その情報を手に入れたものが勝つ。」
という状況になっているわけです。
企業側からしてみると、人を採用したいなー、と思ったときに、
打つ手段がいくつもあり、その中から最も効率的なものを選択する、
というスタイルになっています。
だからこそ、リクナビだけ見て
「いい仕事ないなあ。」とかぼやいているようでは、
全くダメなわけです。
それぞれの媒体に特徴があり、
掲載している企業にも偏りがあるからです。
そうすると当然、サイトごとに応募者に対するターゲティングも違います。
応募者も、鋭い視点でそのあたりを見抜いていかなければならないわけです。
そこで、次回は代表的な就職情報サイトである
リクナビとenの転職版サイトについて、
それぞれの特徴と、そこから類推する応募者ターゲティングについて、
熱く語ってみたいと思います。
(明日に続く)
【続き】
【キャリア】リクナビNEXTとenジャパンの違い
【関連記事】
【キャリア】応募経路別の採用合格率
【キャリア】HPから応募するといいことが
「ハガキを送ること」でした。
分厚い就職情報誌を買って来て、そこについているハガキで
各社に資料請求しまくると。
学生の間では、
「お前、何枚ハガキ書いた?」
「100枚くらいかなー。」
「まじで?おれ、まだ20枚くらいしか書いてない。」
という会話が繰り広げられていました。
その後、ネット版のリクナビの登場により、
「何枚ハガキ書いた?」が、
「何社エントリーした?」になるわけです。
その頃に比べると、就職活動は、新卒にしろ中途にしろ、
情報合戦の様相を呈して来ているなあ、
というのが実感としてあります。
つまり、
昔は「この就職情報誌を見ていればOK。」だったものが、
その後「この就職・転職サイトを見ていればOK。」になり、
現在は「どの企業が求人をしているのが、その情報を手に入れたものが勝つ。」
という状況になっているわけです。
企業側からしてみると、人を採用したいなー、と思ったときに、
打つ手段がいくつもあり、その中から最も効率的なものを選択する、
というスタイルになっています。
だからこそ、リクナビだけ見て
「いい仕事ないなあ。」とかぼやいているようでは、
全くダメなわけです。
それぞれの媒体に特徴があり、
掲載している企業にも偏りがあるからです。
そうすると当然、サイトごとに応募者に対するターゲティングも違います。
応募者も、鋭い視点でそのあたりを見抜いていかなければならないわけです。
そこで、次回は代表的な就職情報サイトである
リクナビとenの転職版サイトについて、
それぞれの特徴と、そこから類推する応募者ターゲティングについて、
熱く語ってみたいと思います。
(明日に続く)
【続き】
【キャリア】リクナビNEXTとenジャパンの違い
【関連記事】
【キャリア】応募経路別の採用合格率
【キャリア】HPから応募するといいことが
【新卒】企業を「選ぶ」立場にあるSランク大学生
2009年07月26日
今日は小ネタ。
おもしろいものを見つけました。
Sランク大学の授業風景 アルファルファモザイク
※ソースは2ちゃんねるなので、そういう軽い気持ちでご覧下さい。
人事<1分間の自己アピールをお願いします
学生<アピールするべきなのはあなたたちでしょう。
選ぶ権利は私にあるのですよ。
人事<失敗談を聞かせてください
学生<成功者に対して失礼だと思わないのかね?
のくだりなど、ウケてしまいました。
ある意味、とても真ですねえ。
企業の、特に採用担当者は「面接官」であると同時に、
その企業のPR担当者なので、これぞと思った学生や応募者に対しては、
自社のアピールをしなければならないんですよね。
そのことが、イマイチわかってない面接官は大勢います。
そして、いわゆるSクラス大学の場合、
(関東だと東大、関西だと京大あたり)
就職活動そのものが、普通の大学生とは全く異なる様相を呈してきます。
私が採用担当をしていた企業は、
そういう高学歴ハイソサエティー人材を積極的に採用する手法は
とっていませんでしたが、
いわゆる一流と呼ばれる企業がよくやるのは「食事会」です。
東大学生さん、京大学生さん、などを招いて、
食事会を実施するんですね。
フレンチ的なランチなどを召し上がりながら、
自社のアピールなどを学生さんに対してやるそうです。
「よかったら、ウチに来ない?」と。
興味深いですよねえ。
一回でいいからやってみたかったんですけど、
でも、東大生に囲まれて色々質問なんかされたら、
絶対変なことを言って呆れられてしまいそうです。
そもそも東大を卒業して、一般企業に就職しようとする人というのは、
ちょっと「変わり者」という扱いらしい、というのが
平民出身の私には、これまたおもしろかったですけどね。
まあでも、そんなハイソサエティーな選考をくぐり抜けて
入社したエリートより、
100社受けたけど、受かったのは御社だけです!という
地べたを這いずってやってきた人のほうが、
絶対、会社に対する貢献度が高いと思うんですけどね。
あ、それはエリートに対するヒガミか。
【関連記事】
【新卒・キャリア】学歴はひとつの確率論であると思うこと


おもしろいものを見つけました。
Sランク大学の授業風景 アルファルファモザイク
※ソースは2ちゃんねるなので、そういう軽い気持ちでご覧下さい。
人事<1分間の自己アピールをお願いします
学生<アピールするべきなのはあなたたちでしょう。
選ぶ権利は私にあるのですよ。
人事<失敗談を聞かせてください
学生<成功者に対して失礼だと思わないのかね?
のくだりなど、ウケてしまいました。
ある意味、とても真ですねえ。
企業の、特に採用担当者は「面接官」であると同時に、
その企業のPR担当者なので、これぞと思った学生や応募者に対しては、
自社のアピールをしなければならないんですよね。
そのことが、イマイチわかってない面接官は大勢います。
そして、いわゆるSクラス大学の場合、
(関東だと東大、関西だと京大あたり)
就職活動そのものが、普通の大学生とは全く異なる様相を呈してきます。
私が採用担当をしていた企業は、
そういう高学歴ハイソサエティー人材を積極的に採用する手法は
とっていませんでしたが、
いわゆる一流と呼ばれる企業がよくやるのは「食事会」です。
東大学生さん、京大学生さん、などを招いて、
食事会を実施するんですね。
フレンチ的なランチなどを召し上がりながら、
自社のアピールなどを学生さんに対してやるそうです。
「よかったら、ウチに来ない?」と。
興味深いですよねえ。
一回でいいからやってみたかったんですけど、
でも、東大生に囲まれて色々質問なんかされたら、
絶対変なことを言って呆れられてしまいそうです。
そもそも東大を卒業して、一般企業に就職しようとする人というのは、
ちょっと「変わり者」という扱いらしい、というのが
平民出身の私には、これまたおもしろかったですけどね。
まあでも、そんなハイソサエティーな選考をくぐり抜けて
入社したエリートより、
100社受けたけど、受かったのは御社だけです!という
地べたを這いずってやってきた人のほうが、
絶対、会社に対する貢献度が高いと思うんですけどね。
あ、それはエリートに対するヒガミか。
【関連記事】
【新卒・キャリア】学歴はひとつの確率論であると思うこと

【新卒・キャリア】選挙活動は面接と似ているかもしれない
2009年07月23日
さて、総選挙です。
普段はあまり積極的な有権者とは言えませんが、
今回は投票に行こうと思っています。
そうなってくると、どの党に・誰に投票したらいいんかな、
と考えるわけなのですが、
政治家って、何を主張しているのかがよくわからないんですよねー。
特に、街頭演説とかひどいですよね。
「この問題に!真剣に!取り組まなければならないのです!!」
「ワタクシ、○○を、○○を、ぜひともよろしくお願い致します!!」
ですからー、アナタ、何をするのですか?
さっぱりワカランのですけど。
気合いはわかりますよ、気合いは。
選挙に当選できなければ、
言ってみれば「無職」になってしまうわけですもんね。
大きな支持母体なんかを持たない立候補者だと、
それこそ生活に困ってしまいますよね。
でもさ、と思うわけです。
だけどさ、と思うわけです。
そんなの、この不景気にせっせと面接を受けまくっている、
今年度卒業予定の新卒さんや、無職の人なんかも、一緒じゃないですか。
みんな、
御社のこういうところに惹かれていて、
こういう仕事をしたくて、
自分ならこういうことで役に立てると思う、
くらいのことは面接で言ってますよ。
それこそ、圧迫面接なんかされながらさ。
それをさ、「しんっけんに!」「私の政治生命をかけて!!」なんていう
言葉だけで、選挙に勝つと思ったら大間違いだよ、と思うんです。
それもさ、その通りにならなかったとしても、
別にたいして責任を追求されるわけでもなし、
給料が減額されるわけでもなし、
そんな気合いでやってもらっちゃ困るんだよなあ、と思うんです。
もっとさ、具体的に、
あなたが議員になったらどういう風に仕事をしてくれるのか、
こちらにイメージさせてくれよ、と思うんです。
応募者が、面接で必死こいてやってるみたいにさ。
【関連記事】
【新卒・キャリア】「一生、御社につくします!」
【新卒】不況のときの新卒採用
【第2新卒】第2新卒は、新卒なのか中途なのか
普段はあまり積極的な有権者とは言えませんが、
今回は投票に行こうと思っています。
そうなってくると、どの党に・誰に投票したらいいんかな、
と考えるわけなのですが、
政治家って、何を主張しているのかがよくわからないんですよねー。
特に、街頭演説とかひどいですよね。
「この問題に!真剣に!取り組まなければならないのです!!」
「ワタクシ、○○を、○○を、ぜひともよろしくお願い致します!!」
ですからー、アナタ、何をするのですか?
