【キャリア】30代後半以上で未婚の応募者
2009年02月28日
仕事のパートナーが、30代後半以降で未婚だからといって、
別になんということはない。
かなり仲良くなれば、「ねーねー、なんで結婚しないの?」
くらいは聞くかもしれないが、
だからといって、別になんということはない。
だが、あなたが30代後半以降で未婚の応募者であるなら、
ちょっと気にしたほうがいい。
ついでに、あなたが美女(もしくは美男)であったり、
面接官が40代以上であった場合には、より一層、気にしたほうがいい。
私の自主的統計調査(←ウソ)によると、
40代以上の男性の面接官は、30代後半以降の未婚の応募者に対して
警戒心を持ちやすい。
こんな感じだ。
◆登場人物
面接官A(40代前半。ベテラン採用担当者)
面接官B(20代後半。ペーペー採用担当者)
◆シーン
(面接終了後、2人で協議中)
面接官B:いいんじゃないですかー。スキルは申し分ないみたいですし、
人当たりもいいですしね。
面接官A:そこなんだよ。
面接官B:は?
面接官A:履歴書に未婚って書いてあっただろ。38歳だよ、彼。
面接官B:あー、ほんとですね。結構イケメンなのに、意外ですね。
面接官A:そうなんだよ。顔もいいし、頭もいい。そこそこ稼いでる。
面接官B:そうですね。別に、気にすることじゃないと思いますけど。
結婚してないくらい。
面接官A:お前はわかってないな。
アレだけイイ男で、なぜ結婚しない?相手には困らないだろ?
もしかしたら、人間的に何か欠けている部分が
あるのかもしれないぞ。
面接官B:はァ・・・。でも、もしかしたらそういう主義なのかもしれないし・・。
別に仕事に関係ないと思いますけど・・。
面接官A:いやー、オレはイマイチ賛成しないなー。怪しいもん。
とりあえず、保留ね。こいつの結果。
ちょっと大げさに書きましたが、こういうことは本当にあります。
コンサバな会社ほど、ありがちでしょう。
30過ぎたら、普通結婚してるだろ。
結婚してないのは、バツイチか、何か問題あるヤツだろ。
という考えなわけです。
まあ、その考えの是非は置いておいて、
もし面接の場で、「あ、ヤバイ、これは警戒されているかも・・。」
と思ったら、面接の最後にちょっとこんな言葉をさしはさむとよいかと思います。
「この年まで、仕事三昧でやってきて、
おかげでいまだに独り身ですが・・」
あとに続くのは、
「仕事への情熱は誰にも負けません。」
でもいいですし、
「御社でなら、私の今までの経験を存分に活かせるのではと期待しています。」
でもいいですし、
まあ、なんでもいいです。
ようするに、仕事頑張りすぎちゃって、機を逸しただけダゼ
ということをさり気にアピールしてみるとよいと思います。
なぜ結婚しないのか、なんて、誤解なく説明しようと思ったら、
3時間くらいかかりそうだしね。
別になんということはない。
かなり仲良くなれば、「ねーねー、なんで結婚しないの?」
くらいは聞くかもしれないが、
だからといって、別になんということはない。
だが、あなたが30代後半以降で未婚の応募者であるなら、
ちょっと気にしたほうがいい。
ついでに、あなたが美女(もしくは美男)であったり、
面接官が40代以上であった場合には、より一層、気にしたほうがいい。
私の自主的統計調査(←ウソ)によると、
40代以上の男性の面接官は、30代後半以降の未婚の応募者に対して
警戒心を持ちやすい。
こんな感じだ。
◆登場人物
面接官A(40代前半。ベテラン採用担当者)
面接官B(20代後半。ペーペー採用担当者)
◆シーン
(面接終了後、2人で協議中)
面接官B:いいんじゃないですかー。スキルは申し分ないみたいですし、
人当たりもいいですしね。
面接官A:そこなんだよ。
面接官B:は?
面接官A:履歴書に未婚って書いてあっただろ。38歳だよ、彼。
面接官B:あー、ほんとですね。結構イケメンなのに、意外ですね。
面接官A:そうなんだよ。顔もいいし、頭もいい。そこそこ稼いでる。
面接官B:そうですね。別に、気にすることじゃないと思いますけど。
結婚してないくらい。
面接官A:お前はわかってないな。
アレだけイイ男で、なぜ結婚しない?相手には困らないだろ?
