【心の問題】うつ「病」なのか、うつ「気味」なのか

2009年01月14日
昨日の続き。

私がどういう風に、うつ病の人と関わっていたかというと、こんな感じだった。


上司 :
「オイ、あの部署の○○、最近会社来てないらしいから、ちょっと様子調べてきて、なんとかしろや」

私  :
「はあ。なんとかっつーと、どうするんですか?」

上司 :
「まあ、出勤させるなり、休職させるなり、辞めさせるなり、なんとかしろや」

私  :
「はあ。」



ちなみに私は、うつ病をはじめとする心の病なんかに詳しいわけでは全くない。正直言うと、たいして興味もない。


たまに、人事担当の人の中には、こういう心の病系の社員対応がすごく好きな人もいる。「参っちゃうよなー」とか言っていても、嬉々として対応していたりする。そのへんの感覚は、私にはよくわからない。気分は落ち込むし、できればあまりやりたくない仕事だった。


専門知識の全くない私が、そういう人たちと話しをする機会を持つ中で、自分なりに結論を出したことがある。


うつ病はその人が「うつかな?」と思った瞬間から病気だ。


本人が、そうだと言うのだったら、周りがどうこう言う問題じゃない。

風邪をひいているのとよく似ている。
熱がなかろうと、くしゃみも鼻水も出てなかろうと、本人が「ゾクゾクする。風邪ひいたっぽい。」といえば、風邪なのだ。

顔色が普通だろうと、きちんと話ができようと、本人が「気分が落ち込んで仕方ありません。うつ病のようです。」といえば、うつなのだ。


明日は、「あ、ヤバイ。オレ、うつ気味を通り越して、うつ病かもしれない」と思ったら、やっておいたほうがよいことをご紹介。


【続き】
【心の問題】やばい、オレ、うつ病かもと思ったら(1)


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