さっぱりワカランのですけど。
気合いはわかりますよ、気合いは。
選挙に当選できなければ、
言ってみれば「無職」になってしまうわけですもんね。
大きな支持母体なんかを持たない立候補者だと、
それこそ生活に困ってしまいますよね。
でもさ、と思うわけです。
だけどさ、と思うわけです。
そんなの、この不景気にせっせと面接を受けまくっている、
今年度卒業予定の新卒さんや、無職の人なんかも、一緒じゃないですか。
みんな、
御社のこういうところに惹かれていて、
こういう仕事をしたくて、
自分ならこういうことで役に立てると思う、
くらいのことは面接で言ってますよ。
それこそ、圧迫面接なんかされながらさ。
それをさ、「しんっけんに!」「私の政治生命をかけて!!」なんていう
言葉だけで、選挙に勝つと思ったら大間違いだよ、と思うんです。
それもさ、その通りにならなかったとしても、
別にたいして責任を追求されるわけでもなし、
給料が減額されるわけでもなし、
そんな気合いでやってもらっちゃ困るんだよなあ、と思うんです。
もっとさ、具体的に、
あなたが議員になったらどういう風に仕事をしてくれるのか、
こちらにイメージさせてくれよ、と思うんです。
応募者が、面接で必死こいてやってるみたいにさ。
【関連記事】
【新卒・キャリア】「一生、御社につくします!」
【新卒】不況のときの新卒採用
【第2新卒】第2新卒は、新卒なのか中途なのか
【TMGE・ミッシェル】ギターの「鬼」アベフトシ死去
2009年07月22日
今日の話題はこれしかありません。
元ミッシェルのギタリスト、アベフトシさん急死
ま、まじかよ・・。
キヨシローに続いて、なんでアベフトシまで・・。
「急性硬膜外血腫」という症状は、頭部への外傷で発生するようです。
病気ではないようなので、何か事故にあったのかもしれません。
アベフトシ氏は、TMGEことミッシェルガンエレファントのギタリストで、
「鬼」と呼ばれた男です。
解散後は、ほとんど情報がなく、おそらく実家の広島でひきこもり生活を
送っているだろうと言われていました。
詳しくはコチラ→Wiki アベフトシ
ミッシェル初期の曲「リリィ」。みなさん容貌がサワヤカです。
ギターを弾く以外には趣味も全くなく、
何もなければ一日寝て過ごすし、集団行動が全くダメ、
人間として基本的な生存能力が低いと思われるタイプの人でしたが、
実にカッコいいギタリストです。
それだけに、また何かで活動しないのかなー、
と心待ちにしていた人が大勢いたはずです。
ほんと、どうしたらいいのだ・・。
どんな人物だったのか知りたい方はコチラ→アベフトシ発言集
【関連記事】
【TMGE・ミッシェル】カテゴリ
元ミッシェルのギタリスト、アベフトシさん急死
ま、まじかよ・・。
キヨシローに続いて、なんでアベフトシまで・・。
「急性硬膜外血腫」という症状は、頭部への外傷で発生するようです。
病気ではないようなので、何か事故にあったのかもしれません。
アベフトシ氏は、TMGEことミッシェルガンエレファントのギタリストで、
「鬼」と呼ばれた男です。
解散後は、ほとんど情報がなく、おそらく実家の広島でひきこもり生活を
送っているだろうと言われていました。
詳しくはコチラ→Wiki アベフトシ
ミッシェル初期の曲「リリィ」。みなさん容貌がサワヤカです。
ギターを弾く以外には趣味も全くなく、
何もなければ一日寝て過ごすし、集団行動が全くダメ、
人間として基本的な生存能力が低いと思われるタイプの人でしたが、
実にカッコいいギタリストです。
それだけに、また何かで活動しないのかなー、
と心待ちにしていた人が大勢いたはずです。
ほんと、どうしたらいいのだ・・。
どんな人物だったのか知りたい方はコチラ→アベフトシ発言集
【関連記事】
【TMGE・ミッシェル】カテゴリ
【キャリア】履歴書・職務経歴書の日付
2009年07月21日
大雨です。西日本の皆様、ご注意ください。
以前、コチラの記事で少し触れたことがありましたが、
今日は、履歴書・職務経歴書の日付について。
応募者側は、あまり意識していないかもしれませんが、
面接官は履歴書・職務経歴書の日付をよくチェックしています。
2点、わかることがあるからです。
1、いつから就職活動をしているか
履歴書・職務経歴書の日付が、2ヶ月前のものだとします。
要するに、2ヶ月前から転職活動しているということです。
この不況下、なかなか転職先がみつからないのは仕方がないとしても、
2ヶ月前の日付の履歴書・職務経歴書を提出するということは、
「ワタクシは、2ヶ月間転職活動しているけど、
まだどこにも合格しない、そんなレベルの人間ですよ。」
ということをアピールしているのと同義だと思った方がいいです。
別に見栄をはる必要はないですが、
そんな余計な先入観を面接官に与える必要はありません。
2、自社への志望度
面接で、「御社には以前から興味を持っていました!」
と言っているにも関わらず、
履歴書・職務経歴書の日付が、2ヶ月前のものだとします。
要するに、そんなのウソだっていうことだな、と面接官は思います。
だって、以前から興味を持っていたのだとすれば、
転職活動始めたらすぐに自社に応募しているはずなのです。
履歴書書いてから2ヶ月後に応募ってことは、
さぞかし、ほかにも興味持っている企業がたくさんあったんでしょうねえ、
当社は何番手なんですかねえ、
という心境に面接官がなることは間違いなしです。
日付なんてさ、チョコチョコっと変えるだけじゃん、
別に面倒じゃないじゃん。
と、面接官を始めたばかりの頃は思っていましたが、
これが結構いるんですよねえ。
おそらく、自宅にプリンタがないのでなかなか印刷できない、
かと言って、転職活動していることは秘密なので、
会社で印刷することもできない、
という状況の応募者の人が、こういう状況に陥りがちなのだと思います。
でも、日付は修正したほうがいい。
そして、
この会社を受けるためにこの書類を書きました
という顔をして出したほうが絶対いい。
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【キャリア】履歴書は手書きにするべきか?
【キャリア】職務経歴書のコツ
【RC・キヨシロー】AROUND THE CORNER/曲がり角のところで
2009年07月19日
三連休です。暑いです。
そんなわけで思考停止気味なので、今日は趣味に走った話題です。
1987年のキヨシローの
「AROUND THE CORNER/曲がり角のところで」です。
※毎度毎度、携帯からご覧の皆様申し訳ないです。
超高画質画像。
この曲は、RCサクセション名義ではなくて、
忌野清志郎名義で発売された初のアルバムに収められています。
当時、まだRCサクセションは存続していましたが、
メンバーがイギリスにレコーディングに行くのを嫌がったため、
「じゃ、オレ行ってくるね。」という感じでキヨシローが一人で
レコーディングに向かってつくったアルバムです。
ソロアルバムとは言っても、
BLOCKHEADSというイギリスの個性派バンドと組んでつくった作品です。
その後、RCサクセションは徐々に、
無期限活動休止へ向かっていってしまうわけなのですが、
RCサクセションがずっと好きだった人の中には、
この曲でキヨシローから遠ざかった、という人も結構います。
そういう意味ではこの曲の「曲がり角のところで」という題名が
すごく暗示的に感じられます。
キヨシロー自身、何か思うところがあったからこそ、
「曲がり角」という象徴的な言葉を自然に選んだのだと思います。
個人的には、こちら↓の画像が非常に好きです。
「ひょうきん族」で周囲にグチャグチャにされながらも
あくまで自分のペースで歌うキヨシロー。楽しそうです。
演奏がやんでいるにも関わらず、
自分のビートがぶれないところが、カッコいい。
以前UPしたさんまのまんまに出演しているキヨシローは、この頃のものです。
そんなわけで思考停止気味なので、今日は趣味に走った話題です。
1987年のキヨシローの
「AROUND THE CORNER/曲がり角のところで」です。
※毎度毎度、携帯からご覧の皆様申し訳ないです。
超高画質画像。
この曲は、RCサクセション名義ではなくて、
忌野清志郎名義で発売された初のアルバムに収められています。
当時、まだRCサクセションは存続していましたが、
メンバーがイギリスにレコーディングに行くのを嫌がったため、
「じゃ、オレ行ってくるね。」という感じでキヨシローが一人で
レコーディングに向かってつくったアルバムです。
ソロアルバムとは言っても、
BLOCKHEADSというイギリスの個性派バンドと組んでつくった作品です。
その後、RCサクセションは徐々に、
無期限活動休止へ向かっていってしまうわけなのですが、
RCサクセションがずっと好きだった人の中には、
この曲でキヨシローから遠ざかった、という人も結構います。
そういう意味ではこの曲の「曲がり角のところで」という題名が
すごく暗示的に感じられます。
キヨシロー自身、何か思うところがあったからこそ、
「曲がり角」という象徴的な言葉を自然に選んだのだと思います。
個人的には、こちら↓の画像が非常に好きです。
「ひょうきん族」で周囲にグチャグチャにされながらも
あくまで自分のペースで歌うキヨシロー。楽しそうです。
演奏がやんでいるにも関わらず、
自分のビートがぶれないところが、カッコいい。
以前UPしたさんまのまんまに出演しているキヨシローは、この頃のものです。
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(3/3)
2009年07月18日
その1:紹介会社の選び方
その2:多くを期待してはいけません
の続き。
その3:担当コンサルタントと信頼関係を築く
人材紹介会社に多くを期待してはいけません、と言いながら、
かつ信頼関係を築け、とは矛盾しているように思われるかもしれませんが、
ここは結構重要なポイントです。
担当コンサルタントは、確かに仕事で紹介をしているのですし、
登録者は商品なのですが、そこは人のやることです。
「この人なら、なんとか決まりそうだな」
「この人に、早く仕事決まって欲しいな」
「あ、この人に合う新規の求人出てるか調べよ。」
そう思ってもらえるかどうかは、非常に重要です。
それによって、案件の紹介数もかなり変わってきます。
要するに、コンサルタントに自分のことを考えてもらう機会が
多ければ多いほどいいのです。
だからこそ、複数の紹介会社に登録する場合は、