もしかしたら、人間的に何か欠けている部分が
あるのかもしれないぞ。
面接官B:はァ・・・。でも、もしかしたらそういう主義なのかもしれないし・・。
別に仕事に関係ないと思いますけど・・。
面接官A:いやー、オレはイマイチ賛成しないなー。怪しいもん。
とりあえず、保留ね。こいつの結果。
ちょっと大げさに書きましたが、こういうことは本当にあります。
コンサバな会社ほど、ありがちでしょう。
30過ぎたら、普通結婚してるだろ。
結婚してないのは、バツイチか、何か問題あるヤツだろ。
という考えなわけです。
まあ、その考えの是非は置いておいて、
もし面接の場で、「あ、ヤバイ、これは警戒されているかも・・。」
と思ったら、面接の最後にちょっとこんな言葉をさしはさむとよいかと思います。
「この年まで、仕事三昧でやってきて、
おかげでいまだに独り身ですが・・」
あとに続くのは、
「仕事への情熱は誰にも負けません。」
でもいいですし、
「御社でなら、私の今までの経験を存分に活かせるのではと期待しています。」
でもいいですし、
まあ、なんでもいいです。
ようするに、仕事頑張りすぎちゃって、機を逸しただけダゼ
ということをさり気にアピールしてみるとよいと思います。
なぜ結婚しないのか、なんて、誤解なく説明しようと思ったら、
3時間くらいかかりそうだしね。
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【心の問題】うつの連鎖反応(うんちく版)
2009年02月27日
うつの連鎖反応、昨日のストーリー版に続いて、
今日はうんちく版です。
a)仕事内容が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
b)仕事環境が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
c)そもそも、その部署にはうつになりやすい人が集まっている。
こないだもちょっと書きましたが、この条件が3つとも満たされたとき、
うつ病が発生しやすいような気がします。
a)仕事内容が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
→様々な人・部署との調整業務をメインとするような
バランス感覚の必要とされる仕事や、
業務内容や責任のわりに達成感の得られにくい仕事、
なんかがあてはまると思います。
b)仕事環境が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
→部署のリーダーが絶大な権力を持っている一方で、
人格的に問題がある場合や、デキない人間は過度に蔑まれる雰囲気、
まあいわゆる「助け合い」といったものが全く部署の中に存在しない
場合などがあてはまります。
c)そもそも、その部署にはうつになりやすい人が集まっている。
→たとえば、「比較的うつになりやすい性質」と言われるような
真面目にコツコツ几帳面、といったことが仕事柄必要とされる部署なんかだと、
そういう人が集められるので、単なる個人の性格というよりも、
それが集団の特性となっていたりします。
そして、身近なところにうつ病の人が出てくると、
その分、仕事をカバーしなくてはいけなくて、より一層ハードワークになり、
かつ、職場であまりオープンにできない話なんかが出てきて、
コソコソ「うつ」についてうわさが広まっていき、
ちょっとしたことでつまづいてリズムを壊したときに、
「アレ、これって、うつなのかな・・」
となっていくのです。
身近に「うつ病」である人がいると、
「アレ、これって、うつなのかな・・」と思う確率は、
そういう人が周囲に全然いない状況と比較すると、格段に高いです。
そして、「アレ・・?」と思ったことをきっかけに、
心療内科なんかに行くと、本人が「うつなんだと思う」と言うと、
大抵のお医者さんは、うつ認定をします。
(→関連する記事はコチラ)
そして、「うつなのかも?」が「ああ、やっぱりうつなんだ」になり、
周囲から見ると、「うつってうつるんだ・・」となるわけです。
こういうスパイラルに陥らないように、一番効果があるのは
職場に一人でいいから、普通に腹を割って話せる人がいることですね。
「Aさん、うつなんだってよ。」
「まじ、オレらもヤバイよなあ。」
「ほんと、ひとごとじゃないぜ。」
「お前、Aさんの代わりにやってるあのタスク、やばくね?オレもやるよ。」
「いや、いいってそんな・・」
「だって、別にお前がやらなきゃいけないって決まってるもんじゃねーしさ。」
みたいな会話さえできれば、
一人でうつスパイラルに入らなくてもいいように思います。
まずは、ちょっとしたランチ友達あたりから・・。
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ
「うつの連鎖反応シリーズ」はこれで終わり。
今日はうんちく版です。
a)仕事内容が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
b)仕事環境が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
c)そもそも、その部署にはうつになりやすい人が集まっている。
こないだもちょっと書きましたが、この条件が3つとも満たされたとき、
うつ病が発生しやすいような気がします。
a)仕事内容が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
→様々な人・部署との調整業務をメインとするような
バランス感覚の必要とされる仕事や、
業務内容や責任のわりに達成感の得られにくい仕事、
なんかがあてはまると思います。
b)仕事環境が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
→部署のリーダーが絶大な権力を持っている一方で、
人格的に問題がある場合や、デキない人間は過度に蔑まれる雰囲気、
まあいわゆる「助け合い」といったものが全く部署の中に存在しない
場合などがあてはまります。
c)そもそも、その部署にはうつになりやすい人が集まっている。
→たとえば、「比較的うつになりやすい性質」と言われるような
真面目にコツコツ几帳面、といったことが仕事柄必要とされる部署なんかだと、
そういう人が集められるので、単なる個人の性格というよりも、
それが集団の特性となっていたりします。
そして、身近なところにうつ病の人が出てくると、
その分、仕事をカバーしなくてはいけなくて、より一層ハードワークになり、
かつ、職場であまりオープンにできない話なんかが出てきて、
コソコソ「うつ」についてうわさが広まっていき、
ちょっとしたことでつまづいてリズムを壊したときに、
「アレ、これって、うつなのかな・・」
となっていくのです。
身近に「うつ病」である人がいると、
「アレ、これって、うつなのかな・・」と思う確率は、
そういう人が周囲に全然いない状況と比較すると、格段に高いです。
そして、「アレ・・?」と思ったことをきっかけに、
心療内科なんかに行くと、本人が「うつなんだと思う」と言うと、
大抵のお医者さんは、うつ認定をします。
(→関連する記事はコチラ)
そして、「うつなのかも?」が「ああ、やっぱりうつなんだ」になり、
周囲から見ると、「うつってうつるんだ・・」となるわけです。
こういうスパイラルに陥らないように、一番効果があるのは
職場に一人でいいから、普通に腹を割って話せる人がいることですね。
「Aさん、うつなんだってよ。」
「まじ、オレらもヤバイよなあ。」
「ほんと、ひとごとじゃないぜ。」
「お前、Aさんの代わりにやってるあのタスク、やばくね?オレもやるよ。」
「いや、いいってそんな・・」
「だって、別にお前がやらなきゃいけないって決まってるもんじゃねーしさ。」
みたいな会話さえできれば、
一人でうつスパイラルに入らなくてもいいように思います。
まずは、ちょっとしたランチ友達あたりから・・。
ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ ナカマ
「うつの連鎖反応シリーズ」はこれで終わり。
【心の問題】うつの連鎖反応(ストーリー版)
2009年02月26日
「うつの連鎖反応」について、
私がこういうものではないか、と思うところを
今日はストーリー仕立てでご紹介です。
************
同じ部署のAさんがどうも最近、きちんと会社に来ない。
朝、定時にちゃんと出勤していることがほとんどなく、昼過ぎや
遅いと夕方近くにやってくることもある。
マネージャーは、「あいつはほんと、仕事も遅い上に
会社にも来ないんじゃ、どうしようもねえな。」とかなんとか、
彼の悪口を言いながら、メンバーと笑っている。
そんな感じだから、Aさんが出勤してきた時の雰囲気もよくはない。
あからさまに文句を言ったりする人がいるわけではない。
でも、みんなが彼を無視している。
まるで、そのことについて話をしてはいけないようだ。
Aさんに、「なんでちゃんと来ないんだ」と正面きって聞く人もいない。
別にAさんが会社に来なくても、別にどうでもいいのだが、
彼の仕事が進まないせいで、私の仕事にまで影響が出ているのが腹が立つ。
彼の仕事は、社内の意見を取りまとめ、調整し、
週に一回の会議までに、全体の内諾をとっておくことだ。
そのことをマネージャーに訴えたところ、メンバー全員がいる前で、
「君、そんなことで仕事が進まないなんて私に訴えてくるなんて、
認識が間違っているよ。何年やってるの?
