【新卒・キャリア】○分間で自己紹介・・のクリア方法

2009年03月03日
昨日、「今までの経歴をご説明頂けますか?」
質問された場合のタブーについてご紹介しましたので、
その流れで、今日は面接での自己紹介について。


「経歴をご説明頂けますか?」というのは、まだかなり親切な質問だと思う。

面接官経験者としてではなく、転職経験者として言わせてもらえば、

「では、今から2分間で自己紹介をしてください。」

この質問が最悪ですね。



大体さー、面接は今始まったばっかりだよ、
こちとら緊張してんだよ。

ま、そりゃ自己紹介なんだから最初にやるだろうけど、
なんか場を和ませるようなことでも一言いってから、やらせろよ。
あがり症なんだよ。

そもそも、応募者がどういう人間なのかを聞きだすのが、
面接官の手腕だろーが。
なんで丸投げして、全部説明させるんだよ。
せめて、○○について話してください、とか言えよ。

おまけに2分って何だよ、2分って。
時間を区切るんなら、普通1分か3分だろ。
2分がどれくらいの長さなのかなんて、感覚じゃわかんない上に、
腕時計は嫌いだからしてないんだよ。見ればわかるだろ。




と、まあひとしきり、話し始める前に心の中で悪態をつきまくるのだが、
言われればやるしかない。


「あの・・、えと・・、元人事担当者です・・。」
と話し始めるが、強烈に緊張しているので、何を話したのか、
後々覚えていないことが多い。


上手に自己紹介できる、というのは一種の才能だと思う。


小学校の新学期に、前に出て一人ずつ自己紹介やらされたな・・。
いっつも、なんのおもしろいことも話せなかったな・・。
上手な子は、きちんと話せる上に、笑いまでとってたな・・。

という淡い思い出はさておき、
自己紹介が苦手な人は、
これはもう準備&練習するしかありません。


私は、何度かこの手のことで失敗したので、
就職・転職活動の際には、
・1分バージョン
・2分バージョン
・3分バージョン
・5分バージョン
・「簡潔に」バージョン、を用意しました。


話すとわけが分からなくなる自己紹介も、
文章にすると、結構まとまります。

最長バージョンを最初につくって、
どんどん削って「簡潔に」バージョンまで縮めていきます。

で、あとは自分で時間をはかりながらしゃべってみて、
言い回しを修正していきます。

別に完璧に暗記しなくても、一度声に出して練習すると、
いざ「自己紹介を・・」と言われたときに、あまり困らずに説明できます。



まあ、要するに、準備して練習しておけ
という、何のひねりもないクリア方法なわけです。




あがり症なら、「レスキューレメディ」。
面接や人前で話すといった緊張してしまう状況の前にいい。






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