そのことと、なぜそうするかの理由をきちんと伝えることも重要です。
紹介案件に対して、「これは応募したくない」という場合には、
その根拠を明確に伝えること、つまりは
自分が今回の転職で何を目指しているかを折に触れて伝えること、
が必要になってきます。
仮にそれが、「こんな知名度のない会社イヤだ」みたいな、
ワガママな理由であったとしてもね。
紹介会社で働いている知人からは、
「わがままな登録者が多くて困る。」
「これはいやだ、あれはいやだ、とばっかり言って、
何がしたいのかさっぱりわからん。」
というグチをよく聞きます。
そういう風に思われると、まあいいことはまずありません。
紹介会社側も、「ちっ、こいつメンドクセーな。」という気持ちになり、
じょじょーに、連絡の頻度が下がっていって、最終的には放置、
みたいな感じになります。
というわけで、人材紹介会社に対しては、
「誠実な商品」であることが大事です。
あ、でもかといって、最終的に決めるのは自分ですから、
そこはそんなに義理立てしなくてもいいと思います。
彼らはビジネスでやっているのですし、
それはあなたの人生ですから。
【関連記事】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(1/3)
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(2/3)
【キャリア】人材紹介会社は悪徳なもんです
その2:多くを期待してはいけません
の続き。
その3:担当コンサルタントと信頼関係を築く
人材紹介会社に多くを期待してはいけません、と言いながら、
かつ信頼関係を築け、とは矛盾しているように思われるかもしれませんが、
ここは結構重要なポイントです。
担当コンサルタントは、確かに仕事で紹介をしているのですし、
登録者は商品なのですが、そこは人のやることです。
「この人なら、なんとか決まりそうだな」
「この人に、早く仕事決まって欲しいな」
「あ、この人に合う新規の求人出てるか調べよ。」
そう思ってもらえるかどうかは、非常に重要です。
それによって、案件の紹介数もかなり変わってきます。
要するに、コンサルタントに自分のことを考えてもらう機会が
多ければ多いほどいいのです。
だからこそ、複数の紹介会社に登録する場合は、
そのことと、なぜそうするかの理由をきちんと伝えることも重要です。
紹介案件に対して、「これは応募したくない」という場合には、
その根拠を明確に伝えること、つまりは
自分が今回の転職で何を目指しているかを折に触れて伝えること、
が必要になってきます。
仮にそれが、「こんな知名度のない会社イヤだ」みたいな、
ワガママな理由であったとしてもね。
紹介会社で働いている知人からは、
「わがままな登録者が多くて困る。」
「これはいやだ、あれはいやだ、とばっかり言って、
何がしたいのかさっぱりわからん。」
というグチをよく聞きます。
そういう風に思われると、まあいいことはまずありません。
紹介会社側も、「ちっ、こいつメンドクセーな。」という気持ちになり、
じょじょーに、連絡の頻度が下がっていって、最終的には放置、
みたいな感じになります。
というわけで、人材紹介会社に対しては、
「誠実な商品」であることが大事です。
あ、でもかといって、最終的に決めるのは自分ですから、
そこはそんなに義理立てしなくてもいいと思います。
彼らはビジネスでやっているのですし、
それはあなたの人生ですから。
【関連記事】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(1/3)
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(2/3)
【キャリア】人材紹介会社は悪徳なもんです
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(2/3)
2009年07月16日
昨日のその1:紹介会社の選び方の続き。
その2:多くを期待してはいけません
以前のエントリーにも書いたことがあったように、
人材紹介会社にとって、応募者は商品です。(→コチラ)
売れるものを売れるところに売る、というのが彼らのスタンスです。
売れないものを売れるように仕立て上げる、
ということは、この時期はほとんどやっていません。
景気がよくて企業の求人数に対して応募者が足りていない時期だと、
ちょっとしたスキルセミナーなんかを開いたりもしますが、
それは彼らの基本スタンスではありません。
彼らは、教育者ではないのです。
だから、紹介会社では職務経歴書の書き方を教えてくれる、
なんて思っていると、それは大はずれです。
担当者はあなたがどういう仕事をしてきたのか、
見て来たわけではないからです。
知らないんです。指導のしようがありません。
もうちょっとこういう風に書いたらいいんじゃないの?
みたいな、体裁のアドバイスくらいはしてくれますが、
今までしてきた仕事を細かく聞いて、どう説明すると最もアピールできるか、
それをアドバイスしてくれるということは、ほとんどありません。
あるかもしれませんが、ごくまれです。
もし、そういうことをしてくれるキャリアコンサルタントに出会ったら、
超ラッキーと思ったほうがいいです。
そして、今までしてきた仕事以外からキャリアチェンジしたい、
なんて思っているとしたら、全力で止められます。
彼らは、売れるものを売れるところに、
できるだけ高い値段で売りたいわけです。
キャリアチェンジなんて試みられてしまったら、
希望できる年収が下がってしまうではないですか。
そうすると、彼らの手数料も下がってしまうではないですか。
彼らはだいたい、転職者の年収の30%前後を手数料として
貰い受けていますので、
少しでも高い年収で転職してほしいわけです。
私自身、人事から違う職種へと転職する際に、
紹介会社も利用しましたが、ほとんどのコンサルタントが
全力で「キャリアチェンジなんてもってのほか!」と反対でした。
まあ、そりゃそうだよね、という感じではありますが。
ですから、本当の本当にスペシャルな
コンサルタントにあたらない限りは、
人材紹介会社にあまり多くを求めてはいけません。
応募者の話を聞いて、紹介できそうな企業に紹介する。
応募者がその企業にマッチしていれば採用になって、
それで数百万円儲かる。基本的にはボロい商売です。
だから、あまり紹介会社に多くを求めてはいけません。
自分では直接応募できない企業の情報を提供してくれる、
それだけでいいではないですか。
明日に続く。
【続き】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(3/3)
【関連記事】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(1/3)
【キャリア】人材紹介会社は悪徳なもんです
【キャリア】派遣会社・人材紹介から人事に転職
その2:多くを期待してはいけません
以前のエントリーにも書いたことがあったように、
人材紹介会社にとって、応募者は商品です。(→コチラ)
売れるものを売れるところに売る、というのが彼らのスタンスです。
売れないものを売れるように仕立て上げる、
ということは、この時期はほとんどやっていません。
景気がよくて企業の求人数に対して応募者が足りていない時期だと、
ちょっとしたスキルセミナーなんかを開いたりもしますが、
それは彼らの基本スタンスではありません。
彼らは、教育者ではないのです。
だから、紹介会社では職務経歴書の書き方を教えてくれる、
なんて思っていると、それは大はずれです。
担当者はあなたがどういう仕事をしてきたのか、
見て来たわけではないからです。
知らないんです。指導のしようがありません。
もうちょっとこういう風に書いたらいいんじゃないの?
みたいな、体裁のアドバイスくらいはしてくれますが、
今までしてきた仕事を細かく聞いて、どう説明すると最もアピールできるか、
それをアドバイスしてくれるということは、ほとんどありません。
あるかもしれませんが、ごくまれです。
もし、そういうことをしてくれるキャリアコンサルタントに出会ったら、
超ラッキーと思ったほうがいいです。
そして、今までしてきた仕事以外からキャリアチェンジしたい、
なんて思っているとしたら、全力で止められます。
彼らは、売れるものを売れるところに、
できるだけ高い値段で売りたいわけです。
キャリアチェンジなんて試みられてしまったら、
希望できる年収が下がってしまうではないですか。
そうすると、彼らの手数料も下がってしまうではないですか。
彼らはだいたい、転職者の年収の30%前後を手数料として
貰い受けていますので、
少しでも高い年収で転職してほしいわけです。
私自身、人事から違う職種へと転職する際に、
紹介会社も利用しましたが、ほとんどのコンサルタントが
全力で「キャリアチェンジなんてもってのほか!」と反対でした。
まあ、そりゃそうだよね、という感じではありますが。
ですから、本当の本当にスペシャルな
コンサルタントにあたらない限りは、
人材紹介会社にあまり多くを求めてはいけません。
応募者の話を聞いて、紹介できそうな企業に紹介する。
応募者がその企業にマッチしていれば採用になって、
それで数百万円儲かる。基本的にはボロい商売です。
だから、あまり紹介会社に多くを求めてはいけません。
自分では直接応募できない企業の情報を提供してくれる、
それだけでいいではないですか。
明日に続く。
【続き】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(3/3)
【関連記事】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(1/3)
【キャリア】人材紹介会社は悪徳なもんです
【キャリア】派遣会社・人材紹介から人事に転職
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(1/3)
2009年07月15日
昨今、人材紹介会社も不景気にあえいでいます。
当然、採用を差し控える企業が数多くなってくるとともに、
転職によって年収UPを狙うような人の場合には、
この不景気な時期にあえて転職しなくてもいいか、と考えるので、
優秀な層の流動率が低くなって、
需要・供給ともに減少してしまっているようです。
とはいえ、会社の業績がみるみるうちに悪化して、
ヤ、ヤバい、早めにここから脱出しなくては!