ちゃんと解決策を持ってこなくちゃ、
ただのクレーマーと一緒だよ、クレーマー!」
正直、マネージャーが言っていることは支離滅裂だと思う。
だが、メンバーの前で、しかも他の部署にも聞こえるような
大声であんなことを言われて、私は恥ずかしさのあまり、
顔が熱くなり、口もきけなくなり、反論もできなかった。
マネージャーのことは、もうあてにしない。
私はAさんの分も仕事をカバーすることにした。
もはや彼は、ほとんど出勤しない。休んだままだ。
どういう扱いになっているのか、部署のメンバーは全く知らない。
どうやら「うつ病」らしい、といううわさを聞いた。
毎日、帰りが午前すぎになる日が続いた。
ある日、私は寝坊してしまった。
飛び起きて会社に電話し、急いで出勤した。
到着と同時に、開口一番、マネージャーがこう言った。
「ようやく重役出勤ですかー!」
上司は笑っている。みんな笑っている。
確かにそのとおりだ。私としたことが、どういうことだろう…。
どうもあれ以来、朝きちんと起きられない。いや、起き上がることはできる。
ただ、支度にひどく時間がかかる。
先日などは、靴を履こうと玄関に座ったまま、気づくと1時間も経ってしまっていた。
最初の頃は、定刻前に、会社に電話連絡をしていたが、
それすらも億劫になってき、メールで連絡するようになり、
ついには昨日は連絡せずに、結局会社に行けなかった。
どうもこのごろ、Aさんの気分がなんとなくわかるような気がしてきた。
これが、うつなんだろうか。
************
私が見てきた中で、一番多かったのは
こんな感じのケースでしょうか。
(あ、ちなみに内容は完全なフィクションです。)
解説はまた明日。
私がこういうものではないか、と思うところを
今日はストーリー仕立てでご紹介です。
************
同じ部署のAさんがどうも最近、きちんと会社に来ない。
朝、定時にちゃんと出勤していることがほとんどなく、昼過ぎや
遅いと夕方近くにやってくることもある。
マネージャーは、「あいつはほんと、仕事も遅い上に
会社にも来ないんじゃ、どうしようもねえな。」とかなんとか、
彼の悪口を言いながら、メンバーと笑っている。
そんな感じだから、Aさんが出勤してきた時の雰囲気もよくはない。
あからさまに文句を言ったりする人がいるわけではない。
でも、みんなが彼を無視している。
まるで、そのことについて話をしてはいけないようだ。
Aさんに、「なんでちゃんと来ないんだ」と正面きって聞く人もいない。
別にAさんが会社に来なくても、別にどうでもいいのだが、
彼の仕事が進まないせいで、私の仕事にまで影響が出ているのが腹が立つ。
彼の仕事は、社内の意見を取りまとめ、調整し、
週に一回の会議までに、全体の内諾をとっておくことだ。
そのことをマネージャーに訴えたところ、メンバー全員がいる前で、
「君、そんなことで仕事が進まないなんて私に訴えてくるなんて、
認識が間違っているよ。何年やってるの?
ちゃんと解決策を持ってこなくちゃ、
ただのクレーマーと一緒だよ、クレーマー!」
正直、マネージャーが言っていることは支離滅裂だと思う。
だが、メンバーの前で、しかも他の部署にも聞こえるような
大声であんなことを言われて、私は恥ずかしさのあまり、
顔が熱くなり、口もきけなくなり、反論もできなかった。
マネージャーのことは、もうあてにしない。
私はAさんの分も仕事をカバーすることにした。
もはや彼は、ほとんど出勤しない。休んだままだ。
どういう扱いになっているのか、部署のメンバーは全く知らない。
どうやら「うつ病」らしい、といううわさを聞いた。
毎日、帰りが午前すぎになる日が続いた。
ある日、私は寝坊してしまった。
飛び起きて会社に電話し、急いで出勤した。
到着と同時に、開口一番、マネージャーがこう言った。
「ようやく重役出勤ですかー!」
上司は笑っている。みんな笑っている。
確かにそのとおりだ。私としたことが、どういうことだろう…。
どうもあれ以来、朝きちんと起きられない。いや、起き上がることはできる。
ただ、支度にひどく時間がかかる。
先日などは、靴を履こうと玄関に座ったまま、気づくと1時間も経ってしまっていた。
最初の頃は、定刻前に、会社に電話連絡をしていたが、
それすらも億劫になってき、メールで連絡するようになり、
ついには昨日は連絡せずに、結局会社に行けなかった。
どうもこのごろ、Aさんの気分がなんとなくわかるような気がしてきた。
これが、うつなんだろうか。
************
私が見てきた中で、一番多かったのは
こんな感じのケースでしょうか。
(あ、ちなみに内容は完全なフィクションです。)
解説はまた明日。
【心の問題】同じ部署でうつ病が多発する
2009年02月25日
今日は、面接裏マニュアルとはあんまり関係ない話です。
昨日の記事で「うつな気分が周囲を巻き込む・・」
と書いていて、ふと思い出しました。
「うつは伝染(うつ)る」
と主張する人たちがいます。
まあウイルスで発症する病気じゃありませんからね。
物理的な「伝染する」とは違うんですけど。
それに、なんか語弊が大きいというか、
うつ病と戦っている人が聞いたら怒り心頭な話なんですけど。
私も別に、リアルに伝染するとは思っていませんが、
人事の仕事をしていた期間、「確かにね」と思う状況には
しょっちゅう出会いました。
うつの連鎖反応、とでも言うんでしょうか。
いわゆる部署やチームのような小さな集団(せいぜい10名程度)で、
相ついで、うつ病になる人が
出ることが結構よくあります。
考えられる可能性は3つです。
a)仕事内容が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
b)仕事環境が、うつ状態を引き起こしやすいものである。
c)そもそも、その部署にはうつになりやすい人が集まっている。
ちなみに、私が所属していた部署、つまり人事もそうでした。アハ
ハイ、答え!
