【キャリア】オープンなリファレンス(その2)

2009年02月16日
昨日の続き。

こういうリファレンスという仕組みが成り立つのは、
外資系企業において(特にアメリカ系)、
転職するのが悪いことではないからだと思う。


まあ、アレですね。
ことわざの「転石苔を生じず」が、イイ意味なのか
悪い意味なのか、みたいな・・。(たとえがオヤジくさい?)


だから、リファレンスを求められた上司なんかも、
もちろん転職することはすでに納得ずくの状況で、
「オーライ、いいよ。」みたいな感じなんだろう。



でも、ここJapanでは、結構ハードルが高い。

いまだに、「転職なんて辛抱のないヤツがすることだ」
という企業文化の会社は大いにある。


そんなところで、上司にリファレンスレターを依頼したって、
上司もあわてるし、上司がさらにその上司に相談するような事態に
なったりすることもあるかもしれない。



そもそもリファレンスレターを依頼されるということは、
採用決定一歩手前である。
普段は依頼していないのに、あえてリファレンスレターを依頼するのは、
コミュニケーション能力や人間関係になんか不安がある場合だ。



だから、どーしても無理と思ったら、
無理な理由を切々と訴えてみたらいいと思う。

自分はカクカクシカジカで転職すると決めており、上司にも説明済みだが、
上司はアータラコウタラで転職に納得していない。
公正なリファレンスを書いてくれるとは思えない、とか。


まあ、リファレンスは断ることそのものが
マイナスポイントになるんだけどね。


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