というやむにやまれぬ事情で転職活動をスタートする方も
大勢いらっしゃるはずなので、
そういう転職初心者の方向けに、人材紹介会社との付き合い方講座です。
私が思うに、紹介会社を利用するにあたって、
大事なポイントは3つあります。今日はそのひとつめ。
その1:紹介会社の選び方
紹介会社にも色々種類がありますが、
ハンティングや超VIP人材向けの紹介会社を除くと、
大きく2種類にわかれます。
「分業型」と「一気通貫型」です。
分業型、というのは、大手の人材紹介会社によくあるタイプです。
応募者と話をする人と、企業に営業をかける人がわかれています。
キャリアコンサルタントと営業、ですね。
企業の人事とやりとりをしているのは営業の人で、
その企業でどういうタイプの人が採用されやすいか、
どういうキャリアの人を求めているか、ということは、
キャリアコンサルタントよりも営業がよく知っています。
一気通貫型は、一人の担当者が応募者と話もするし、
企業の人事とも話をしているタイプの紹介会社です。
数人で営業している、規模のそれほど大きくない紹介会社が多いです。
それぞれにメリットとデメリットがあります。
まず、分業型は、大手だけに取り扱っている案件数が多いです。
人事が紹介会社にオーダーをかける場合は、
複数社に同時に声をかけています。
紹介会社によって、それぞれに強みがあるので
その特性によって使い分けつつ、あとは大手には一応一声かけておくと。
だから、大手には幅広く、色んな業種の求人があります。
えり好みしなければ、最初に10件くらいは紹介してくれるはずです。
当然、取引先や登録者も多いので、そのために分業制をしいているのですが、
面談で話をするキャリアコンサルタントは、
企業サイドとは直接やりとりしていません。
時には、キャリアコンサルタントが推薦した応募者を、
その企業の担当営業が書類選考NGにしている場合もあります。
営業マンは、企業の人事担当から「こういうタイプはダメだって言ってるじゃん」
とプレッシャーをかけられたりしているわけです。
紹介してくれる案件数はそこそこあるかもしれないが、
企業との距離感が遠いので、いざ選考が進んだときなんかに
有効なアドバイスができるかというとちょっと微妙、というのが特徴です。
一方、一気通貫型は、その企業の雰囲気を知っている人が面談するので、
一般的に、面接回数に対する採用数、という打率で言うと、
分業型よりもこちらのほうが高いです。
とは言え、企業規模が小さいので、紹介できる案件数も限りがあります。
よって、いざとなったら打率は高いかもしれないが、
その企業が今現在、あなたに紹介できるような企業と取引がなかったとしたら、
紹介件数0件、ということもありえます。
分離型と一気通貫型、どちらがいいというものでもないのですが、
転職初心者で、特に紹介会社のコネもないのであれば、
まずは大手を利用してみるのが無難かなあ、と思います。
まあでも、わりと特殊な仕事やキャリアの場合には、
それ専門の紹介会社のほうがいいと思います。
難しいのは、紹介会社は他社と複数登録されることを嫌う点です。
商品である登録者が、他のルート経由で売れてしまうかもしれない、
というのは結構紹介会社にとってみれば面倒な事で、
せっかく応募して面接とおって内定が出たのに、
他の紹介会社の案件に決められてしまった、なんていうことになると、
企業の人事担当からの評価がダウンするからです。
というわけで、転職は慎重に、の前に、
紹介会社選びは慎重に、という話でした。
次回へつづく。
【続き】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(2/3)
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(3/3)
【関連記事】
【キャリア】人材紹介会社は悪徳なもんです
【キャリア】派遣会社・人材紹介から人事に転職
当然、採用を差し控える企業が数多くなってくるとともに、
転職によって年収UPを狙うような人の場合には、
この不景気な時期にあえて転職しなくてもいいか、と考えるので、
優秀な層の流動率が低くなって、
需要・供給ともに減少してしまっているようです。
とはいえ、会社の業績がみるみるうちに悪化して、
ヤ、ヤバい、早めにここから脱出しなくては!
というやむにやまれぬ事情で転職活動をスタートする方も
大勢いらっしゃるはずなので、
そういう転職初心者の方向けに、人材紹介会社との付き合い方講座です。
私が思うに、紹介会社を利用するにあたって、
大事なポイントは3つあります。今日はそのひとつめ。
その1:紹介会社の選び方
紹介会社にも色々種類がありますが、
ハンティングや超VIP人材向けの紹介会社を除くと、
大きく2種類にわかれます。
「分業型」と「一気通貫型」です。
分業型、というのは、大手の人材紹介会社によくあるタイプです。
応募者と話をする人と、企業に営業をかける人がわかれています。
キャリアコンサルタントと営業、ですね。
企業の人事とやりとりをしているのは営業の人で、
その企業でどういうタイプの人が採用されやすいか、
どういうキャリアの人を求めているか、ということは、
キャリアコンサルタントよりも営業がよく知っています。
一気通貫型は、一人の担当者が応募者と話もするし、
企業の人事とも話をしているタイプの紹介会社です。
数人で営業している、規模のそれほど大きくない紹介会社が多いです。
それぞれにメリットとデメリットがあります。
まず、分業型は、大手だけに取り扱っている案件数が多いです。
人事が紹介会社にオーダーをかける場合は、
複数社に同時に声をかけています。
紹介会社によって、それぞれに強みがあるので
その特性によって使い分けつつ、あとは大手には一応一声かけておくと。
だから、大手には幅広く、色んな業種の求人があります。
えり好みしなければ、最初に10件くらいは紹介してくれるはずです。
当然、取引先や登録者も多いので、そのために分業制をしいているのですが、
面談で話をするキャリアコンサルタントは、
企業サイドとは直接やりとりしていません。
時には、キャリアコンサルタントが推薦した応募者を、
その企業の担当営業が書類選考NGにしている場合もあります。
営業マンは、企業の人事担当から「こういうタイプはダメだって言ってるじゃん」
とプレッシャーをかけられたりしているわけです。
紹介してくれる案件数はそこそこあるかもしれないが、
企業との距離感が遠いので、いざ選考が進んだときなんかに
有効なアドバイスができるかというとちょっと微妙、というのが特徴です。
一方、一気通貫型は、その企業の雰囲気を知っている人が面談するので、
一般的に、面接回数に対する採用数、という打率で言うと、
分業型よりもこちらのほうが高いです。
とは言え、企業規模が小さいので、紹介できる案件数も限りがあります。
よって、いざとなったら打率は高いかもしれないが、
その企業が今現在、あなたに紹介できるような企業と取引がなかったとしたら、
紹介件数0件、ということもありえます。
分離型と一気通貫型、どちらがいいというものでもないのですが、
転職初心者で、特に紹介会社のコネもないのであれば、
まずは大手を利用してみるのが無難かなあ、と思います。
まあでも、わりと特殊な仕事やキャリアの場合には、
それ専門の紹介会社のほうがいいと思います。
難しいのは、紹介会社は他社と複数登録されることを嫌う点です。
商品である登録者が、他のルート経由で売れてしまうかもしれない、
というのは結構紹介会社にとってみれば面倒な事で、
せっかく応募して面接とおって内定が出たのに、
他の紹介会社の案件に決められてしまった、なんていうことになると、
企業の人事担当からの評価がダウンするからです。
というわけで、転職は慎重に、の前に、
紹介会社選びは慎重に、という話でした。
次回へつづく。
【続き】
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(2/3)
【キャリア】転職初心者のための紹介会社との付き合い方(3/3)
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【キャリア】人材紹介会社は悪徳なもんです
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【新卒】内定者同士の「仲良くしなきゃプレッシャー」について思う事
2009年07月14日
今日は久しぶりの新卒ネタ。
この時期、既に内定が決まっている人の場合は、
そろそろ企業の内定者懇親会なんかが始まっていると思います。
新卒採用に関わっていた頃、私もたまに誘われたのですが、
内定者同士、入社までにかなり交流があって、
「入社すると、こんな感じらしいよ。」
「配属先って、だいたいこんな感じらしいよ。」
みたいな話で盛り上がっているようです。
内定者の方は、
どういう環境で、どういう人たちと一緒に働く事になるのか、
多少なりとも不安に思っているので、
その不安を埋めるためにも内定者同士の交流を深めておこう、
という感じなのかな、と思います。
ですが、そこには一種の
「仲良くしておかなきゃ」みたいなプレッシャー
もあったりして、なんだか不思議なんですよねえ。
別にこの段階から、わざわざ仲良くしなくてもいいんじゃねーの?と、
私は思うわけなんです。
内定者同士なんて、
入社すると嫌ってほど顔を合わせることになるんです。
仮に配属先がバラバラだったとしても、
やっぱり何かと顔を合わせることになるんです。
話はちょっとそれますが、仕事を始めると、
本当に気兼ねなく色々な話ができる友人というのは、
なかなかできにくくなります。
社外の人の場合には、
それぞれの仕事の内容も環境も違えば、給料の額も違うので、
なかなか仲良くなりづらかったり、
社内の人の場合には、
仕事で関わりがあると色々と損得勘定が働いて、
本当の意味での友人になりづらかったり。
かといって、学生時代の友人とは
それほどしょっちゅう会えなかったり。
そんな風にとき、「同期」というのは
非常に重要な存在になります。
時にはグチを言い合い、
時にはお互いの部署の抱える課題を相談し合い、
時には情報が欲しいときのパイプとなり、
陰に日向にお互いを支える存在になります。
転職をすると、同期入社、という存在がなくなるので、
新卒で入った会社でだけ得られる貴重な存在です。
転職してみて初めて、その存在の貴重さがわかります。
だから、今から焦って仲良くなんてしなくても、
働きだせばきっと、同期入社の人たちは、
あなたにとって、ただの友人とも違う特別な存在になるはずですよ、
ということが言いたかったわけです。
【関連記事】
【新卒】友達づきあいが苦手でも職場ではうまくやっていけることもある
【第2新卒】4月中に退職する新卒さん
この時期、既に内定が決まっている人の場合は、
そろそろ企業の内定者懇親会なんかが始まっていると思います。
新卒採用に関わっていた頃、私もたまに誘われたのですが、
内定者同士、入社までにかなり交流があって、
「入社すると、こんな感じらしいよ。」
「配属先って、だいたいこんな感じらしいよ。」
みたいな話で盛り上がっているようです。
内定者の方は、
どういう環境で、どういう人たちと一緒に働く事になるのか、
多少なりとも不安に思っているので、
その不安を埋めるためにも内定者同士の交流を深めておこう、
という感じなのかな、と思います。
ですが、そこには一種の
「仲良くしておかなきゃ」みたいなプレッシャー
もあったりして、なんだか不思議なんですよねえ。
別にこの段階から、わざわざ仲良くしなくてもいいんじゃねーの?と、
私は思うわけなんです。
内定者同士なんて、
入社すると嫌ってほど顔を合わせることになるんです。
仮に配属先がバラバラだったとしても、
やっぱり何かと顔を合わせることになるんです。
話はちょっとそれますが、仕事を始めると、
本当に気兼ねなく色々な話ができる友人というのは、
なかなかできにくくなります。
社外の人の場合には、
それぞれの仕事の内容も環境も違えば、給料の額も違うので、
なかなか仲良くなりづらかったり、
社内の人の場合には、
仕事で関わりがあると色々と損得勘定が働いて、
本当の意味での友人になりづらかったり。
かといって、学生時代の友人とは
それほどしょっちゅう会えなかったり。
そんな風にとき、「同期」というのは
非常に重要な存在になります。
時にはグチを言い合い、
時にはお互いの部署の抱える課題を相談し合い、
時には情報が欲しいときのパイプとなり、
陰に日向にお互いを支える存在になります。
転職をすると、同期入社、という存在がなくなるので、
新卒で入った会社でだけ得られる貴重な存在です。
転職してみて初めて、その存在の貴重さがわかります。
だから、今から焦って仲良くなんてしなくても、
働きだせばきっと、同期入社の人たちは、
あなたにとって、ただの友人とも違う特別な存在になるはずですよ、
ということが言いたかったわけです。
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【第2新卒】4月中に退職する新卒さん
【これだけはやめておけ】徹夜で仕事していたことを自慢する
2009年07月14日
久しぶりの「これだけはやめておけシリーズ」です。
今日の内容は、多少評価の分かれるところかもしれませんが、
こんなことを考えていた面接官もいる、ということで
ご紹介してみることにします。
私が採用面接官をしていた企業は、
まだまだベンチャー色が色濃く残る新しい企業だったのですが、
そうすると、応募者の中にはこんな方がいました。
「前の会社、メチャメチャ忙しかったんス!」
「徹夜なんてしょっちゅうで、ひどいときは2徹ですよ!」
(と、嬉しそう)
あー、出たコレ。
徹夜アピールだよ。
徹夜するくらい仕事していた、ということがアピールになるのは、
うーん、20代前半までですね。ギリギリ25歳まで。
この発言が来ると、こう聞いていました。
「それは大変でしたねえ。」
「でも、それはなぜ、徹夜しなければならない状況だったのでしょうか?」
「その状況を改善するために、どのようなことをされていましたか?」
徹夜するほど必死に仕事をしていた、という熱意は買います。
でもですね、ちょっと考えてみてください。
徹夜したがる社員を、企業が喜ぶか?