・・・・・・
まあ、正直この3つ、どれも原因だと思います。
むしろ、この3つが重なりあったときに、発症するんじゃないでしょうか。
明日は、うつになりやすい仕事、うつになりやすい環境、
うつになりやすい性格、そしてうつの連鎖反応のきっかけ、をご紹介。
【心の問題】うつ病→休職→退職→転職
2009年02月24日
久しぶりの心の問題シリーズです。
うつ病になると、人生における転機が色々とやってくるかと思いますが、
タイトルのとおり、
うつ病→休職→退職→転職
というのは、わりとよくあるケースではないかと思います。
このケースの「→転職」の部分についてです。
転職の面接の際には「うつ病で休職・退職した」ということは、
決して言ってはいけません。
別に、うつ病であったことを恥と思え、とか、
一生隠して暮らせ、とか言っているわけではありません。
うつ病であった人が、転職を機にきっぱり調子がよくなり、
何事もなかったように働いているケースを、私も何件も見ています。
うつ病というのは、かなり環境に左右される病気ですからね。
転職して、職場に信頼できる同僚ができたら、
そのことを打ち明けるのもいいでしょう。
笑って話せると最高だと思います。
でも、面接の時には決して言ってはいけません。
私の感覚値では、大体30人集めると、
その中に1人は「うつッ気」のある人が出現します。
そして、なんというんでしょう・・
うつな気分というのは、周囲をものすごく巻き込むのです。
モチロン、感染するとかそういうレベルの話ではなく、
伝播しやすいというか、影響を与えやすいのです。
人事の集まりなんかで、こういう話になると、
大抵の人が同意見でした。
応募者がうつ病経験者であることを知った
人事の人が、どう判断するかというと、
「排除するにこしたことはない。」
コレです。他にはありません。
だから、仮に面接で転職の理由や無職の期間が長かったことについて
執拗に尋ねられたとしても、そのことは決して言わないほうがいいです。
信頼できる相手以外には言わないほうがいいことは、
人事の人には言わないほうがいいということです。
(つまり、人事の人を信用するな、ということ。)
うつ病になると、人生における転機が色々とやってくるかと思いますが、
タイトルのとおり、
うつ病→休職→退職→転職
というのは、わりとよくあるケースではないかと思います。
このケースの「→転職」の部分についてです。
転職の面接の際には「うつ病で休職・退職した」ということは、
決して言ってはいけません。
別に、うつ病であったことを恥と思え、とか、
一生隠して暮らせ、とか言っているわけではありません。
うつ病であった人が、転職を機にきっぱり調子がよくなり、
何事もなかったように働いているケースを、私も何件も見ています。
うつ病というのは、かなり環境に左右される病気ですからね。
転職して、職場に信頼できる同僚ができたら、
そのことを打ち明けるのもいいでしょう。
笑って話せると最高だと思います。
でも、面接の時には決して言ってはいけません。
私の感覚値では、大体30人集めると、
その中に1人は「うつッ気」のある人が出現します。
そして、なんというんでしょう・・
うつな気分というのは、周囲をものすごく巻き込むのです。
モチロン、感染するとかそういうレベルの話ではなく、
伝播しやすいというか、影響を与えやすいのです。
人事の集まりなんかで、こういう話になると、
大抵の人が同意見でした。
応募者がうつ病経験者であることを知った
人事の人が、どう判断するかというと、
「排除するにこしたことはない。」
コレです。他にはありません。
だから、仮に面接で転職の理由や無職の期間が長かったことについて
執拗に尋ねられたとしても、そのことは決して言わないほうがいいです。
信頼できる相手以外には言わないほうがいいことは、
人事の人には言わないほうがいいということです。
(つまり、人事の人を信用するな、ということ。)
【キャリア】オープンなリファレンス(その2)
2009年02月16日
昨日の続き。
こういうリファレンスという仕組みが成り立つのは、
外資系企業において(特にアメリカ系)、
転職するのが悪いことではないからだと思う。
まあ、アレですね。
ことわざの「転石苔を生じず」が、イイ意味なのか
悪い意味なのか、みたいな・・。(たとえがオヤジくさい?)
だから、リファレンスを求められた上司なんかも、
もちろん転職することはすでに納得ずくの状況で、
「オーライ、いいよ。」みたいな感じなんだろう。
でも、ここJapanでは、結構ハードルが高い。
いまだに、「転職なんて辛抱のないヤツがすることだ」
という企業文化の会社は大いにある。
そんなところで、上司にリファレンスレターを依頼したって、
上司もあわてるし、上司がさらにその上司に相談するような事態に
なったりすることもあるかもしれない。
そもそもリファレンスレターを依頼されるということは、
採用決定一歩手前である。
普段は依頼していないのに、あえてリファレンスレターを依頼するのは、
コミュニケーション能力や人間関係になんか不安がある場合だ。
だから、どーしても無理と思ったら、
無理な理由を切々と訴えてみたらいいと思う。
自分はカクカクシカジカで転職すると決めており、上司にも説明済みだが、
上司はアータラコウタラで転職に納得していない。
公正なリファレンスを書いてくれるとは思えない、とか。
まあ、リファレンスは断ることそのものが
マイナスポイントになるんだけどね。
こういうリファレンスという仕組みが成り立つのは、
外資系企業において(特にアメリカ系)、
転職するのが悪いことではないからだと思う。
まあ、アレですね。
ことわざの「転石苔を生じず」が、イイ意味なのか
悪い意味なのか、みたいな・・。(たとえがオヤジくさい?)