ということです。
それも、AさんとBさんは同じような仕事をしているのに、
なぜかAさんはしょっちゅう徹夜をしていて、
Bさんはそんなことない、という状況だとします。
そこには、Aさんって、要領悪いだけなんじゃないの?
という疑惑がつきまとうのです。
普通、徹夜ってしたくないです。疲れるし。
それでもやっぱり、どうしようもない時というのも、
仕事をしていると発生します。
だから、そういうイザっていうときに徹夜してでも頑張れる、
というバイタリティと責任感は非常に重要です。
そのバイタリティは認めます。
でも、徹夜して仕事をするスタイルが定着しているとなると、
話はまた別です。
徹夜したくないな、と思うと、人は考えるものなんです。
どうやったら、もうちょっと効率的に仕事ができるだろうか?と。
そして、問題点を見つけて解決していくものなんです。
恒常的に徹夜仕事をしている人というのは、
そもそも、徹夜するということに対するストレスがない人か、
徹夜になってしまう要因を解決できない人、
ということになります。
だからこそ、25歳超えて徹夜をアピールする人は、
自分の業務をハンドリングできない人、と捉えられてしまいがちなのです。
私の経験則では、徹夜アピールする人の中には、
仕事ができる人はほとんどいないです。
本当にできる人は、こっそり、徹夜してるもんです。
そしてそれは、決してアピールできるポイントではないことを
知っているものです。
【関連記事】
【これだけはやめておけ】シリーズ
今日の内容は、多少評価の分かれるところかもしれませんが、
こんなことを考えていた面接官もいる、ということで
ご紹介してみることにします。
私が採用面接官をしていた企業は、
まだまだベンチャー色が色濃く残る新しい企業だったのですが、
そうすると、応募者の中にはこんな方がいました。
「前の会社、メチャメチャ忙しかったんス!」
「徹夜なんてしょっちゅうで、ひどいときは2徹ですよ!」
(と、嬉しそう)
あー、出たコレ。
徹夜アピールだよ。
徹夜するくらい仕事していた、ということがアピールになるのは、
うーん、20代前半までですね。ギリギリ25歳まで。
この発言が来ると、こう聞いていました。
「それは大変でしたねえ。」
「でも、それはなぜ、徹夜しなければならない状況だったのでしょうか?」
「その状況を改善するために、どのようなことをされていましたか?」
徹夜するほど必死に仕事をしていた、という熱意は買います。
でもですね、ちょっと考えてみてください。
徹夜したがる社員を、企業が喜ぶか?
ということです。
それも、AさんとBさんは同じような仕事をしているのに、
なぜかAさんはしょっちゅう徹夜をしていて、
Bさんはそんなことない、という状況だとします。
そこには、Aさんって、要領悪いだけなんじゃないの?
という疑惑がつきまとうのです。
普通、徹夜ってしたくないです。疲れるし。
それでもやっぱり、どうしようもない時というのも、
仕事をしていると発生します。
だから、そういうイザっていうときに徹夜してでも頑張れる、
というバイタリティと責任感は非常に重要です。
そのバイタリティは認めます。
でも、徹夜して仕事をするスタイルが定着しているとなると、
話はまた別です。
徹夜したくないな、と思うと、人は考えるものなんです。
どうやったら、もうちょっと効率的に仕事ができるだろうか?と。
そして、問題点を見つけて解決していくものなんです。
恒常的に徹夜仕事をしている人というのは、
そもそも、徹夜するということに対するストレスがない人か、
徹夜になってしまう要因を解決できない人、
ということになります。
だからこそ、25歳超えて徹夜をアピールする人は、
自分の業務をハンドリングできない人、と捉えられてしまいがちなのです。
私の経験則では、徹夜アピールする人の中には、
仕事ができる人はほとんどいないです。
本当にできる人は、こっそり、徹夜してるもんです。
そしてそれは、決してアピールできるポイントではないことを
知っているものです。
【関連記事】
【これだけはやめておけ】シリーズ
【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(応募者の言う事を否定する)
2009年07月12日
先日に引き続きまして、圧迫面接の手法のご紹介です。
※前回→【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(口調がキツい)
単純に「なんか圧迫感がある」とかとは違い、
明確な意図をもって行われるのがこの手法です。
応募者の言う事を否定する
例えば、こんな感じで使います。
「弊社への入社を希望されている理由を教えてください。」
「はい、御社の社風に魅力を感じまして、ぜひ働きたいと思っております!」
「ほほー、社風とおっしゃると、面接でお会いした社員なんかの?」
「はい、雰囲気がとってもよくて!」
「ああ、それはね。こちらは人を採用したいわけですから、
それは勿論感じよく振る舞いますよね。
実際は、一人でする仕事が多いですから、
それほど雰囲気がいいとは言えないと思いますよ。結構、殺伐としてます。」
みたいな感じでしょうか。
「社風」とかっていう、曖昧なものでなくても、
「こういう業務がやりたい」とか「こういう分野で活躍できると思ったから」
みたいな応募者の意見を、まず否定するのです。
この手法は、コンサル系企業なんかでよく使われています。
面接官は本当にあなたのことを間違っていると思っているのではなく、
「間違っていると言われたとき、この人はどういう対応をするか?」
という対応をチェックされているのです。
こういうタイプの圧迫面接をクリアするには、
3つのコツがあります。
・慌てない
これが一番重要です。
面接の場で、いきなり自分の発言を否定されるとは
思っていませんからね。急にやられると、普通は慌てます。
だからとりあえず発言を否定されたらとりあえず、
「お、きたね。」というヨユーの笑顔でも見せてください。
・黙らない
慌てない、というのとかなり似通っていますが、
否定されると、頭が真っ白になって、
何を言ったらいいのかわからなくなってしまいます。
でも、とりあえず黙ってはいけません。面接ですから。
「なるほど、じゃあ実際は○○な状況なんですね?」
とか、オウム返しでもいいので、とりあえずしゃべりましょう。
・でもやっぱり入社したいと結論づける
できれば、自分が何を思い違いしていたのか、
どれくらい思い違いしていたのか、
実際にはどのような状況なのか、みたいなことを
確認するための質問ができるといいと思います。
ここでは、「何だ、思い違いだったのか」とガックリせずに。
入社したら、どうせ思いもかけなかったことがたくさん起こるんですから、
そのうちの一つを事前に教えてくれたんだ、親切だな、
くらいに思えばいいんです。
そしてできれば、
「なるほど、そういう状況でいらっしゃるんですね。
それはそれで、こんなことができて、オモシロそうですね。」
みたいな、明るい展開に持って行ければベストです。
つまりあなたは、「自分」という商品を売りに来たコンサルタントです。
この企業は、たぶんこういう状況だから、
自分みたいなのが需要が高いんじゃないかな、と思って、
商品を売りに来たのです。
ところが、行ってみたら、ちょっと状況が想定と違っていたわけです。
だけど、そこでスゴスゴ敗退しているようでは、
凄腕のコンサルタントにはなれません。
需要がないなら需要を掘り起こし、
もう十分に足りているものを売りつけられるくらいのフテブテシさが
あってこそのコンサルタントです。
絶対、オレを雇ったほうがいいってば!後悔するよ!
という自信を、(自己暗示でもいいから)持って面接に挑むと、
結構簡単にクリアできるパターンです。
【関連記事】
【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(口調がキツい)
【新卒・キャリア】意地悪な面接官
【新卒・キャリア】圧迫面接つぶしの心構え
※前回→【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(口調がキツい)
単純に「なんか圧迫感がある」とかとは違い、
明確な意図をもって行われるのがこの手法です。
応募者の言う事を否定する
例えば、こんな感じで使います。
「弊社への入社を希望されている理由を教えてください。」
「はい、御社の社風に魅力を感じまして、ぜひ働きたいと思っております!」
「ほほー、社風とおっしゃると、面接でお会いした社員なんかの?」
「はい、雰囲気がとってもよくて!」
「ああ、それはね。こちらは人を採用したいわけですから、
それは勿論感じよく振る舞いますよね。
実際は、一人でする仕事が多いですから、
それほど雰囲気がいいとは言えないと思いますよ。結構、殺伐としてます。」
みたいな感じでしょうか。
「社風」とかっていう、曖昧なものでなくても、
「こういう業務がやりたい」とか「こういう分野で活躍できると思ったから」
みたいな応募者の意見を、まず否定するのです。
この手法は、コンサル系企業なんかでよく使われています。
面接官は本当にあなたのことを間違っていると思っているのではなく、
「間違っていると言われたとき、この人はどういう対応をするか?」
という対応をチェックされているのです。
こういうタイプの圧迫面接をクリアするには、
3つのコツがあります。
・慌てない
これが一番重要です。
面接の場で、いきなり自分の発言を否定されるとは
思っていませんからね。急にやられると、普通は慌てます。
だからとりあえず発言を否定されたらとりあえず、
「お、きたね。」というヨユーの笑顔でも見せてください。
・黙らない
慌てない、というのとかなり似通っていますが、
否定されると、頭が真っ白になって、
何を言ったらいいのかわからなくなってしまいます。
でも、とりあえず黙ってはいけません。面接ですから。
「なるほど、じゃあ実際は○○な状況なんですね?」
とか、オウム返しでもいいので、とりあえずしゃべりましょう。
・でもやっぱり入社したいと結論づける
できれば、自分が何を思い違いしていたのか、
どれくらい思い違いしていたのか、
実際にはどのような状況なのか、みたいなことを
確認するための質問ができるといいと思います。
ここでは、「何だ、思い違いだったのか」とガックリせずに。
入社したら、どうせ思いもかけなかったことがたくさん起こるんですから、
そのうちの一つを事前に教えてくれたんだ、親切だな、
くらいに思えばいいんです。
そしてできれば、
「なるほど、そういう状況でいらっしゃるんですね。
それはそれで、こんなことができて、オモシロそうですね。」
みたいな、明るい展開に持って行ければベストです。
つまりあなたは、「自分」という商品を売りに来たコンサルタントです。
この企業は、たぶんこういう状況だから、
自分みたいなのが需要が高いんじゃないかな、と思って、
商品を売りに来たのです。
ところが、行ってみたら、ちょっと状況が想定と違っていたわけです。
だけど、そこでスゴスゴ敗退しているようでは、
凄腕のコンサルタントにはなれません。
需要がないなら需要を掘り起こし、
もう十分に足りているものを売りつけられるくらいのフテブテシさが
あってこそのコンサルタントです。
絶対、オレを雇ったほうがいいってば!後悔するよ!
という自信を、(自己暗示でもいいから)持って面接に挑むと、
結構簡単にクリアできるパターンです。
【関連記事】
【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(口調がキツい)
【新卒・キャリア】意地悪な面接官
【新卒・キャリア】圧迫面接つぶしの心構え
【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(口調がキツい)
2009年07月10日
以前、【新卒・キャリア】圧迫面接つぶしの心構え
というエントリーを書きましたが、
今日は具体的な圧迫面接の手法について。
あらかじめ、そういう手法があるということを知っておけば、
それに出会ったときに、多少は落ち着いて対処できるかなと。
個人的には、圧迫面接なんてしていて恥ずかしくないのかお前ら、
と面接官に言ってやりたいところではあるのですが、
まあそういう気持ちはさておき、代表的なタイプのご紹介。
口調がキツい
特に、普通の面接の会話なのに、語尾を強く発音したりすると、
応募者からしてみると、非常に話しづらいと思います。
「それはつまり、こういうことなんでしょうか?」
「先ほど、このようにおっしゃられましたがー、」
ストレートに失礼なことを言うわけではないのですが、
なんというか、語調が詰問調というんでしょうかね。
これをやられると、応募者の方は、
「あれ、自分、なんか変なこと言ったかな?」
「あれ、なんかオレ頭悪いんかな・・?」
とどんどん萎縮していき、最終的には自分をアピールできずに
終わるというパターンです。
特に、コミュニケーションに対する感度の高い人にとっては、
こういうプレッシャーは非常にツライものです。
面接とは言え、会話ですから、相手の共感が全く得られないままに
進めるというのは、結構しんどいものだからです。
そして面接官の判断は、
「この人、何が言いたいのかよくわからんかった。」
となるわけです。
それは、お前が圧迫面接するからだろーが、と思う訳ですが、
自覚のあるなしに関わらず、こういう面接官は結構います。
特に、悪気はないのだけれど、
「面接ってこういう風にするもんだ」と
思っている面接官なんかだと結構タチが悪いです。
克服方法と呼べるほど、すばらしい解決策ではありませんが、
こういう場合にはひたすら、
萎縮しないこと
を目指して、落ち着いて話すしかありません。
面接で話をしに来たわけですから、
そこはちゃんと話さないと。
ついでに言うとすれば、
わざとでもいいから、笑顔で話してみる事、でしょうか。
笑顔でニコっと楽しそうに話をされると、
面接官も、お愛想でも笑顔をせざるを得なくなります。
笑顔というのは不思議なもので、
わざとでもいいからやってみると、自分も気持ちが明るくなりますし、
相手の笑顔を見ると、多少は心が落ち着きます。
あ、でも変なポイントで笑顔を繰り出すと、
ただのニヤケた奴になってしまうので、
そこんとこはくれぐれもご注意を。
【続き】
【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(応募者の言う事を否定する)
【関連記事】
【新卒・キャリア】意地悪な面接官
【新卒・キャリア】圧迫面接つぶしの心構え


というエントリーを書きましたが、
今日は具体的な圧迫面接の手法について。
あらかじめ、そういう手法があるということを知っておけば、
それに出会ったときに、多少は落ち着いて対処できるかなと。
個人的には、圧迫面接なんてしていて恥ずかしくないのかお前ら、
と面接官に言ってやりたいところではあるのですが、
まあそういう気持ちはさておき、代表的なタイプのご紹介。
口調がキツい
特に、普通の面接の会話なのに、語尾を強く発音したりすると、
応募者からしてみると、非常に話しづらいと思います。
「それはつまり、こういうことなんでしょうか?」
「先ほど、このようにおっしゃられましたがー、」
ストレートに失礼なことを言うわけではないのですが、
なんというか、語調が詰問調というんでしょうかね。
これをやられると、応募者の方は、
「あれ、自分、なんか変なこと言ったかな?」
「あれ、なんかオレ頭悪いんかな・・?」
とどんどん萎縮していき、最終的には自分をアピールできずに
終わるというパターンです。
特に、コミュニケーションに対する感度の高い人にとっては、
こういうプレッシャーは非常にツライものです。
面接とは言え、会話ですから、相手の共感が全く得られないままに
進めるというのは、結構しんどいものだからです。
そして面接官の判断は、
「この人、何が言いたいのかよくわからんかった。」
となるわけです。
それは、お前が圧迫面接するからだろーが、と思う訳ですが、
自覚のあるなしに関わらず、こういう面接官は結構います。
特に、悪気はないのだけれど、
「面接ってこういう風にするもんだ」と
思っている面接官なんかだと結構タチが悪いです。
克服方法と呼べるほど、すばらしい解決策ではありませんが、
こういう場合にはひたすら、
萎縮しないこと
を目指して、落ち着いて話すしかありません。
面接で話をしに来たわけですから、
そこはちゃんと話さないと。
ついでに言うとすれば、
わざとでもいいから、笑顔で話してみる事、でしょうか。
笑顔でニコっと楽しそうに話をされると、
面接官も、お愛想でも笑顔をせざるを得なくなります。
笑顔というのは不思議なもので、
わざとでもいいからやってみると、自分も気持ちが明るくなりますし、
相手の笑顔を見ると、多少は心が落ち着きます。
あ、でも変なポイントで笑顔を繰り出すと、
ただのニヤケた奴になってしまうので、
そこんとこはくれぐれもご注意を。
【続き】
【新卒・キャリア】圧迫面接の手法(応募者の言う事を否定する)
【関連記事】
【新卒・キャリア】意地悪な面接官
【新卒・キャリア】圧迫面接つぶしの心構え

【TMGE・ミッシェル】バードメン THE BIRDMEN
2009年07月08日
久しぶりにミッシェル関連の記事をUP。
1997年のバードメンです。直訳すると、鳥男。
※毎度毎度、携帯からご覧の方、スミマセン。
基本的に、ボーカルのチバユウスケ氏は、
何を言っているのかよくわからないのですが、
この曲の冒頭はよく聞き取れます。
暗がりでセビレしびれたいなら
イナズマを呼んできて欲しいと言え
じめる うなだれ つまさきで
ひとめ見たならあとはトぶだけ
歌詞はコチラ。
全く意味はわかりませんが、「セビレしびれたいなら」って
フレーズ、かっこいいです。
ミッシェルが好きだという層は、30代ですかね。
活躍していたのが、1990年代からでしたので。
2003年に解散して、猛烈なショックを受けました。
働き始めると、なかなか友人ができない、というのは
よく聞く話ですが、
私の中のセオリーとして、優秀な人ほど孤独である、
というのがあります。
もちろんそうでない人もいますが、
ものすごく優秀だと、社内で周りがついてこれていないけど、
でもやっぱり自分の仕事のレベルを落とせないので、
結果的に心の中は孤独だったりすることが多いようです。
なんでしょう、物理的に孤独というよりも、
周りに人がいたとしても、理解されない孤独、という感じでしょうか。
自分が何を考え、何を目指し、
何のために必死で頑張っているのか、
どれほど血を吐く思いで仕事をしているのか、
共有できる相手がいないというのは、結構ツライことです。
そういうことを考えると、この曲の
FLY!FLY!BIRDMEN! という、一見なんだかよくわからないフレーズが、
心にしみたりする今日この頃です。
【関連記事】
【TMGE・ミッシェル】ジプシー・サンディー
【その他】日曜日の夜が憂鬱なら
2009年07月05日
このブログは昨年の11月末から始めているので、
もう丸々半年経ったことになります。
まあ特にこれといった目標もなく
思ったことをひたすら書いているにしては、
我ながらよく続いているなー、というか、よく書くことあるなー、
と感心しています。
このブログは、属性的にはこんな状況です。
・PCサイトの訪問者は100件/日くらい、携帯サイトは50件/日。
・YahooやGoogleで検索してたどりついてくる人が多い。
・メインは20代と30代。(携帯サイトの場合)
・読者のうち8割以上が男性。(携帯サイトの場合)
・常連さんもいるけど、毎日の半分くらいは一見さん。
そんな中で、いつも不思議なのがこれです。
・土日はページビュー数が落ちる。
以前は、これが不思議でしょうがなかったんです。
ブログにしろ何にしろ、PCサイトは週末はページビュー数が落ちるのは
わりと普通の話らしいんですけどね。
でも、
A_転職活動中の働いている人
→平日は働いているので、週末こそ転職の情報収集しているのでは。
B_就職活動中の学生さん
→学生なんだし、基本は週末も平日も関係ないのでは。
C_無職の人
→それこそ、週末も平日も関係ないのでは。
と考えると、やっぱり不思議だなー、と思っていたんです。
まあでも、
就職や転職に関する情報収集や活動って、それ自体パワーを使うものなので、
週に一回くらいは自主的にお休みしないと疲れちゃうよな、
と最近は思っています。
そしていつも、土曜日よりも日曜日よりもページビュー数が多いのは、
おそらくみなさん日曜日の夕方、サザエさんの放送時間くらいになると、
「さっ・・・、そろそろちょっとやらないと・・」みたいな
焦りが発生してくるのではないかと想像しています。
日曜日の夕方から夜にかけての時間帯って、
働いている人にとっても、働いていない人にとっても、
転職しようとしている人にとっても、憂鬱なものなんですね。
サザエさん症候群とも呼ばれているらしいです。
会社に行きたくない、ということももちろんあるでしょうが、
なんというかこう、
「自分に残されている自由な時間は少ない」という感覚が、
「自由な時間」としての日曜日のことだけではなくて、
人生全体のことのように感じられるからかもしれません。
メンタルヘルス系の専門家の方と、
そういう心境について雑談をしたことがありましたが、
無理に元気を出そうとするのは、逆効果らしいです。
ブルーな気持ちはシュールな笑いで解決、というのが私が知る中で
最もスマートな解決方法です。
こ、これ、笑えるのかな・・?いや、笑えないのでは・・?