だから、リファレンスを求められた上司なんかも、
もちろん転職することはすでに納得ずくの状況で、
「オーライ、いいよ。」みたいな感じなんだろう。
でも、ここJapanでは、結構ハードルが高い。
いまだに、「転職なんて辛抱のないヤツがすることだ」
という企業文化の会社は大いにある。
そんなところで、上司にリファレンスレターを依頼したって、
上司もあわてるし、上司がさらにその上司に相談するような事態に
なったりすることもあるかもしれない。
そもそもリファレンスレターを依頼されるということは、
採用決定一歩手前である。
普段は依頼していないのに、あえてリファレンスレターを依頼するのは、
コミュニケーション能力や人間関係になんか不安がある場合だ。
だから、どーしても無理と思ったら、
無理な理由を切々と訴えてみたらいいと思う。
自分はカクカクシカジカで転職すると決めており、上司にも説明済みだが、
上司はアータラコウタラで転職に納得していない。
公正なリファレンスを書いてくれるとは思えない、とか。
まあ、リファレンスは断ることそのものが
マイナスポイントになるんだけどね。
【キャリア】オープンなリファレンス
2009年02月15日
転職活動におけるリファレンスという言葉をご存知だろうか。
まあ直訳すると「参照」とかそんな意味なわけだが、
人事用語としての意味はちょっと違う。
先日のオファーレターに続いて、
外資系的人事用語のひとつだ。
(使い方)
採用担当者:「次回お越しいただく際に、リファレンスレターをお持ちください。
同僚の方・上司の方、どちらでも結構ですよ。」
応募者 :「わかりました。」
要するに、転職にあたっての推薦書とでもいいましょうか。
前職における仕事ぶり、仕事における長所や短所、
などを前職(または現職)の上司や同僚に
書いてもらうものです。
日本的企業で育った人には、ちょっと考えられない感覚だと思います。
私も初めて知ったときはビックリしました。
本人に、「リファレンスを出せ」と依頼するのを、
私は「オープンなリファレンス」と呼んでいました。
(クローズなリファレンスについては、また日を改めて。)
外資系に転職する場合には、リファレンスは、
結構普通に提出を要求されると思います。
詳細についてはまた明日。
まあ直訳すると「参照」とかそんな意味なわけだが、
人事用語としての意味はちょっと違う。
先日のオファーレターに続いて、
外資系的人事用語のひとつだ。
(使い方)
採用担当者:「次回お越しいただく際に、リファレンスレターをお持ちください。
同僚の方・上司の方、どちらでも結構ですよ。」
応募者 :「わかりました。」
要するに、転職にあたっての推薦書とでもいいましょうか。
前職における仕事ぶり、仕事における長所や短所、
などを前職(または現職)の上司や同僚に
書いてもらうものです。
日本的企業で育った人には、ちょっと考えられない感覚だと思います。
私も初めて知ったときはビックリしました。
本人に、「リファレンスを出せ」と依頼するのを、
私は「オープンなリファレンス」と呼んでいました。
(クローズなリファレンスについては、また日を改めて。)
外資系に転職する場合には、リファレンスは、
結構普通に提出を要求されると思います。
詳細についてはまた明日。
【キャリア】職務主義と職能主義
2009年02月14日
昨日、オファーレターについてちょっとご紹介しました。
このあたりは、外資系の風を感じたことがない方には、
ちょっとわかりにくいかなーと思いまして、今日はちょっとした解説です。
私が採用担当者として働いてた企業は、ベタベタの日本企業でしたが、
上司が外資系出身で、なんかこういうバタくさいことが好きだったのです。
国産企業と外資系企業で、仕事にたいする考え方が大きく違うのは、
職務主義と職能主義の考え方の違いだと言われています。
たとえば、定年直前のオジサンを想定してみましょう。
彼が今やっている仕事と言えば、派遣社員と同じ仕事です。
定年直前だし、会社も責任ある仕事をさせていないわけです。
でも、その前には、営業系の部署で部長としてブイブイ言わせていました。
ものすごく端折って言えば、
この人に対して、1000万円クラスのお給料を支払うのは職能主義、
派遣社員と同じくらいの400万円くらいのお給料を支払うのは職務主義、
といったところでしょうか。
今やっている仕事の重要度やその価値で給料が決まるのが職務主義、
その人がどのレベルの仕事ができるかで給料が決まるのが職能主義、
とも言えると思います。
だから、あなたにこの仕事をやってもらいますよ、だから給料いくらですよ、
ということを明示するのは、完全に職務主義的な外資系の考え方なわけです。
別に、どっちがいいとか悪いとかではなくて、
まあどちらもいいところと悪いところがあるわけです。
ウチの会社は、ほんっとに何もしないオッサンが高い給料もらってて、
オレみたいな働きものが安月給だ、
という不満がおありの場合は、
自分が将来どんなオッサンになるかを前提に、考えてみたらいいのです。
このあたりは、外資系の風を感じたことがない方には、
ちょっとわかりにくいかなーと思いまして、今日はちょっとした解説です。
私が採用担当者として働いてた企業は、ベタベタの日本企業でしたが、
上司が外資系出身で、なんかこういうバタくさいことが好きだったのです。
国産企業と外資系企業で、仕事にたいする考え方が大きく違うのは、
職務主義と職能主義の考え方の違いだと言われています。
たとえば、定年直前のオジサンを想定してみましょう。
彼が今やっている仕事と言えば、派遣社員と同じ仕事です。
定年直前だし、会社も責任ある仕事をさせていないわけです。
でも、その前には、営業系の部署で部長としてブイブイ言わせていました。
ものすごく端折って言えば、
この人に対して、1000万円クラスのお給料を支払うのは職能主義、
派遣社員と同じくらいの400万円くらいのお給料を支払うのは職務主義、
といったところでしょうか。
今やっている仕事の重要度やその価値で給料が決まるのが職務主義、
その人がどのレベルの仕事ができるかで給料が決まるのが職能主義、
とも言えると思います。
だから、あなたにこの仕事をやってもらいますよ、だから給料いくらですよ、
ということを明示するのは、完全に職務主義的な外資系の考え方なわけです。
別に、どっちがいいとか悪いとかではなくて、
まあどちらもいいところと悪いところがあるわけです。
ウチの会社は、ほんっとに何もしないオッサンが高い給料もらってて、
オレみたいな働きものが安月給だ、
という不満がおありの場合は、
自分が将来どんなオッサンになるかを前提に、考えてみたらいいのです。
【キャリア】ポジション・仕事内容を明確にさせるコツ
2009年02月13日
面接における交渉術シリーズ、最終回、
ポジション・仕事内容を明確にさせるコツです。
転職にあたって、どの程度事前にポジションや仕事内容を明確に
させたいかは人にもよるとおもいますが、
まあ、基本的にはっきりしているにこしたことはないと思います。
「何してもらうかは未定ですけど、とりあえず入社してください」
と言われるよりかは、
「あなたには、このチームのメンバーの一員として、
商品の仕入れ業務を担当して頂きます。」
と言われたほうが、安心なのは誰しも一緒だと思います。
とはいっても、どの会社もこういう風にキッチリ事前に
伝えてくれるとは限りません。
そこで有効なのは、
「オファーレターをください」
とお願いする方法です。
ま、内定通知書をかっこよく英語で言っただけの話です。
理由は例えば、
「妻が心配性なので、何か書面を見せて安心させたいのです」
でもいいですし、
「今の会社から強烈に引きとめされてまして、レターを見せて、
もう転職先も決まっていることを伝えたいのです」
でもいいと思います。
そして、
「あ、すみません。オファーレターには
想定年収と職務内容の記載をお願いします。」
と伝えれば、あとはOKです。
少なくとも、部署が決定していないとこの内容は書けないので、
最低限、どの部署になるかは決定すると思います。
ま、レターなんてもらわなくても、
安心して転職できるように、事前に自分の上司になる人と
色々相談できるのがベストですけどね。
【キャリア】年収アップをはかるコツ
2009年02月11日
面接における交渉術シリーズ、第二回、
年収アップをはかるコツです。
転職するなら、年収をアップさせたい。
というのは誰しも思うことでしょう。
いやむしろ、そのために転職するんじゃないでしょうか。
しかし、そこは奥ゆかしい日本人、
金の話はしづらい、という人も多いことと思います。
しかし、キャリア転職なんて、言ってみれば、
○○ができる人を、○○円で買う、ということに過ぎないのだから、
金の話をしないと始まらないはずなのです。
はずなのですが、
企業によっては、徹頭徹尾、お金の話をしない会社もあります。
いくら出すとも言わずに、「ぜひわが社に来て下さい」
なんて言ったりするのです。
そして、OKと言った人には、想定年収がわかりづらい雇用契約書を
送りつけるとかね。
しかもそういうことをする会社に限って、
意外と由緒正しくて、そこそこの規模の会社だったりする。
なもんだから、応募者も油断して、
「さすがに今より下がるってことはないよなー」
なんて感じで入社OKしてみて、後からビックリというのは、
わりとよくある話です。
だから、とりあえず、年収については、
今、いくらもらっていて、最低いくらは欲しくて、
その条件が満たされなければ、転職しない
ということをきっぱり主張しておくに限ると思います。
そのことだけちゃんと伝えておけば、
「この人採用したいなー、でも希望年収が高いんだよなー」と
思った人事の人は、
「ギリギリ出せてここまでです。でも、ウチは福利厚生もあるしさ・・」
とか、交渉してくるでしょう。
でも、主張しない人の場合は、会社側も、
この人はいくら出せばウチの会社に来る気なんだ?というのがわからなくて、
そうなるとやっぱり、一発目はちょっと低めでいってみるか、
ということになってしまうのです。
ま、アップを希望するなら、当然その妥当性は自信がないとダメですけどね。
事前に、人材紹介会社に相談に行って適正年収を調べてみるとか。
入社後にアップする可能性は十分ありますから、
なんて人事の言葉は安易に信じてはいけません。
年収アップをはかるコツです。
転職するなら、年収をアップさせたい。
というのは誰しも思うことでしょう。
いやむしろ、そのために転職するんじゃないでしょうか。
しかし、そこは奥ゆかしい日本人、
金の話はしづらい、という人も多いことと思います。
しかし、キャリア転職なんて、言ってみれば、
○○ができる人を、○○円で買う、ということに過ぎないのだから、
金の話をしないと始まらないはずなのです。
はずなのですが、
企業によっては、徹頭徹尾、お金の話をしない会社もあります。
いくら出すとも言わずに、「ぜひわが社に来て下さい」
なんて言ったりするのです。
そして、OKと言った人には、想定年収がわかりづらい雇用契約書を
送りつけるとかね。
しかもそういうことをする会社に限って、
意外と由緒正しくて、そこそこの規模の会社だったりする。
なもんだから、応募者も油断して、
「さすがに今より下がるってことはないよなー」
なんて感じで入社OKしてみて、後からビックリというのは、
わりとよくある話です。
だから、とりあえず、年収については、
今、いくらもらっていて、最低いくらは欲しくて、
その条件が満たされなければ、転職しない
ということをきっぱり主張しておくに限ると思います。
そのことだけちゃんと伝えておけば、
「この人採用したいなー、でも希望年収が高いんだよなー」と
思った人事の人は、
「ギリギリ出せてここまでです。でも、ウチは福利厚生もあるしさ・・」
とか、交渉してくるでしょう。
でも、主張しない人の場合は、会社側も、
この人はいくら出せばウチの会社に来る気なんだ?というのがわからなくて、
そうなるとやっぱり、一発目はちょっと低めでいってみるか、
ということになってしまうのです。
ま、アップを希望するなら、当然その妥当性は自信がないとダメですけどね。
事前に、人材紹介会社に相談に行って適正年収を調べてみるとか。
入社後にアップする可能性は十分ありますから、
なんて人事の言葉は安易に信じてはいけません。
【キャリア】採用可否の意思決定を急がせるコツ
2009年02月09日
面接における交渉術シリーズ、第一回、
採用可否の意思決定を急がせるコツです。
まあ、応募者にしてみれば、採用なのか不採用なのか、
どちらにしても結果は早いに越したことはないと思います。
(不採用なのに、結果連絡早すぎるのは落ち込みますけどね。)
でも、以前書いたことがあるように、
企業側にも遅いなら遅いなりの理由がある。
だから、そこを押して結果連絡を急がせるには、多少のコツがいる。
そのためには、
同時に選考を進めている企業が数社あり、
最終段階まで選考が進んだ場合の、
結果が出るタイミングを揃えていることを伝えておくのが、
一番効果的だと思う。
企業側としては、仮に1人しか採用枠がなかったとしたら、