というギリギリのラインでありつつ、
でも笑わないとやってられないな、と開き直りの心境になれる感じが、
日曜日の夜にこんなサイトを見ているみなさんにちょうどいいのではないか、
と思ったりする今日この頃です。
「豆2」はコチラ。
もう丸々半年経ったことになります。
まあ特にこれといった目標もなく
思ったことをひたすら書いているにしては、
我ながらよく続いているなー、というか、よく書くことあるなー、
と感心しています。
このブログは、属性的にはこんな状況です。
・PCサイトの訪問者は100件/日くらい、携帯サイトは50件/日。
・YahooやGoogleで検索してたどりついてくる人が多い。
・メインは20代と30代。(携帯サイトの場合)
・読者のうち8割以上が男性。(携帯サイトの場合)
・常連さんもいるけど、毎日の半分くらいは一見さん。
そんな中で、いつも不思議なのがこれです。
・土日はページビュー数が落ちる。
以前は、これが不思議でしょうがなかったんです。
ブログにしろ何にしろ、PCサイトは週末はページビュー数が落ちるのは
わりと普通の話らしいんですけどね。
でも、
A_転職活動中の働いている人
→平日は働いているので、週末こそ転職の情報収集しているのでは。
B_就職活動中の学生さん
→学生なんだし、基本は週末も平日も関係ないのでは。
C_無職の人
→それこそ、週末も平日も関係ないのでは。
と考えると、やっぱり不思議だなー、と思っていたんです。
まあでも、
就職や転職に関する情報収集や活動って、それ自体パワーを使うものなので、
週に一回くらいは自主的にお休みしないと疲れちゃうよな、
と最近は思っています。
そしていつも、土曜日よりも日曜日よりもページビュー数が多いのは、
おそらくみなさん日曜日の夕方、サザエさんの放送時間くらいになると、
「さっ・・・、そろそろちょっとやらないと・・」みたいな
焦りが発生してくるのではないかと想像しています。
日曜日の夕方から夜にかけての時間帯って、
働いている人にとっても、働いていない人にとっても、
転職しようとしている人にとっても、憂鬱なものなんですね。
サザエさん症候群とも呼ばれているらしいです。
会社に行きたくない、ということももちろんあるでしょうが、
なんというかこう、
「自分に残されている自由な時間は少ない」という感覚が、
「自由な時間」としての日曜日のことだけではなくて、
人生全体のことのように感じられるからかもしれません。
メンタルヘルス系の専門家の方と、
そういう心境について雑談をしたことがありましたが、
無理に元気を出そうとするのは、逆効果らしいです。
ブルーな気持ちはシュールな笑いで解決、というのが私が知る中で
最もスマートな解決方法です。
こ、これ、笑えるのかな・・?いや、笑えないのでは・・?
というギリギリのラインでありつつ、
でも笑わないとやってられないな、と開き直りの心境になれる感じが、
日曜日の夜にこんなサイトを見ているみなさんにちょうどいいのではないか、
と思ったりする今日この頃です。
「豆2」はコチラ。
【無職】面接官は無職の気持ちはわからない
2009年07月04日
無職経験のある人事担当者というのは、まずいない。
人事の人には、基本的に2種類います。
A:その企業のエリート。将来を嘱望されている人。企業の生え抜き。
B:人事のプロフェッショナル。スキルを積んで、転職する。
Aのパターンの人の場合には、新卒入社時からずっとその企業に忠誠を誓って
働いているわけだから、無職経験はおろか、転職経験もないことが多いです。
Bのパターンの人の場合には、プロとして色々な企業を転々としながら、
スキルアップやポジション・給料アップをはかっているので、
基本的に、転職するときはエージェント(紹介会社)を使って、
間があかないように転職しています。
だから、無職経験のある人というのが他職種と比較しても少ないし、
私自身も出会ったことはほとんどありません。
あるとしたら、給与系の実務ができる人で、
結婚して子育てして、しばらく第一線から離れていましたが、
このたび働くことにしました!みたいなパターンですかね。
だからこそ、採用担当者は面接で無職の人に出会うと、
【無職】無職 = 怠けてただけだろ
なんていう風に考えがちなものなのです。
でもだからって、今現在、無職である人は、
そのことを恥じる必要はないと思うんです。
みんなそれぞれに理由があって、そういう状況なわけだし、
それが共感されなかったとしても、そういう状況である事実は変えられません。
だとしたら、
無職で悪いか!色々事情があんだよ!