何人かの候補者を並べてみて、一番いい人を採用したい、
というのが当然の思惑だ。
だから、企業側にとっては、
「面接の結果は特に急がないっス。
受けている会社はココだけっス。
連絡、ずっと待ってるっス。」
という応募者は、いいカモだと言えるだろう。
だから、面接で多少なりとも手ごたえを感じたら、
「他に2社ほど選考が進んでいる企業があります。
でも、私としては御社が第一希望なので、御社の結果が出るまで
2社に返答をするのを待ってもらっています。
とはいえ、返答の期限は来週ですので、なるべく早めに回答を
頂けると助かります。」
くらいのことを言っておくといいだろう。
これで、人事担当者に焦りが生まれることは
間違いなしだ。
【関連記事】
【キャリア】面接結果の連絡が遅いのは・・
【キャリア】面接後の結果連絡が遅い場合、何日待つか
採用可否の意思決定を急がせるコツです。
まあ、応募者にしてみれば、採用なのか不採用なのか、
どちらにしても結果は早いに越したことはないと思います。
(不採用なのに、結果連絡早すぎるのは落ち込みますけどね。)
でも、以前書いたことがあるように、
企業側にも遅いなら遅いなりの理由がある。
だから、そこを押して結果連絡を急がせるには、多少のコツがいる。
そのためには、
同時に選考を進めている企業が数社あり、
最終段階まで選考が進んだ場合の、
結果が出るタイミングを揃えていることを伝えておくのが、
一番効果的だと思う。
企業側としては、仮に1人しか採用枠がなかったとしたら、
何人かの候補者を並べてみて、一番いい人を採用したい、
というのが当然の思惑だ。
だから、企業側にとっては、
「面接の結果は特に急がないっス。
受けている会社はココだけっス。
連絡、ずっと待ってるっス。」
という応募者は、いいカモだと言えるだろう。
だから、面接で多少なりとも手ごたえを感じたら、
「他に2社ほど選考が進んでいる企業があります。
でも、私としては御社が第一希望なので、御社の結果が出るまで
2社に返答をするのを待ってもらっています。
とはいえ、返答の期限は来週ですので、なるべく早めに回答を
頂けると助かります。」
くらいのことを言っておくといいだろう。
これで、人事担当者に焦りが生まれることは
間違いなしだ。
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【キャリア】面接における交渉術
2009年02月07日
キャリア転職の方にとって、面接というのは
人生の転換期です。一大事です。
だから、当然のこと色々と応募者は交渉をするものです。
交渉なしに、ひたすら「雇ってくれビーム」を出すのは、
企業側にナメられる要因です。
最初から、雇って欲しい気持ちを全開120%にするのではなく、
「そちらもイイ人を採用したいでしょうが、
私もイイ会社に転職したいのです。」
という意思表示をキッチリしつつ、
選択権は会社側だけにあるわけではないことを
示しておくのがよろしいかと思います。
面接における交渉術というのは、
大きくは以下の3つではないかと思います。
<面接交渉のコツ3か条>
・採用可否の意思決定を急がせるコツ
・年収UPをはかるコツ
・ポジション/仕事内容を明確にさせるコツ
この3つくらいですかねぇ。
明日以降、一日一個ずつ、ご紹介していきます。
人生の転換期です。一大事です。
だから、当然のこと色々と応募者は交渉をするものです。
交渉なしに、ひたすら「雇ってくれビーム」を出すのは、
企業側にナメられる要因です。
最初から、雇って欲しい気持ちを全開120%にするのではなく、
「そちらもイイ人を採用したいでしょうが、
私もイイ会社に転職したいのです。」
という意思表示をキッチリしつつ、
選択権は会社側だけにあるわけではないことを
示しておくのがよろしいかと思います。
面接における交渉術というのは、
大きくは以下の3つではないかと思います。
<面接交渉のコツ3か条>
・採用可否の意思決定を急がせるコツ
・年収UPをはかるコツ
・ポジション/仕事内容を明確にさせるコツ
この3つくらいですかねぇ。
明日以降、一日一個ずつ、ご紹介していきます。
【新卒】自己分析ってキモチワルイ
2009年02月03日
そろそろ、来年度卒業の新卒さんの就職活動結果が
出始めているところだと思う。
景気も悪いことだし、苦戦している人が多いことでしょう。
就職活動時期になると、学生さんの間では、
こんな会話が飛び交っていると思う。
「ねえ、もう自己分析やった?」
「やべー、オレ、まだ自己分析すらしてないよ・・」
「ああ、自己分析やりなおさないとなあ・・」
会話をしている当人たちは気づかないと思うが、
気持ち悪い発言ですよね。これって。
自己分析って、ようするに
「自分はどういう人間で、何ができて、何をしていきたいのか」
を考えるってことですよね。
自己分析をしたからって、この問いへの答えが出るんですか・・?
と、思うのです。
取り掛かったら半日で終わるレポートと同じようなトーンで、
「あー、自己分析やらなきゃー」とか言ってる学生を見ると、
「オイオイ、お前の人生それでいいのか」と、そっと心の中でささやいてしまいます。
自己分析って言葉は、色々な分析ツールを販売している
企業が捏造(?)したものではないか、という気すらします。
自分がどういう人間で、これから何をしたいのか、なんてことは、
自分でこうだ、と決めるしかないと思います。
少なくとも、分析した結果、自動的にはじき出されるものではナイです。
多少周囲の人が、いや違うんじゃない・・?
と言ったとしても、でも、あなたが自分でそう決めて、
そういうふうに行動していけば、そうなっていくものだと思います。
(行動しないとなりませんけど。)
「自己分析」って言葉を聞くたびに、
「自己決定」とかに呼び名を変えたほうがいいんじゃないかと
そっと心の中でツッコんでいます。
【関連記事】
【新卒】自分のことがわかっていない人
【新卒・キャリア】評論家はいらない
出始めているところだと思う。
景気も悪いことだし、苦戦している人が多いことでしょう。
就職活動時期になると、学生さんの間では、
こんな会話が飛び交っていると思う。
「ねえ、もう自己分析やった?」
「やべー、オレ、まだ自己分析すらしてないよ・・」
「ああ、自己分析やりなおさないとなあ・・」
会話をしている当人たちは気づかないと思うが、
気持ち悪い発言ですよね。これって。
自己分析って、ようするに
「自分はどういう人間で、何ができて、何をしていきたいのか」
を考えるってことですよね。
自己分析をしたからって、この問いへの答えが出るんですか・・?
と、思うのです。
取り掛かったら半日で終わるレポートと同じようなトーンで、
「あー、自己分析やらなきゃー」とか言ってる学生を見ると、
「オイオイ、お前の人生それでいいのか」と、そっと心の中でささやいてしまいます。
自己分析って言葉は、色々な分析ツールを販売している
企業が捏造(?)したものではないか、という気すらします。
自分がどういう人間で、これから何をしたいのか、なんてことは、
自分でこうだ、と決めるしかないと思います。
少なくとも、分析した結果、自動的にはじき出されるものではナイです。
多少周囲の人が、いや違うんじゃない・・?
と言ったとしても、でも、あなたが自分でそう決めて、
そういうふうに行動していけば、そうなっていくものだと思います。
(行動しないとなりませんけど。)
「自己分析」って言葉を聞くたびに、
「自己決定」とかに呼び名を変えたほうがいいんじゃないかと
そっと心の中でツッコんでいます。
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【キャリア】ずっとあなたが好きだった
2009年02月02日
「ずっとあなたが好きだった」
そんな刺激的なセリフ、私生活では言われたことありませんが、
面接官をやっていた頃、そんな感じの体験をしたことがあります。
30歳前後の女性でした。
ボーイッシュな感じで、一見、20代半ばかな?という雰囲気。
その人が今までやってきた仕事とは、全く違う職種への応募でした。
普通なら、書類選考でNGにするところですが、
現職の会社はそこそこ堅くてよい会社であり、
バリバリ働いている様子だったので、まあちょっと会ってみるか、ということに。
会ってみると、これがまた優秀!な女性だった。
同席していた、もう一人の面接官も、面接途中ですっかり採用する気に
なったのがよく伝わってきた。
面接も終盤、
「どうして弊社に転職しようと?あなたなら今の会社でも活躍しているし、
他の転職先でもひくてあまたでしょう?」
と、聞いてみた。
その人は、ちょっと照れながらこう答えた。
「実は、私、新卒のときに御社を受けて、落ちてるんです。
会社説明会なんかで、会社の雰囲気に触れて、すごくすごく
入社したかったんですけど、落ちてしまって・・。
第一志望ではなかったところに入社して、それが今の会社なんです。
仕事はおもしろいですし、周囲のみなさんにもよくして頂いているのですが、
30歳を過ぎたことだし、何か新しいことしたいな、と思っていたときに、
たまたま御社の求人広告を見つけて・・。
新卒のときはダメでしたけど、私も成長しましたし、
今ならいけるんじゃないかって思ったんです。
あまり合理的な判断じゃないって思われるかもしれないですが、
私はずっと御社のファンでしたし、全く違う職種にチャレンジできるのも、
今が最後だと思いまして、思い切って応募してみました。」
ジーン・・・。
なんだろう、この感じ・・・。
すごい美女がいきなり現れて、「ずっとあなたが好きだった」
と告白されたような気持ち・・・。
つい、「いや、そんな、あなたに一途に思ってもらえるような
そんないい会社じゃないですよ」とか口走りそうになった。
トントン拍子で話が進み、その彼女は無事に転職してきた。
その後のことはよく知らないし、まだその会社にいるのかどうかもアヤシイが、
彼女のことなら、きっとどこかで活躍しているのでしょう。
彼女の好意(?)につけこんで、
年収をダウンして入社させたことを、恨んでないといいけど・・。
そんな刺激的なセリフ、私生活では言われたことありませんが、
面接官をやっていた頃、そんな感じの体験をしたことがあります。
30歳前後の女性でした。
ボーイッシュな感じで、一見、20代半ばかな?という雰囲気。
その人が今までやってきた仕事とは、全く違う職種への応募でした。
普通なら、書類選考でNGにするところですが、
現職の会社はそこそこ堅くてよい会社であり、
バリバリ働いている様子だったので、まあちょっと会ってみるか、ということに。
会ってみると、これがまた優秀!な女性だった。
同席していた、もう一人の面接官も、面接途中ですっかり採用する気に
なったのがよく伝わってきた。
面接も終盤、
「どうして弊社に転職しようと?あなたなら今の会社でも活躍しているし、
他の転職先でもひくてあまたでしょう?」
と、聞いてみた。
その人は、ちょっと照れながらこう答えた。
「実は、私、新卒のときに御社を受けて、落ちてるんです。
会社説明会なんかで、会社の雰囲気に触れて、すごくすごく
入社したかったんですけど、落ちてしまって・・。
第一志望ではなかったところに入社して、それが今の会社なんです。
仕事はおもしろいですし、周囲のみなさんにもよくして頂いているのですが、
30歳を過ぎたことだし、何か新しいことしたいな、と思っていたときに、
たまたま御社の求人広告を見つけて・・。
新卒のときはダメでしたけど、私も成長しましたし、
今ならいけるんじゃないかって思ったんです。
あまり合理的な判断じゃないって思われるかもしれないですが、
私はずっと御社のファンでしたし、全く違う職種にチャレンジできるのも、
今が最後だと思いまして、思い切って応募してみました。」
ジーン・・・。
なんだろう、この感じ・・・。
すごい美女がいきなり現れて、「ずっとあなたが好きだった」
と告白されたような気持ち・・・。
つい、「いや、そんな、あなたに一途に思ってもらえるような
そんないい会社じゃないですよ」とか口走りそうになった。
トントン拍子で話が進み、その彼女は無事に転職してきた。
その後のことはよく知らないし、まだその会社にいるのかどうかもアヤシイが、
彼女のことなら、きっとどこかで活躍しているのでしょう。
彼女の好意(?)につけこんで、
年収をダウンして入社させたことを、恨んでないといいけど・・。
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