くらいの強気な気持ちで堂々としていたほうが自分も楽だし、
相手に与える印象も違ったものになるはずだと思うのです。
無職であったからといって、
あなたの人間としての価値がなくなってしまった、
というわけではないですから。
【関連記事】
【無職】無職 = 怠けてただけだろ
【無職】無職の理由(その1)
【無職】「職歴なし」から始める就職活動(働かなかった理由編)
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(例えてみよう)
2009年07月03日
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(全く同じ仕事はない)
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(最低限これは伝えるべし)
の続き。
アインシュタインが、あるパーティーでご夫人に
「相対性理論って、いったいどういうものなの?」と聞かれて、
「それを説明しても、あなたは誤解しかできないと思いますよ。」
と答えたそうです。
自分の仕事の内容を説明する、
というのも少し雰囲気が似ているかもしれません。
どれだけ説明したとしても、実際にその同じ場所にいて体験した人でないと
わからないことがたくさんありますし、
言葉を尽くして説明しても、誤解されているんじゃないかという不安が
つきまとうものです。
とはいえ、面接ですから、仕事を説明しないことには、
面接官は何の判断もできないわけです。
面接で会った大勢の方の中でも、前職の仕事説明が非常に上手で、
記憶に残っている人がいます。
その方は、全くの異業種からの転職だったのです。
だからこそ、こちらもその人がどんな風に働いていたのかを
知ろうと思って、根掘り葉掘り質問しました。
はっきりとは覚えていないんですけど、
確か前職は、町工場で工場のライン管理の仕事をされていた方でした。
その人は、こういう風に説明をしたのです。
……………………………………………………
おそらくですが、御社で言うところの「プロジェクトの管理」と
少し似た部分があるかもしれません。
納期までに、うまく仕事を納められるように
色んなことを計画したりチェックしたりしていく仕事です。
私の場合は、それが生産のラインでした。
最終的な製品の仕上がりの目標に対して、
それぞれの作業工程で何をするか、作業の順番はどうするのがいいか、
どれくらい時間がかかるか、といったことを考えます。
それと同時に、どのタイミングで、何回、
どのレベルのチェックをするかを事前に決めておきます。
ラインが流れ始めたら、うまくいっているかチェックして、
計画どおりになっていない部分があれば、
その理由を突き止めて改善します。
そして、実際の作業はパートのオバチャンたちがやるわけなのですが、
その人たちに作業の意味や重要性を伝えて、
またライン内で意思疎通がうまくいっていなくて
トラブルが発生したときなんかには、双方の言い分を聞いて解決していくという、
そんな感じの仕事でした。
……………………………………………………
へー、なるほどな、と思いました。
私は工場系の仕事の内容には全くもって疎かったのですが、
「プロジェクトの管理と似ているんですよ」
と、自社の仕事内容に置き換えて説明をしてくれたので、
すばらしくわかりやすかったのです。
オバチャンたちにやる気を出してもらうのは、
結構大変だっただろうなあ、とか。
そしてもちろん、こういう風に説明をしてくれると、
「あ、じゃあ、ウチの会社の○○系の仕事だったら、
内容を覚えれば、やっていけるんじゃないかな。」
みたいなことがイメージがつきやすかったんですね。
異業種への転職の場合は、
「例えて話す」ということが結構効果的だな、と感じるとともに、
誰に対しても、
自分の仕事をわかりやすく説明するっていうことは結構難しくて、
それができるっていうことは、
プレゼン能力が高いってことなんだな、
と思った出来事でした。
仕事内容説明のコツシリーズは、これでいったん終わり。
【関連記事】
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(全く同じ仕事はない)
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(最低限これは伝えるべし)
【キャリア】職務経歴書のコツ
【キャリア】転職歴が多すぎて、採用されない人(1/2)
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(最低限これは伝えるべし)
の続き。
アインシュタインが、あるパーティーでご夫人に
「相対性理論って、いったいどういうものなの?」と聞かれて、
「それを説明しても、あなたは誤解しかできないと思いますよ。」
と答えたそうです。
自分の仕事の内容を説明する、
というのも少し雰囲気が似ているかもしれません。
どれだけ説明したとしても、実際にその同じ場所にいて体験した人でないと
わからないことがたくさんありますし、
言葉を尽くして説明しても、誤解されているんじゃないかという不安が
つきまとうものです。
とはいえ、面接ですから、仕事を説明しないことには、
面接官は何の判断もできないわけです。
面接で会った大勢の方の中でも、前職の仕事説明が非常に上手で、
記憶に残っている人がいます。
その方は、全くの異業種からの転職だったのです。
だからこそ、こちらもその人がどんな風に働いていたのかを
知ろうと思って、根掘り葉掘り質問しました。
はっきりとは覚えていないんですけど、
確か前職は、町工場で工場のライン管理の仕事をされていた方でした。
その人は、こういう風に説明をしたのです。
……………………………………………………
おそらくですが、御社で言うところの「プロジェクトの管理」と
少し似た部分があるかもしれません。
納期までに、うまく仕事を納められるように
色んなことを計画したりチェックしたりしていく仕事です。
私の場合は、それが生産のラインでした。
最終的な製品の仕上がりの目標に対して、
それぞれの作業工程で何をするか、作業の順番はどうするのがいいか、
どれくらい時間がかかるか、といったことを考えます。
それと同時に、どのタイミングで、何回、
どのレベルのチェックをするかを事前に決めておきます。
ラインが流れ始めたら、うまくいっているかチェックして、
計画どおりになっていない部分があれば、
その理由を突き止めて改善します。
そして、実際の作業はパートのオバチャンたちがやるわけなのですが、
その人たちに作業の意味や重要性を伝えて、
またライン内で意思疎通がうまくいっていなくて
トラブルが発生したときなんかには、双方の言い分を聞いて解決していくという、
そんな感じの仕事でした。
……………………………………………………
へー、なるほどな、と思いました。
私は工場系の仕事の内容には全くもって疎かったのですが、
「プロジェクトの管理と似ているんですよ」
と、自社の仕事内容に置き換えて説明をしてくれたので、
すばらしくわかりやすかったのです。
オバチャンたちにやる気を出してもらうのは、
結構大変だっただろうなあ、とか。
そしてもちろん、こういう風に説明をしてくれると、
「あ、じゃあ、ウチの会社の○○系の仕事だったら、
内容を覚えれば、やっていけるんじゃないかな。」
みたいなことがイメージがつきやすかったんですね。
異業種への転職の場合は、
「例えて話す」ということが結構効果的だな、と感じるとともに、
誰に対しても、
自分の仕事をわかりやすく説明するっていうことは結構難しくて、
それができるっていうことは、
プレゼン能力が高いってことなんだな、
と思った出来事でした。
仕事内容説明のコツシリーズは、これでいったん終わり。
【関連記事】
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(全く同じ仕事はない)
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(最低限これは伝えるべし)
【キャリア】職務経歴書のコツ
【キャリア】転職歴が多すぎて、採用されない人(1/2)
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(最低限これは伝えるべし)
2009年07月02日
前回の続き。
「転職しようかな」と初めて思う年齢って、
一般的に何歳くらいなんでしょうね。
それこそ、業種や環境によるでしょうが、
誰しも30際前後までには、一度は思うんじゃないでしょうか。
結果として、転職するという決断をしないにしても。
ただ、初めての転職の場合というのは、非常に緊張するものです。
今自分が勤めている企業、という狭い世界以外で、
「自分という商品」はどれくらい売れるのだろうか、
ということを試されたことがないからです。
アピールがあんまり上手じゃないんですね。
でも、面接官がその点を差し引いて考えるかというと、
全くそんなことはありません。
書類選考でしたら、職務経歴書に書いてあることがすべて、
面接でしたら、面接で言っていることがすべて、なのです。
仮にそれが、あなたにとって初めての転職ではないにしても、
面接官の立場からすると、最低限伝えてほしい情報があります。
なかでも、職務経歴書の中には書きづらいけれども、
伝えてほしいことというのがあります。
・職場の雰囲気
・仕事で関わる人たちの属性と人数
・企業のスピード感と組織の固まり具合
いずれも、「あなたはどういう環境で仕事をしてきたのですか?」
ということを確認するための内容です。
なぜ面接官がこういうことを知りたがるかというと、
やっぱりキャリア採用というのは、即戦力とはいかないまでも、
2、3ヶ月後には戦力になりそうな人を採用したいわけで、
そのためには、今まで生きてきた環境が近ければ近い程、
早いタイミングで、その人の実力を発揮できるだろうと思うからです。
その証拠として、中途採用業界では、
「Aという企業から、Bという企業には転職すると、即戦力になりやすい。」
「Cという企業から、Dのような業種に転職すると、失敗しやすい。」
といったような情報が結構あります。
ですから、自分の前職または現職について、
面接官があまり知識を持っていないようであれば、
以下のことを、面接の中で努めて伝えるとよいと思います。
・職場の雰囲気
若いのか、そうでもないのか。
体育会系なのか、文化系なのか。
和気あいあいなのか、セクショナリズムが強いのか・・・
・仕事で関わる人たちの属性と人数
一人だけでする仕事なのか、
チーム内の人とだけ関わる仕事なのか、
社内の色々な部署と関わる仕事なのか、
社外の色々な人と関わる仕事なのか・・・
・企業のスピード感と組織の固まり具合
成長産業なのか、斜陽産業なのか、
意思決定にはどれくらいのスピードがかかるのか、
意思決定はどういうルートでなされるのか、
部門間のやりとりはどのようになされるのか・・・
などなど・・。
応募先の企業の状況に近いと思われるものを
ピックアップして伝えるのがベストではありますが、
社内の本当の状況は、外からはわからないものですので、
このあたりは包み隠さず本当のことを伝えるのがよいと思います。
次回は、自分の仕事を説明するときのコツです。
【続き】
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(例えてみよう)
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【キャリア】職務経歴書のコツ
【新卒・キャリア】「通じない社内用語」の多い企業
【キャリア】転職歴が多すぎて、採用されない人(1/2)


「転職しようかな」と初めて思う年齢って、
一般的に何歳くらいなんでしょうね。
それこそ、業種や環境によるでしょうが、
誰しも30際前後までには、一度は思うんじゃないでしょうか。
結果として、転職するという決断をしないにしても。
ただ、初めての転職の場合というのは、非常に緊張するものです。
今自分が勤めている企業、という狭い世界以外で、
「自分という商品」はどれくらい売れるのだろうか、
ということを試されたことがないからです。
アピールがあんまり上手じゃないんですね。
でも、面接官がその点を差し引いて考えるかというと、
全くそんなことはありません。
書類選考でしたら、職務経歴書に書いてあることがすべて、
面接でしたら、面接で言っていることがすべて、なのです。
仮にそれが、あなたにとって初めての転職ではないにしても、
面接官の立場からすると、最低限伝えてほしい情報があります。
なかでも、職務経歴書の中には書きづらいけれども、
伝えてほしいことというのがあります。
・職場の雰囲気
・仕事で関わる人たちの属性と人数
・企業のスピード感と組織の固まり具合
いずれも、「あなたはどういう環境で仕事をしてきたのですか?」
ということを確認するための内容です。
なぜ面接官がこういうことを知りたがるかというと、
やっぱりキャリア採用というのは、即戦力とはいかないまでも、
2、3ヶ月後には戦力になりそうな人を採用したいわけで、
そのためには、今まで生きてきた環境が近ければ近い程、
早いタイミングで、その人の実力を発揮できるだろうと思うからです。
その証拠として、中途採用業界では、
「Aという企業から、Bという企業には転職すると、即戦力になりやすい。」
「Cという企業から、Dのような業種に転職すると、失敗しやすい。」
といったような情報が結構あります。
ですから、自分の前職または現職について、
面接官があまり知識を持っていないようであれば、
以下のことを、面接の中で努めて伝えるとよいと思います。
・職場の雰囲気
若いのか、そうでもないのか。
体育会系なのか、文化系なのか。
和気あいあいなのか、セクショナリズムが強いのか・・・
・仕事で関わる人たちの属性と人数
一人だけでする仕事なのか、
チーム内の人とだけ関わる仕事なのか、
社内の色々な部署と関わる仕事なのか、
社外の色々な人と関わる仕事なのか・・・
・企業のスピード感と組織の固まり具合
成長産業なのか、斜陽産業なのか、
意思決定にはどれくらいのスピードがかかるのか、
意思決定はどういうルートでなされるのか、
部門間のやりとりはどのようになされるのか・・・
などなど・・。
応募先の企業の状況に近いと思われるものを
ピックアップして伝えるのがベストではありますが、
社内の本当の状況は、外からはわからないものですので、
このあたりは包み隠さず本当のことを伝えるのがよいと思います。
次回は、自分の仕事を説明するときのコツです。
【続き】
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(例えてみよう)
【関連記事】
【キャリア】前職での仕事内容説明のコツ(全く同じ仕事はない)
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